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白川郷へgo!!

2013-05-07 | 旅行

5/3 駅中のホテルから金沢市内を見る。

駐車場は駅舎の上。2年後には長野新幹線が延伸予定とのこと。

駅の入り口

金沢駅遠景

レンタカーで白川郷へgo!!向こうは白山付近。東海北陸自動車道は車少な目。快適に走ります。

合掌造りの家が並んでいます。資料館や商業施設になっているものもあります。

パノラマで。観光客多数。

通りを抜けて小高い丘へ登ります。集落全体が見渡せるとのことで期待が高まります。

集落を俯瞰します。今通ってきた土産物屋の通りです。丘の向こうに、昔ながらの生活をする桃源郷があるのかと思っていたので意外でした。

白川郷のイメージは、素朴な村人が昔ながらの暮らしをしていて、囲炉裏に粗朶をくべて五平餅を焼きながら、遠くから来た旅人=私をもてなしてくれるというもの。

産業構造が変わり、昔ながらの生活ができなくなって観光で村を残していく。いいのではないでしょうか。

とは言え、外国人ツアー客が畑に入りこんで、畑を踏んで記念撮影しています。グローバル化の波もここまでとは。

畑とは農家の人たちの生活手段、それを土足で踏むのはどうよ。どんな土地に行っても現地に生活する人に敬意を払わない人に観光する資格はない!!とむかつく私。でも言葉が通じないので文句言えません。

昔の日本人も世界のあちこちで似たことしていたのかも。

豪農だった和田家。今は資料館。上層階は養蚕をするスペースだった。

和田家の農具小屋。母屋の屋根の葺き替えのため、茅をstockしています。

遠景。山国の遅い春。

和田家正面

清流を泳ぐニジマス

小さな小屋も合掌造り。可愛らしい。

こちらはお寺の鐘搗堂兼山門。木で柱を立て、草で屋根をふく。アジアモンスーン地帯共通の建て方。

初めて見るのに懐かしいのは、この光景がDNAに組み込まれているから?

お寺も合掌造り。右から本堂、庫裏、山門。

民宿もたくさんあります。

二時間くらい見学して、食事もして今から帰ります。路線バス、観光バスが見えます。村営駐車場は一回500円です。向こうは移築した合掌造り民家園。施設が充実していて、便利に観光できます。金沢からは高速経由で約1時間。


 

五箇山の菅沼合掌集落。こちらの方が素朴で静かです。昔は加賀藩の流刑地だったそうです。こちらはツアー客はいません。さらに奥に相倉集落が。そこが本当の桃源郷かもしれませんが、今回は行く時間がなくて残念!!

旅のレポートは明日以降も続きます。また見てくださいね。


備忘として

昨日は今年二回目のタケノコ掘りに。約20本持ち帰り、あく抜きする。一部長男の家に届ける。玄関先で孫娘を抱いたらズシリと重くなっていた。

今朝、タケノコ山に上着を忘れたことを思い出し、一人で運転して回収に行った。片道1時間、往復2時間、これで午前中は潰れる。

午後、書類の不備があったので、追加で提出。夕方、友人が訪ねてきてくれた。病気で長く会えなかったけど、ご主人が車で送って来てくださった。連休中、急に会いたくなったとかで、留守中二回も来たんだとか。

20分くらい話して帰った。あんなに元気だったのにと思うと、涙が出そうになったけど、しばらく話しているとお互い若い頃の調子を取り戻した。何しろ半世紀近い付き合い、下宿に泊めてもらったこともあるし、心配事を聞いてもらったことも、相談事もと、いっぱい世話になった。

