和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

歩いて行ける七福神巡り

2020-01-09 08:58:38 | 日記

左は恵比寿 右は大黑天

祖光院 文政8年1825年創建 禅宗・曹洞宗

毘沙門天

金谷寺 慶長5年1600年創建 禅宗・曹洞宗

布袋尊 

福昌寺観音堂 天正5年1577年創建 禅宗・曹洞宗

寿郎尊

慶林寺 永禄8年1565年創建 禅宗・曹洞宗

福禄寿

常真寺 慶安3年1650年創建 日蓮宗

弁財天

広徳寺 寛政3年1462年創建 禅宗・曹洞宗

松戸市の広報に「新春地元の七福神巡りをしませんか」という松戸史談会の案内が載っていました。一日だけで10キロ歩くことになりますが足が弱ってきている夫が途中で落ちこぼれる不安があったのでそれには参加せず二人だけで別の日に行く事にしました。二人だけだと自分のペースで行くことが出来ます。
七福神は布袋/恵比寿/ 大黒天/毘沙門天/弁財天/福禄寿/寿老人という、日本の神道や仏教(インドのヒンズー教由来)など多国籍な神様の集まりです。

まず始めは我が家から15分と近く彼岸花で有名な祖光院からのスタートでした。ここは恵比寿と大黒天にお参りしました。
次は八ケ崎2丁目にある毘沙門天の金谷寺でした。ここには七福神全部が祭ってあり昨年九月にオープンした松戸テラスモールのすぐ近くにあります。
四番目は幸谷にある福昌寺観音堂で布袋尊をお参りし、ここの観音堂には明治15年に描かれた幸谷観音野馬捕りの献額があります。
次に訪ねた寺は千代田線北小金の駅の線路沿いから数分のところにある慶林寺でした。
戦国時代の永禄8年(1565年)に高城胤吉が没すると、その妻[千葉昌胤(まさたね)の妹]は出家して月庵桂林尼(げつあんけいりんに)と号し、小金城東側の達磨堂の南に庵を建立しました。 高城胤(たね)忠(ただ)の開基ではないかと伝えられていてその子胤(たね)辰(とき)が母の冥福を祈って桂林寺を建立したそうです。1591年徳川家康から御朱印10石を受領しその時から慶林寺となりました。本堂裏手には桂林尼の墓所の他、野馬奉行の綿貫夏右衛門の墓所もありました。
六番目はそこからさらに10分ぐらい歩くと大谷口に常真寺が長い階段を降りた下にありました。
最後に行ったところは中世戦国期の小金城主高城氏の菩提寺である広徳寺でした。
広徳寺を最初に建てたのが高城下野守胤吉公(たかぎしもつけのかみたねよしこう)(通称 高城公)だそうです。

七福神巡りて古寺の歴史識る