経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【お節介焼き情報】 会議で反対する場合の代案の考え方

2024-11-27 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報 会議で反対する場合の代案の考え方  

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

◆ 会議で反対する場合の代案の考え方
 しばしば耳にする言葉として、「反対するのなら代案を出せ」という言葉があります。
 「反対」する人には、それなりの思いがあると考えます。
① 「あいつは嫌いだから」「違う正答だから」「宗教が違うから」「あの国の人間だから」というような反対姿勢もあります。
② 「ただ単にやりたくないから反対してる」
③ 「言っていることはわかるけど、なにか自分にはしっくりこない」というような曖昧な状況というのは多いでしょう。
④ それに対して、「明らかに相手の言っていることは容認できない」と、その主張に賛同できない反対もあります。

 「反対するなら代案を出すべき」という視点で見ますと、「代案もなく、ただ反対するのは無責任だ」という見方をされても仕方がないような人が多いです。単に反対するだけで終わってしまうと議論が先に進みません。
 主体性や当事者意識がないために反対している人もいます。そのような人は「どうすればいいか分からないけど反対」という考えでいるようです。テーマに沿って重考すれば、自分のスタンスを絞り込むことができるはずですが、そのようなことをしない人です。
 評論家的な、無責任な発言をして得意げにしている人もいます。そのような迎合する人も多いです。
 会議やミーティングなどでは、自分だけではなく他の人も時間的拘束を受けているわけで、中身の薄い意見に時間を費やすことは大きな損失です。
 視点を変えて、逆に、「代案がなくても反対しても良いのではないか」という観点で見てみましょう。

【経営コンサルタントへの道】

 


 
  長い経営コンサルタント経歴の基、書かれたページで、経営コンサルタントになるひとの60%ものの人が目を通しています。
 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月26日 ◇ミスドの戦略 ◇東京下町の代表「深川」 ◇あたりまえ経営のすすめ

2024-11-27 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月26日 ◇ミスドの戦略 ◇東京下町の代表「深川」 ◇あたりまえ経営のすすめ 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

◇経営コンサルタントから見た最近のミスド
 「ミスタードーナツ(ミスド)が、めちゃくちゃ閉店している」という旨のポストがX(旧ツイッター)上で話題となったそうです。
 10月31日に、開業52年の長寿店「ミスド秋葉原店」が閉店したことで憶測が広がったようです。
 近年、ミスドは非常に店頭が込んでいて、業績は好調です。それなのに、なぜ、このようなことが炎上するのでしょうか。
 その理由と考えられるのが、ミスドの営業戦略にあると考えます。現在、スクラップ・アンド・ビルドを進行させ、高付加価値化を狙っています。MOSとの提携店を出店するなど、その一端を推測できます。
 そのために、閉店が目立つだけで、その近隣に、より立地条件の良いところに新店舗が計画されていたり、建ち始めたりしています。
 表面的に見ますと、「閉店している」と見えますが、その背景には、それなりの戦略があるのです。経営数値を見れば、業績悪化と言えないことは解るはずなのに、ウラも取らずに、無責任な情報を流す、近年のネット利用のあり方を反省したいですね。
 一方で、このような噂が立つことは、ミスド側も、新しい戦略を進めていることを、公知が不充分であるということではないでしょうか。高付加価値戦略が、今のミスドに最適なのかどうかは別として、良い方向に進もうとしているのなら、それを前面に出して、「」好業績で前向き戦略と取組中」であることを見せても良いのではないでしょうか。
 ちなみに、私はミスドから賄(まいない)を受け取っていません。<笑い>

 気分転換に、かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。

◆東京下町の代表「深川」 19

 因みに、深川という地は富岡八幡宮のある門前町として三代将軍徳川家光の時代から発展してきました。明暦の大火の後に水運を利用して木場がおかれ、問屋街としても発展してきました。

 そもそも江戸でも東のはずれの湿地帯であったゼロメートル地帯である江東地区を開拓していた深川八郎右衛門の姓に由来するといわれる。

3代将軍徳川家光の時代から富岡八幡宮の門前町として発達し、明暦の大火ののちに木場が置かれて商業開港地域となりました。材木商人といえば紀伊国屋文左衛門が有名ですが、一時ここに館を構えていたようです。

 街が栄えると、深川岡場所も設置され花街となりました。1800年に入る文化年間には岡場所が7カ町もでき江戸の辰巳の方角にあることから、深川の芸者は「辰巳芸者」と呼ばれ、「羽織芸者」がたくさんいる「粋と張りと意気地」の花街となりました。

