親父は23歳で東京巣鴨の
國活(こっかつ)撮影所で活動屋になりました
しかし、翌年の関東大震災で東京にあった
各撮影所は壊滅してしまいました
関西で各撮影所は再起しますが
やがて、京都に落ち着くことになります
時代劇映画にとって、京都には
歴史的な神社仏閣が豊富だからです
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撮影所の近くに神社仏閣があるのですから
時代劇のロケーションに便利でした
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上賀茂神社、下鴨神社(糺の森)、
二条城、妙心寺、御所、南禅寺山門と境内
青蓮院(しょうれんいん)、仁和寺、梅宮神社、嵐山の天竜寺
化野の念仏寺、大原野の竹藪、
東映の時代劇、テレビ映画「暴れん坊将軍」(松平健)
(サンテレビ再々放映中)や「遠山の金さん」(松方弘樹)には
毎回のように嵐山、大覚寺の大沢池、
仁和寺境内(五重塔)、
京都府八幡市にある流れ橋(上津屋橋=こうづやばし)など
東映撮影所から近くにあるので時間もかからず
予算的にも大変ありがたいのでした