◇作家・目取真俊(めどるましゅん)さんの父は鉄血勤皇隊
朝日新聞7月27日「文芸の風」というシリーズ記事から、沖縄在住作家・目取真俊さんの話を次に一部転載します。
父親は14才で鉄血勤皇隊に加わった。米軍上陸後も、日本兵と銃を持って山にこもり、食料を必死で運んだ。だが、米軍につけられるのを恐れた日本兵が、自分を殺す相談をしているのを聞いた。
◇伊藤幸太郎さんはフィリピンで人肉食を見た
朝日新聞7月27日投書欄「声」、伊藤幸太郎さん(87才)の投書から次に一部転載します。
比島戦線従軍中の昭和20年7月7日、斥候を命じられ、部下2人とルソン島北部の山中を出発。
米軍の露営地跡で日本兵2人の射殺死体を見たがどうすることもできず山を下りると、川の近くで1人の日本兵が飯ごうで何かを煮ていた。傍らには死んだ別の兵士が横たわり、太ももの肉をえぐった跡があった。「何をやっとるか」と聞くと、彼は「自分が死んだら食べてくれと戦友が言った」という。一喝して前進した。
◇川本の感想
殺し殺され、とりわけ負け戦で殺され殺さればかりのその場所に置かれると、私もあなたもこのようなことをするかもしれません。
OpenOffice.org ワード・エクセル互換無料オフィスソフト
◎ブログ検索エンジン ◎人気blogランキングへ ◎RSSナビ ◎BS blog Ranking
◎週刊Blogランキング ◎PING.BLOGGERS.JP ◎WEB RANKING