梅雨は明けないけどいいお天気です。山へ行きたいけど暑いので、先週に引き続き島へ行きます。
家から山陽道福山東までは高速で。本日、前半は私が運転。運転席は日差しが強くて、途中で交替。鞆の浦は何度も行ったので、通り抜けて田島、横島へ行くつもり。
半島突端に磐台寺という古刹あり。現在の本堂は毛利輝元が再建したそうです。
本日、痛恨のデジカメ忘れ。スマホで少しだけ写真撮ります。
岩の上の観音堂。名前は聞いたことありますが、仙酔島にあるとばかり。同じ県内でもまだまだ知らないことがいっぱいです。
観音堂周りはウバメガシが群生。風の強いところに生える硬くて丈夫な木。県の木に指定された古木もありました。
ああ、それにしてもデジカメ忘れるとは…
お堂に上がります。高度感いっぱい。
お堂の周りは勾配があり手すりも低いので、スリル満点。
向こうが田島。この付近は源平の古戦場で、那須与一が放った矢が海底に刺さり、そこから木が生えて現在の矢島になったという伝説があるそうです。
井伏鱒二の「さざなみ軍記」で、平家の若き武将が島の乙女に恋するのはこの付近でしょうか。井伏は今の福山市出身なので、イメージしながら書いたのかもしれません。
島と島が重なり、どこが本土で、どこが島か分からない複雑な地形。人はそれを多島美と呼ぶ。
内海大橋通って田島へ。さらに睦橋通って横島へ。そこから引き返し、途中で食事してもう帰ります。
向こうが本土側。常石には大きな造船所があります。
釣り人多数。
青い海と空。夏になりました。
ずっと涼しかったので今日の暑さは応えました。
45歳くらいから登山始めて、県内の普通の観光地はあまり知らなかったけど、これからは珍しいところを探して訪ねてみたいものです。