アケビの棚から覗く花
アケビの雌花は雄花よりも大きく紫色の雌しべの先端には粘性がありここに花粉が付くことで受粉します。雌花の萼片は 3枚
アケビの雄花は垂れ下がった花序の先端に多数付き淡紫色の雄しべが 6個あります。
アケビの棚はいくつもあります
アケビの名の由来は、秋に楕円形の果実がつき、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子を覗かせる様子から、「開け実」の意味で名付けられたそうです。アケビは、地方によりアケビカズラとかアクビなどとも言います。
花は雄花と雌花で分かれて咲き、花の色は紫色や薄紫色、白色などがあります。3枚の花びらは半透明で厚みがあり、蝋細工のような光沢もあります。近づくとほんのりと芳香があるようです。
雄花と雌花の見分け方は、3枚の花びらの中心部が球状に包まるようについていれば雄花であり、雌花は雄花より花自体は大きく3㎝ぐらいで中心部が放射状に広がっています。
上から3枚目までは4月8日に撮影し残りの3枚は3月下旬と2回に分けて様子を見てました。
公園では棚を作っているので垂れ下がる実を楽しむことが出来、秋の収穫時期にまたアップしたいと思います。
鈴割のごと花木通楚々と揺れ