アカマツ広場のオオヤマレンゲは見頃です
標識10番付近のオオヤマレンゲは一番先に咲きだします
ヒメサユリ
ヒメサユリはあちらこちらに咲いています
エビネ
オキナグサ
ミヤコワスレ
「オオヤマ」は「近畿の屋根」と称される奈良県の大峰山系を意味し、同地に大山蓮華の自生が多いこと(あるいは単に「山に生える大きな」の意味だそうですが
花の形が蓮華(=ハス)に似ていることからオオヤマレンゲと命名されました。命名の起源となる大峰山系の自生地は昭和3年、史跡名勝天然記念物に指定されてます。
オオヤマレンゲの開花は葉が展開した後の5~7月で枝先に長い柄を出し、直径8~10センチ弱の白い花が下向き又は横向きに咲きます。
花弁は9枚あるように見えますが外側にある大きな3枚は花弁ではなく萼片です、
花の内側には多数の雌しべと雄しべがあり、葯(=雄しべの先端にある袋)の色や濃淡は品種や個体によって変異があるそうです。。
日本に自生するのは葯が黄色いものだそうです。庭木として近年植えられているのもあるそうですが。
一方ウケウケザキオオヤマレンゲは大山蓮華と違って花は上向きに咲きホウノキとオオヤマレンゲの雑種と言われています。(5月13日のブログでアップ済み)
昨年はアカマツ広場の大山蓮華は5輪しか花が咲かなかったそうですが今年は蕾を含めてこれからも咲き続け100輪ぐらいありそうです。とにかく花数が多くしかも
樹高は高くないので目の前で香りをかぐことが出来て念願がかない嬉しい訪問となりました。見ごろはまだ続きますよ。
大山蓮華ほのかな色香放ちけり