昨年の台風19号で受けた被害の復旧が未だ続いています。大きな所は市で復旧工事が予定されている所以外ほぼ一段落しました。しかし、小さいところが大分あります。近年は全く自然災害がない年の方が珍しくなりました。昨年の台風のような大きな災害がなくても水路の小さな補修は毎年やらないといけません。
一つ一つ地道にやるだけです。
一つ一つ地道にやるだけです。
水路や土手の土止めに使うのは山から切り出した栗の木。栗の木は水に強く、丈夫で長持ちします。他の木では代替えできません。
杭を掛け矢で打ち込み、横木を入れるなどして土止めをします。
今年は数が多いのでやや粗っぽくなってしまいました。
杭や横木はストックしていたものを使いますが、場所によってはその場でチェーンソーで杭を作り、補修に使用することもあります。
ここは大きく崩されました。
少し不格好になりましたが、大丈夫でしょう。
以前に杭を打ち込んでいるところも手直ししました。
今年は延べにしたら何日このような作業をやっているでしょうか。ほとんど雪が降らないので仕事には好都合ですが、2月になってかなり冷え込んだ日もあり楽ではありません。有り難くない仕事ですが、里山で米作りをするためには欠かせない作業なのです。