最後は、お互い元気でいましょうと話して別れた。ご主人が仏様のようなお顔になって、優しく世話されている姿に打たれた。

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42年後の北陸へ

2013-05-07 | 旅行

5/2夜~5/5まで、福井、金沢、白川郷などへ。お天気もよくていろいろなところを廻りました。

42年前にも白川郷以外の同じところを旅行しましたが、細かなことは全て失念。武家屋敷街は昔はただ歩くだけでしたが、観光施設が増えた印象。

白川郷は遠くていかなかったと思うけど、今は高速で金沢から一時間、白川郷インター至近、便利です。

白川郷。後ろは白山らしい。10年くらい前に登った。

日本の原風景、心のふるさとは、土産物屋、食堂、民宿、大型観光バス、中国からのツアー客などでたいそう賑わっておりました。

兼六園菊桜。先月造幣局で見ました。

一つの花に花弁は約300枚だそうです。

金沢城で。こちらの菓子販売はひろしま菓子博と違って無料で会場に入れるようです。少し買いました。

能衣装の無料着付け体験。面は本物、若い女性らしい。ガイドボランティアの方が着せてくれました。後ろは見本。

武家屋敷街

武家屋敷街近くの長町友禅館。友禅作家の工房で、見学、買い物などができます。

山代温泉は九谷焼発祥の地。こちら窯元。

翌日は東尋坊向かいの雄島へ。神社と灯台だけがある無人島。柱状節理の海岸に原生林。感動しました。

島を半周して海岸へ降りてみる。向こうは東尋坊から来た遊覧船。

東尋坊は大勢の人。遊覧船は一人3,000円。高いので乗りません。

北前船で栄えた三国湊。明治時代に建てられた小学校の建物が復元されて資料館になっています。

街の繁栄を物語る立派な建物。

三国湊で、今も残る古い街並み。雪国らしく、庇が深く風よけの袖壁も張り出しています。

日本最古の天守閣、国宝丸岡城。1948年の福井地震で壊れ、部材を使って再建したそうです。昔の部材を使えばそのまま国宝、広島城のように新しく再建されると国宝の指定が外れます。鹿苑寺金閣も同じ。

国宝広島城が消滅したのは戦争のせい。憲法96条改悪反対!!

京都駅では舞妓奉公に出した娘と再会し・・・嘘です。のぞみに乗り換えて帰宅。

昨年は雨と渋滞で散々、今年はいいお天気でした。金沢の人の気質は良くも悪くも京都風、昔の有名温泉地、至れり尽くせりの温泉旅館はビジネスモデルとしてはもう終わっていると思った。立派な温泉旅館が東京資本に買い取られ、価格破壊の施設としてリニューアルしていた。あーーーん、あそこに泊まりたかったよう。コストパフォーマンス悪すぎ。大泣。

詳しい旅日記はいずれまた。

 

 

 

 

 

 

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「絲的サバイバル」 絲山秋子

2013-05-02 | 読書

野呂山中服から広の街を見る。4/29


 

毎月、一人でキャンプしてそれをレポートするという雑誌の企画。小説を書くことの対極にあるようなアウトドア体験。しかし著者は車にキャンプ用品や食料を積み込み、近所のキャンプ場、講談社の敷地内、長野県の氷結した湖の上とどこでも神出鬼没、不便と一人を楽しみ、毎回いろいろな工夫を凝らした文章で読者を楽しませている。たくましく、かつ頼もしい。

美味しい豚汁の作り方、巻末のキャンプの心得などが参考になった。女一人で、屋外で夜を明かして危なくないのかと心配したけれど、日本という国は本当に安全で大丈夫なんだと分かった。私には到底できないけど。

群馬県の、航空機事故のあった近くにキャンプをした時の不思議な体験。私は霊魂というものを信じないので、多分何かの錯覚だと思うけど、何かの音などで暗示にかかるということはあるのかもしれない。思っている人にだけ聞こえる不思議な現象と思うことにしよう。

私の祖母が言っておりました。「死んだ人が祟るなんてのは迷信、死んだ人はみんな生きているものの幸せを見守ってくれている」そうです。田舎の教養もない昔の人でしたが、迷信だけは嫌っていましたね。非業の死を遂げた人も、そこらへんにまだ漂ってなんかいないと私は思います。それを思うのはこちらの側の思い込み。もちろん、悼み、覚えておくことは大切ですが、死んだ上に怖がられるなんて、あまりにかわいそうです。

おやまあ、内容からどんどん逸脱してしまいました。そうそう、思い出した、教育学部のSERAクンもあの時亡くなったんだった。怖かっただろうなあ。とふと思い出した。

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千葉家住宅

2013-05-01 | 日記

先月25日、海田の千葉家を見学しました。千葉家が町に寄付し、個人向けの一般公開が始まりました。

現在は第1と第3の日曜日、第2と第4の木曜日で、地元ボランティアの方が邸内を案内してくれます。

JR海田市を降りて山に向かって5分ほど歩くと東西に延びる旧西国街道に出会います。

街道の面影。車の先付近が千葉家住宅です。

千葉家住宅。街道に面して建物が残っています。

千葉家の祖は関東にあり、16世紀に安芸の国へ移住。大内、毛利などにつかえ、近世には海田で醸造業の傍ら、街道筋の役職を務めた。現在、広島市と近辺にある千葉倉庫はこちらの一族が経営とのこと。

「天下於くり」の御用箱。公文書がくると手許に写しを残し、次の宿駅まで廻送します。

寛政年間(18世紀半ば)建築の書院。元は武家、伝来の兜なども。

行楽用の小振りな囲碁セット。碁石入れの蒔絵が見事。

欄間

風呂場に床の間

手洗いに刀掛け。確かに邪魔ですよね。

庭から見た書院と蔵

庭は広島市の縮景園と同じ造園師の手になるとか。なんとなく似たイメージ。

海田市付近は昔の西国街道のの面影がよく残っている。地元ボランティアグループによるガイドツアーあり。

駅前には案内板もあるので、一人で歩いても楽しそうです。機会があればぜひどうぞ。

 

 

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