 「張り」というのは、「張り詰める」などという言葉にあるように緊張とか緊迫感ある状況を言います。努力すると結果に繋がる街でもあったようです。

  深川江戸資料館 ←クリック

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■【今日のおすすめ】

 【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-56 【経営者分析】 経営者としての経営管理への取り組み姿勢

 「あたり前のことがあたり前にできる企業創り」をモットーに半世紀もの長い間、経営コンサルタントをしてきました。しかし、「あたり前のことをやっているだけで良いというほど、現在の時代は甘くない」とお叱りを受けることが多々あります。
 私が求めている、“真”の「あたりまえ経営」をご理解いただけると幸いです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  「ペンは剣よりも強し」と三銃士との関係は? b26

 私達は、「ペンは剣よりも強し(The pen is mightier than the sword.)」という言葉をよく知っていますし、しばしば使います。

 ところが、その出所については意外と知らない人が多いのではないのでしょうか。

 イギリスの小説家であるリットンの戯曲「リシュリュー」に出てきます。

 世界史を学んだことのある人は、「リシリュー」という名前が出てきますので、当然のことながら物語の中だけの人ではなく、実在の人物なのです。

 彼は、カトリック教会の聖職者であり、ルイ13世に宰相として仕えたフランス王国の政治家でもあります。

 アレクサンドル・デュマ・ペールの「三銃士(Les Trois Mousquetaires)」にも登場しますが、ここでは悪役として描かれています。

 歴史で見ますと、フランスの中央集権体制確立と王権の強化に重点を置いた絶対王政の基礎を築いた人なのです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月27日 ノーベル賞制定記念日 更正保護記念日とは

2024-11-27 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月27日 ノーベル賞制定記念日 更正保護記念日とは

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ ノーベル賞制定記念日

 11月27日は、「ノーベル賞制定記念日」です。

 近年、日本人の受賞はめざましいものがありますが、一方でいつまでこのような受賞ラッシュが続くのだろうかという心配があります。

 日本のグローバル市場における経済的地位の地盤沈下は、われわれ経営コンサルタントが企業の現場を見ていても心配になります。

 その一つが、コミュニケーション力です。日本語の語彙不足が表現力の不足に繋がり、拈華微笑(経営四字熟語参照 http://www.glomaconj.com/joho/keieijoho.htm)がなくなってきているのです。

 全てを言葉にして、話をする必要がありますが、語彙不足から自分の言いたいことを言い切れないのです。聞く側も、理解力がなく、相手の言っていることが理解できないのです。

 また、発想の貧困さに見えます。グローバル化の時代で欧米とのコミュニケーションが増えるにつれ、日本人の論理的発想法の貧弱さから、対応がきちんとできないのです。それが日本という国の外交下手にも繋がっています。

 経営コンサルタントは、自分自身のロジカル・シンキング能力を駆使して、自分自身の実力を高めるだけではなく、クライアント・顧問先の社員達がロジカル・シンキングを駆使できるように支援することも必要ではないでしょうか。

  ロジカル・シンキング ←クリック   https://www.jmca.or.jp/consultantjouhou/logicalthinkingjst-jukou.htm

 

■ 更正保護記念日とは

 更生保護(こうせいほご)というのは、刑事政策上の一分野です。刑務所から出所してきた人たちに更正の道を開くことを目的としています。

 1952(昭和27)年に、東京・日比谷で更生保護大会が開かれたことを記念し、「司法保護記念日」(9月13日)と「少年保護デー」(4月17日)を統合して制定されました。

 法務省では、サイトを通じて下記のように記述しています。

「更生保護」とは

 犯してしまった罪をつぐない、社会の一員として立ち直ろうとするには、本人の強い意志や行政機関の働き掛けのみならず、地域社会の理解と協力が不可欠です。

 我が国では、保護司、更生保護施設を始めとする更生保護ボランティアと呼ばれる人たちの他、更生保護への理解と協力の下、関係機関・団体との幅広い連携によって更生保護は推進されています。

 更生保護の内容には、主なものとして次のようなものがあります。

  保護観察   応急の救護等及び更生緊急保護   仮釈放・少年院からの仮退院等   生活環境の調整   恩赦   犯罪予防活動

 近年、犯罪者の再犯率が高いことが問題視されています。

 執行猶予付きの判決が多いような気がしますが、弁護士の腕なのでしょうか、法定で反省の声があると、それが反映されすぎるような気がします。

 一方で、TVドラマなどを見ますと、真面目に働いているが、自分が犯した罪により苦しんでいるということがわかります。

 周囲の人の温かい見守りの気持ちが、まだまだ不充分でなのかもしれません。その背景には、再犯率の高さからくる不安の気持ちが強いのでしょう。

 この様な状況の中で、保護司の方々の縁の下の活躍があるにもかかわらず、それらの人に感謝する機会が少ないような気がします。

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする