中学、高校の算数の授業では
連立方程式とか,因数分解、
三角関数,常用対数など
難しくなってきました
例えば常用対数の計算結果を
すばやく知るには数表(すうひょう)を
使うという授業がありました。
数表の引き方の基本の授業でしたから
数表は簡単な薄いものでした
大学には入って、実験レボートの
計算には数表は勿論ですが、新しく
概算を知る方法として計算尺が
使われていました。
計算尺は乗除、三角関数…で
加減は出来ません。
大学のK教授の研究室に
機械式のタイガー計算機が置かれていました
この計算機は、数値を入れて,ハンドルを
回していくと,結果(答)が出ると、
チーンと音がするのでハンドルを止めて
窓に現れた数値を読むという構造でした
欧州でもいろいろ機械式計算機が考えられて
いたのでしょうが、今回の日本の電卓は
テンキーで数値を、そして
×÷+-と数式通り入れて=キーを押すと
答が表示される。画期的な製品です
「電卓」という言葉とともに、世界に
輸出されました