■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 福沢諭吉翁の「学問のすすめ」
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「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。<o:p></o:p>
日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。
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■ 今日のおすすめ<o:p></o:p>
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■ 福沢諭吉翁の「学問のすすめ」
17編から構成され、明治5年から明治9年に執筆・発行。明治13年に一冊の本として出版された福澤諭吉の「学問のすすめ」。
最終的には300万部以上売れたと言われていますが、当時の日本の人口が3,000万人程であったので、実に日本人の10人に1人が読んだことになります。現在のような大規模な流通網はなく、広告宣伝も難しかった時代においては驚異的なベストセラーと言えるでしょう。
福澤諭吉の熱い想いが文章に現れています。「賢い人と愚かな人の違いは学ぶか学ばないかによる」「生きた証を残せ」「古人を超えろ」
学問とは何か?については、「生活に役立つ実学を」「本を読むだけでなく、実生活そのものも学問」
学問をする理由について、「日々の判断力を確立するため」「正しい実行力を」と言っています。
また、学問という枠を超えて、愛国心、政府と人民の関係なども取り上げています。
こんな記述も。
「人間社会の最大の欠点は他人の幸福をねたみ、恨むこと」
まだ西南戦争の前、士族の不満が渦巻き、日本初の鉄道が走り、日本初のガス燈が灯った時代に書かれ、以来約140年近く経ちました。
時代背景は大きく変わりましたが、「学問のすすめ」が言っていることは、ますます輝きを増しているような気がします。
資料出典: J-NET21
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【 注 】<o:p></o:p>
著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。<o:p></o:p>
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