里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

伐採した栗の木を運び杭を作る

2020年02月06日 | 野山

 先日来伐採していた栗の木を運び出しました。
 木の大小ありますが10数本切りました。もう少し切りたいところですが、片づけることも考えて、これで終了することにしました。


今日は久しぶりに冷え込んだものの今年の冬は雪も降らず暖かく、山仕事をするには有り難い天候です。木の形に合わせて玉切りしたものを山から運び出し寄せ集めました。小さいものを含めれば7、80本あるでしょうか。


 ここからは運搬機で家まで運びます。この運搬機は40年くらい使う年代物です。


両親健在の頃は沢山稼働していましたが、今は年に何日も使いません。オイル交換や注油などメンテナンスを怠らないようにして長持ちさせるよう心がけています。ただキャタピラには大分ひびが入っているので、無理は出来ません。数回に分けて運びます。


 これは、1年前に伐採していたもの。太くて重く扱うのが大変なため軽くなるまで放置していました。それでも重く、割ってから運びます。腐っているように見えますが土止めなどに使うには何の問題もありません。栗の木は表面の皮は腐ってしまいますが、中身は非常に長持ちします。


 一部の玉切りした短い栗材は、その場で杭を作りました。近くの補修にそのまま使います。横木として使いそうなものもそのまま残しました。


 家に運んだ栗材は、長く玉切りしたものなど状態をみながら区分して保管します。当面必要なものは補修用の杭ですが、太いものは割ってから杭にします。長さを3種類くらいに分けて作りました。

これは長めの杭。


里山では天然の資源を有効利用するのが先人の教えです。