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家族の呼び方

2019-07-26 | 随想

屋上菜園のキュウリ/3年前。今年はうっかり水やりをしない日が続き、不作だそうです。残念。


先日の「チコちゃんに叱られる」で家族の呼び名を取り上げていた。

お兄ちゃん、お姉ちゃんというのになぜ弟ちゃん、妹ちゃんと言わないかって。

それは家族の中で最も小さい者を基準に呼ぶからだそうで。

なるほど。簡単なようだけど、そういう習慣なんですね。納得。

とすると、我が家は異端かもしれない。

息子たちはお互い名前を敬称抜きで。要するに呼び捨て。

私たち夫婦は、私は名前にさん付けで呼ばれ、私は夫を昔息子がつけたあだ名にさん付けで呼ぶ。

人前では先生が無難。名前だけで6つも音がある。面倒。

お父さん、お母さんとお互いを呼んだことは皆無。いえ、一度くらい呼ばれたかな。

「私はあなたのお母さんではありません。お母さんは**さん。産んでもないのに、あなたに責任取れません」とかわいくないことを、その時は言ったと思う。

だから、お爺さん、お婆さんと呼び合うこともない。


たかが呼び方だけど、その呼び方にその家のあり方が反映されている。

男女の別、長幼の序、我が家にはよその家より少ないかも。どの性に生まれるか、何番目に生まれるかは偶然。秩序を重んじるのは、そうして助け合って生きた時代の名残。かな?

自分の子供でもない人からお母さんと呼ばれると、とっても違和感ある私。この流れだと、この先、お婆さんと呼ばれるのかしら。孫でもない人から。

ああ、嫌だ嫌だ。私は私。名前で呼んでしい。そしてあたりさわりのない呼び方されないよう、これからも自分は自分と、誇りを持てるように暮らしていきたいもの。

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