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「ひとり暮らし」 谷川俊太郎

2020-09-08 | 読書

暑い時なので、少しの時間で読めるエッセィ集を呼んだ。

説明するまでもなく、日本を代表する詩人。外国語に訳された詩も多い。

これは1990年前後から2000年過ぎまで、各媒体に発表された短文を集めたもの。

共通するテーマはないけれど、全編を通じて感じるのは発想の自由さ、この時70前後だけど、外国へも仕事で出かけたりとフットワークの軽さ、そこのところが面白かった。

毎日書斎にこもって詩を書いているイメージだけど、毎日の暮らしを淡々と楽しみ、感じ、考え、詩になるのは最後の段階。

暮らし全体が詩人なのだと改めて思った。

詩は特にたくさん読んでいるわけではないので、機会を見つけてそちらのほうも読みたいと思った。

年取ると、体が心を支配するようになると言うのは卓見だと思った。

私はうんこ、しっこが生きることの究極の現実だと思っている。観念や幻想から自由になって、裸のからだ一貫で生きるのが老いというものかもしれない。110p

激しく同感

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裂織り、150㎝まで

2020-09-08 | 機織り

きょうは昨日の疲れを癒しつつ、涼しくなったので整理整頓兼ねつつ掃除していたら、機織りする気力なくなったけど、夕方から一時間で30センチくらい織った。

私の勘違いで270㎝掛けて、ぎりぎり200㎝できるかなと言う感じ。

今150㎝まで織った。

織り始めてから、経糸はタコ糸一色の方がきれいだと気が付いたけど、残り糸の整理なのでカラフルに。いえせめて紺とあと一色にすればよかったと反省。

結局、私のベッドの横に置くことになるかも。

その心は人目をはばかり、あってなきが如くに扱う恥ずかしの裂織り。

一昨日ニトリへ行ったら、台所のマットなどは2~3千円。きれいだし。手間かからないし。

さて、出来上がり、どんなかなあ~

そして驚くことに、コタツ布団裂いた布、少しで間に合う。残りはどうしましょうか?

コメント (4)
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タヌキ自慢

2020-09-08 | 日記

我が家の勝手口にタヌキが来ました。23年くらい前。

玄関横のスイレン鉢に、夜中過ぎ水飲みに来ていた。

初めはネコかと思ったけど、逃げる途中で止まって振り返るその顔が紛れもなくタヌキ。

タヌキ?タヌキ!!

大学の夏休みだった長男次男を呼んで、三人で見た。三男は学習塾に行っていてとうとう一度も見なかった。

毎夜、0時過ぎに現れ、次第に慣れて勝手口から家の中に入らんばかりの勢い。

飼おうかなと一瞬思ったけど、野生動物、飼育しないのがお互いのため。

ちぎったパンを投げるも匂い嗅ぐだけで食べず。

私がポン太と名前つけたら、見たこともない三男がポン吉がいいと言うので、それ以後はポン吉に。

ポン吉、今日は来ないねぇと言っていると、水飲みに来る。

嬉しかった。

でもポン吉君は10日間我が家に来ただけで、あとはフツリと来なくなりました。。。。

いつかまた、いつかまた来てくれると信じて待ちながら、もう長い年月が経ちました。ポン吉もおじいちゃんになって(勝手にオスと決めている)、もう孫の代かもしれません。私たちもこうしておじいちゃん、おばあちゃんになったんだから。

我が家ですか・・・一応、政令指定都市、人口130万の市街地のど真ん中。あえて言えば市内に小高い丘、山が点在して自然環境も一部で保たれていると言うことでしょうか。

元は広島湾に浮かぶ島いくつか。長い間の堆積と近世以後の新田開発で、元の島は市街地に取り囲まれてしまったけど、その残った自然伝いにやってきたのかもしれません。

この時は嬉しくてあちこちで自慢していたら、ある時話が変わっていて、我が家にイノシシが出る噂になっていました。

いくら何でもイノシシは・・・


こちらは数年前、宮島のさる民宿の庭に来たタヌキ。この時は友達と泊まりました。

見えるでしょうか。あの白いのが・・・

白タヌキです。見るとご利益があるそうです。

こちら茶色、沓脱石の上にちょこんと座っています。

うちに来たのよりだいぶ太っています。みんなにかわいがられているんでしょうか。

野生動物見ると嬉しくなるのはなぜ?

きっとそれは、同じ生き物でも、いろいろなしがらみなくて生きているのがうらやましいのかも。

エサ採るのは大変だけど、愛嬌で乗り切って行く。

コメント (2)
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