里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

篠竹を水墨画で描く

2020年02月17日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙

 篠竹(しのだけ)を水墨画で描きました。
 竹は水墨画ではよく描かれる題材ですが、たいがい孟宗竹などの太い竹かと思います。篠竹採りをしたので、敢えて細い篠竹を描いてみました。篠竹の特徴はまず細いこと。そして、すんなりと伸び、高さは2メートル程度、高くても2.5メートルです。葉は特に上の方に多く付きます。     
 何といっても他の竹と違うのは、各節の皮が生長しても付いたままだと言うことです。他の竹は生長すると皮は剥がれて落ちてしまいますが、篠竹はピッタリと付いていていつまでも剥がれません。画にしてしまうと竹の種類までは分りにくくなりますが、篠竹はこれで分かります。