初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

人間の眼

2011年10月27日 21時31分47秒 | Weblog


人間の眼についてもう少し

カラーフィルム(リバーサル)の出現で

色温度という言葉が出てきました



晴天,曇天,電灯光で

色温度が違うのです



人間の眼は色温度について完全に

自動化されているので

朝でもカクテル光線になる夕方でも、

白いものは白く見えます(感じます)



それがカラーフィルムでは

色温度という厄介な問題が現れて

色温度変換フィルターが必要になりました



デジタルカメラになって

ホワイトバランスという

言葉に変わり、

人間の眼に少し近づいて

AWB(オートホワイトバランス)となりましたが



人間の眼は、明るいところから暗いところまで

自動露出です



写真を撮ろうとして被写体を見つめますと

眼は自動露出でまぶしくなくなり

オートホワイトバランスで

色の傾きも修整されてしまいます



被写体の色の傾きは色温度計で、

露出は露出計で測らないとわかりません



ある写真作家が、

「人間の眼はいい加減だから

露出計で露出を計り

色温度計で色の傾きを測らなくてはならない」

と申されていました。



私はむしろ人間の眼が完全自動化されていて

それに比べてフィルムの方が

いい加減なのだと思っています

… … …

ロボットがどんどん発達していって

人間に近づくにはロボットの眼は大変でしょう