テレビ局にはテレビ番組制作の
スタジオが複数あります
それぞれスタジオ専用のテレビカメラが
あるのが理想です
… … …
カラー放送は最初
オランダ・フィリップスからの輸入で
カラーカメラ4台ではじめました
この4台のカラーカメラを
カラー番組を制作するスタジオに
移動して使用していましたから
時間と労力が大変でした
やがて国産のカラーカメラが製作されます
東芝,日電(NEC=日本電気)などです
肝心のカラー撮像管のプランビコン管は
松下電器(現・パナソニック)が製造することになりました
フィリップスのカラーカメラのレンズは
イギリス、テーラーホブソンのバロタール10倍の
電動ズームレンズでした
国産のカラーカメラのレンズマウントは
テーラーホブソン・マウントに揃えました
レンズの絞りをコントロールする電圧も
レンズとカメラとをつなぐケーブルの芯数も
コネクターもテーラーレンズ、フィリップスカメラと同じでした
やがてカラーカメラ用の国産ズームレンズが
現れます。