暑い時は、緑の木陰が恋しい。
街中にいても、探せば大きな木があります。大きな木の陰を歩きましょう。
クスノキ。広島市郷土資料館。
その前はカルビー製菓所有。
そのもっと前は陸軍糧抹支廠。戦地に送る牛肉の缶詰作っていたそうです。
小説「黒い雨」では主人公はここで働いていた設定。旭町から徒歩通勤していたという。
クロガネモチ。煙突の基部だけが残っている。
裏は涼しげなケヤキ。
京橋川の堤防へ。下流は日陰少なくて暑い。
向かい側。平野町付近。昔は別荘通りと呼ばれていたそうですが、今はマンション。
広島では東に川のある土地が人気。通風、採光、眺望よし。
建っているのは広島大学跡地の高層マンション。
誰かが植えたスモークツリー。
ベンチと鶴見橋。左手、平和大通り。今年のカープ優勝パレードはあるのでしょうか。心配。
オニユリと被爆ヤナギ。ひこばえが元気です。
オニユリは実家にあった。私の背丈くらいあったように思うけど、それは子供だったから。
咲き残りのヤブカンゾウ。実家のケンショウジ(田んぼのニックネーム)の畔に毎年咲いていた。
田植えが終わって、その頃はもう子供は田んぼには行かない。
梅雨が明けたら蛍を取りに行くけれど、それも用水路がコンクリートになってからは見なくなった。
蛍は蚊帳の中に放して寝る。朝にはもう動かななくなっていた。いくらでもいるので資源保護は言わない。
20代の終わり、廿日市の広島総合病院(当時は佐伯総合病院)の敷地内で一匹だけ見たのが、私にとっては最後。
海に近いので、家の中でカニを見たことも。その頃は病院の中に住んでいたのです。
小さなお堂あり。
千切ちきり太子堂。江戸時代はこの付近に刑場があったそうで、その供養として。
街はずれ、山の際の淋しい場所だったのでしようか。
軒下。安永と享保の墓石あり。
比治山下まで。花は季節ごとに植え替えるらしい。
昔は松葉ボタンと言っていたけれど、今は?
園芸品種が分からない私。
沓脱石のような石に腰かけてしばしの休息。
川風が気持ちいい。
歩いている人はほとんどいない。静か。
勝手に枝を切らんように。
東大橋渡って右岸に。この付近は樹木が大きい。
土の道を歩く。右は土色の舗装路。
あまりに楽しそうだったので、失礼して後ろから。
虫よけ剤巻いてから、お弁当食べておられました。
草の上の昼食。
またまたお地蔵様。
延命地蔵尊。ご利益ありそう。
もう一時間半も歩きました。出会ったのは数人。
癒しの散歩は暑かった。。。。
次はまた別の場所を歩きたいと思います。