里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ダイコンの種を播く

2024年04月07日 | 畑:根菜類

春ダイコンの種を播きました。
すでに半月以上前には肥料を帯状に散布し耕耘、逆転ロータで畝立てし黒マルチを掛けています。


但し、この場所は強粘土質で過湿気味のところを耕耘したため条件は良くありません。
マルチの穴開けに愛用しているのがこの「穴あけかんたん器」と言う簡単な道具。


安価で頗る単純な道具ながら、開けたマルチが散らばらないよう出来ています。


昔は空き缶に炭火を入れて穴を開けていましたが、よく風で散らばりました。
もう10数年にはなるでしょう。多少修理するも容易に壊れません。
条間、株間とも30㎝の2条植えになるよう千鳥に播き穴を開けました。


小さなドリンク瓶で播き壺を作ります。


品種は「春の都」と「新春蒔総太り」の2品種。


何れも青首で、トウ立ちしにくい晩抽性品種です。
「春の都」の方が少し肥大が早く収穫期にずれがあるので、今年も2品種作ってみます。
1カ所に3粒播き。これが「春の都」。これは種子消毒されていません。


これが「新春蒔総太り」。チウラム剤で種子消毒されているので青い色です。


播き壺の周りの土を手で崩して覆土し、軽く鎮圧。


保温と保湿の効果を期待して不織布をべた掛けします。


雨に叩かれるのも多少は軽減されるでしょうか。
晩抽性品種と言えどもごく小さいうちに強い低温に遭えばトウ立ちのリスクがあります。
昔は3月にポリトンネル播きもよくやりました。それでもトウ立ちすることがありました。
トウ立ちも根が太ってからのごく短い程度なら実用的に問題ありません。
今月になり気温が高い傾向なので大丈夫でしょう。



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