◇<自爆テロ>失敗した女性、哀しい結末-毎日新聞 7月19日12時35分更新
6月20日昼前、パレスチナの21才の女性がイスラエル領に入るため、エレズ検問所に現れた。彼女の前後で鉄柵が閉じられ、治安要員が服を脱ぐようスピーカーで命じた。
その時のビデオが、イスラエル軍から公開された。観念した彼女はポケットから黒いコード状の物を勢いよく引き抜く。だが、爆発しなかった。自爆に失敗して、彼女は手で顔を覆って泣き叫んだ。
彼女は明るく社交的な若い女性だったが、昨年12月に自宅で起きたガス爆発事故で全身に大やけどを負って以来、別人のようになってしまったという。
不幸な全身やけどで人生の歯車を狂わせた女は、パレスチナ解放のためには手段を選ばない過激派組織にその傷跡を利用され、その揚げ句にイスラエルの宣伝作戦にも使われたことになる。「抵抗のヒロイン」の実像は、あまりに哀れで悲しかった。
◇あまりに哀れで悲しかった
取材記者は「あまりに哀れで悲しかった」と、自らの情動を書きこみました。彼に共感を覚えます。いつも熱い心を燃やしていたいと思います。照れずに、この世から不幸をなくしたいと思います。
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