橋を渡る。
下流。似島と宮島。
市中心部方面。
栴檀。
地下道くぐって。
今が盛り。
並木道。
公園へ。
人は少ない。
サクラはほぼ散っている。
小さな祠。
10代終わりからの四年間、私はこの近くに住み、息子一家も一年くらい住んでいた。
この公園は落ち葉の掃除をしないので腐葉土が多く、トカゲのエサのミミズを獲りに来ていたとか。
昨日、我が家に来て話していた。
川べりのエノキ。
鷹野橋商店街。
昔の公設市場はかなり広かった。二年くらい前に土地が一括して買い上げられたらしく、マンション工事が始まっている。
https://www.socio-g.com/ts/
上の写真は商店街から続くエントランス部分。さらに奥にマンション本体が建つらしい。
市役所本庁舎から徒歩数分の好立地。高いんだろうなあ。まあ、私には関係ないけど。
四年間、よく買い物に行った店も今はほとんどなくなって、時代の流れをひしひしと。
帰宅したら下の孫が「お帰りッ!」と元気よく迎えてくれた。
お母さんとお姉ちゃんは用事があるので直ぐ帰ったらしい。昆虫図鑑だけ持って帰っていた。
夫の録画していた「半沢直樹」の最終回を見ながら、昼ご飯作っている私のところまできて「とうどりは下に名前が付かないんだよ。豆知識!!」と教えてくれた。
「そうだね、上につくんだね」と答える私。
やがてお父さんが双六持って現れ、三世代で遊ぶ。
ばあちゃんは複雑なルールがなかなか憶えられない。
都道府県の名前を書く。
習ってない漢字はお父さんとおばあちゃんに聞く。
ああ、りつとうねとかこざとへんねとか言いながらスイスイ書いて行く。
漢字大好きだそうで。
しっかりしたきれいな字を書くので褒めていたら、夫が帰ってきて「ほめると調子に乗る」と孫に嫉妬している?
「要求水準が高くて、あんたたち、あまり褒めなかった。ごめんね」と、息子に向かって今さらながらの遅すぎる反省をする母親=私。
「よく勉強頑張ったもんね」と言うと「子供には中学受験させない」そうで。
「自分の子供だから自分で好きにすればいいんじゃないの」と答える私。
私は、姑様みたいに孫が40代になるまでとても生きてはいないはず。
でも、きっといい人生を歩むに違いないと今から思っている。
近所の店でたこ焼き4パック買って持たせて、夕方には二人は帰っていきました。
三々五々現れ、また各自都合のいい時に帰っていく長男一家。帰れる家のある者こそ幸いなれ。
偶数月には帰省して姑様の家に泊まっていた義妹も、面会できないので10月はとうとう来なかった。少しずつ周りの景色が変わっていくからこそ、今の一瞬を大切に。
今年の紅葉は、あっという間に終わりそう。季節の移ろいが一層身に染みるのも私が年取ったから?
いえいえまだ若い。この世のいい思い出だけ持ってあの世とやらへ参りましょうって・・・言ってることがまるで年寄り。