[クリック]
2016/07/01 <改憲発議> 安倍首相 「改憲発議は参院選後」(毎日新聞 2015年02月04日)
2016/04/06 自爆テロと旧日本軍特攻の類似性について――わが内なる血に心せよ
2005/07/06 憲法9条についてどう考えるか-自衛力整備も考慮に入れて
幕末から続いた日本の内戦は1877年(明治10年)西南戦争でやっと終わりました。そして、明治憲法が1889年(明治22年)2月11日に公布、1890年(明治23年)11月29日に施行されました。
明治憲法下の日本は戦争続きでした。
自民党の憲法草案は明治型の日本をめざしています。
安倍内閣が軍備増強を続けています。防衛予算は4年連続で伸びています。
2016年度予算では、5兆円の大台に乗りました。
社会保障・社会福祉のために必要だと言って、政府は消費税を5%から8%に上げました。
しかし、その後に実施されたものは、生活保護費の削減、年金支給額の削減、介護事業所の基本報酬引き下げ等々、社会保障切り下げです。児童手当も削減しました。
安倍内閣は、昔の「富国強兵」明治型日本を夢見ています。憲法9条を護ろうではありませんか。
1894(明治27)―1895(明治28) 日清戦争 戦勝で台湾領有
1904(明治37)―1905(明治38) 日露戦争 戦勝で清国・旅順、大連
租借権、鉄道権益、樺太領有など獲得
1910(明治43) 日本が韓国併合
1912(明治45) 中華民国成立
1914(大正03)―1918(大正7) 第一次世界大戦に参戦
ドイツの中国・山東省権益を継承
ドイツ領南洋諸島を日本の委任統治領に
1918(大正07)―1922(大11) シベリヤ出兵(ロシア革命干渉戦争)
1920(大正09) 国際連盟に加入
1927(昭和02) 第一次中国・山東省出兵
1928(昭和03) 第二次山東省出兵、第三次増派出兵、日中両軍衝突
関東軍の工作 → 中国・瀋陽駅近くで張作霖・列車爆殺
1931(昭和06) 関東軍の謀略(鉄道爆破)で満州事変(=戦争)始まる
1932(昭和07) 満州国建国、 第一次上海事変 ※事変=戦争
1933(昭和08) 日中両軍が山海関で衝突
国際連盟脱退
1937(昭和12) 盧溝橋事件を機に日中戦争始まる、 第二次上海事変
12月、日本軍が南京占領
1938(昭和13) 張鼓峰事件―満州ソ連国境で日ソ両軍戦闘
1939(昭和14) ノモンハン―満州ソ連国境で日ソ大規模戦闘、日本完敗
1940(昭和15) 日中戦争を因として戦争を一気に拡大 北部仏印進駐
※仏印=仏領植民地=ベトナム、カンボジア、ラオス
1941(昭和16) 日中戦争を因として戦争拡大の一途 南部仏印進駐
太平洋戦争始まる(ハワイ・真珠湾攻撃))
1942(昭和17) シンガポール占領、フィリピン・マニラ占領
ミッドウェー海戦敗北、以後戦勢悪化の一途
1943(昭和18) ガダルカナル島大敗、アッツ島全滅
1944(昭和19) サイパン島全滅、南洋島嶼戦で全滅つづく
日本本土爆撃始まる
日本軍50万を投入して中国大陸打通作戦
食料補給がないため、進軍途次で徴発略奪をくり返す
東南アジアでも補給途絶のため徴発略奪をくり返す
1945(昭和20) 日本全国都市で敗戦まで無差別爆撃つづく
広島・長崎原爆投下、 沖縄戦で県民悲惨なめに遭う
--------------------------------------------------------------------------------
<私のアピール> 安倍総理退陣を願う
安倍内閣はデモクラシー日本を食い破る強権内閣です。
安倍総理退陣まで、国政で安倍自民党に“No”を !
安倍総理を支持する政党、政治家、安倍総理にすり寄る候補者に、
次の国政選挙で彼ら彼女らに“No”を !
安倍内閣はデモクラシー日本を食い破る強権内閣です。
安倍首相は「戦後レジームからの脱却」をめざしています。
安倍首相の抱く国家像は「明治リメーク日本」です。
平和な暮らしで栄えてきたデモクラシー日本。なぜ壊すのですか?
2012年12月26日、安倍内閣が成立しました。
アベノミクス効果で円安・株高が実現しました。
それは、日銀の巨額な国債購入、年金資金による巨額株式投資を伴っています。
円安効果で輸出大企業が栄えました。同じ円安効果で食品など生活関連品、電気代などエネルギー費が値上がりして、大衆には生活費切り詰め効果がありました。
アベノミクスの円安・株高効果の本質とは、なんでしょう?
国民大衆の生活費で、少数の大企業や株投資家の金庫を富ませている結果ではありませんか?
国の財政を浪費して危険度を高め、年金資金を危ないリスクに賭けることではありませんか?
アベノミクスで国民一般が潤うときは来ません。2015年夏以降、明らかに失敗しています。
安倍内閣下で特定秘密保護法が成立しました。安保関連諸法が成立しました。内閣法制局長官と、自民党・高村副総裁と、公明党・北側副代表の三者で手を握って、憲法違反の集団的自衛権を合憲だと、押し通しました。NHKの経営委員や会長には、安倍首相の息のかかった人が座りました。
政府に「批判的な」テレビ論調に政府・自民党の圧力がかかりました。
政府に「同調的な」テレビ論調に、圧力はありません。政府・自民党が「公平でない」のです。
テレビ局や公共の会館管理者などに自主規制が広がっているように見えます。
安倍内閣はデモクラシー日本を食い破る強権内閣です。安倍総理退陣を願っています。