毎年、放送局や放送技術者に
アッピールする放送機器展が
開かれます
ラジオには新しいワイヤレスマイクや
１日分のブログラムを
用意できるハードディスクなど
珍しい機器が並びました
ズームも高倍率の重量級ばかりでなく
ENG取材用のハンディ・カメラ用の
軽量のズームレンズが並びます
ハンディカメラ用ズームレンズも
ズーム比１０倍以上が相場でした
ハンディ用レンズは最初から電動ズームでした
ENG取材でハンディカメラを右肩に担ぎます
左手はフォーカスを調節するリングをつかみます
右手は電動ズームのシーソーレバーを前後に倒して
構図を整えるか、ズームイン・アウトを操作します
電動ズームを使わないときは、右手でクラッチレバーを
操作すると，手動ズームになります
ハンディカメラ用のズームレンズも
キヤノンとフジノンで占めていましたが
やっと日本光学のニッコールが参入してきました
ニュースで、話題の政治家やタレントを
各テレビ取材班が取り囲むことがあります
各取材班は手持ちのライト（バッテリー駆動）を
あちこちから被写体を照らします
ズームレンズは逆光に特に弱いのです
ENGカメラのフレームに強烈な逆ライトが入ると
ハレーション，フレアーで画面が真っ白になりました
最近のニュースを見ますと
他社のライトが逆光で画面に写っても
昔ほどハレーションもフレアーも出ません
最近のレンズはレンズ構成、コーティングが
よくなったのか、逆光に強い
ズームレンズなってきました
