経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【経営コンサルタントのお勧め図書】 明るい未来を語る国家戦略 日本を守る 強く豊かに

2024-11-26 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】 明るい未来を語る国家戦略 日本を守る 強く豊かに  

経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。
 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。
 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。
 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。
 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。
【 注 】
 今月は、図版ファイルのページ数が多いためにリンク付きURLにて掲載しています。
本
■    今月のおすすめ

   『「日本を守る 強く豊かに」―次世代の日本を築くための政策を訴えるー』

(高市 早苗著 ワック文庫)


 

出版社 ‏ : ‎ ワック   新書 ‏ : ‎ 232ページ
発売日 ‏ : ‎ 2024/9/21
ISBN-10 ‏ : ‎ 4898319076
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4898319079

 

本

■    総裁選で高い評価を得た、著者の明るい未来の国家戦略をみる(はじめに)
 今月のおすすめ本は、次の首相を決める自由民主党の総裁選において、決選投票で敗れたものの、第1回投票ではトップに立った、著者・高市早苗の国家戦略についての著書です。
 今回の総裁選の候補者9人の中で、日本の未来を俯瞰的に語っていたのは、著者、高市早苗です。著者が画く日本の未来を、紹介本から見てみましょう。紹介本と併せて、紹介本の集約版である、2024年9月9日に著者が総裁選の出馬表明に当たり発表した、政策集も見てみましょう。
(著者の出馬表明に当たり発表した政策集は以下URLを参照下さい。)
  https://sosaisen.sanae.gr.jp/policycontent/#policy
 ところで、私達コンサルタントは、経営戦略策定に於いて、PEST(Politics、Economy、Society、Technology)分析を行います。著者の示す政策は、今後の日本企業の経営に、良い意味で、大きな影響をもたらすことは間違いありません。その様な意味において、PEST分析の視点から、著者の政策を見てみたいと思います。
 著者の政策・国家戦略を、より正しく理解するために、著者の国家戦略を、マネジメントの基本である、「理念、ビジョン、戦略、戦術」に纏めてみました。以下URLの〔図1〕を参照下さい。
  URL: http://www.glomaconj.com/joho/keiei/sakai20241126-1takaichi.pdf

 纏めてみて、著者の国家戦略は素晴らしいことが解ります。理念、ビジョン、戦略、戦術が「エコシステム」的に繋がっており、政策の実現性は極めて高いと期待できます。総裁選に立候補した他の8名の候補者の方々で理念、ビジョン、戦略、戦術を体系的に示せたのは著者だけでした。
 著者のこの素晴らしい国家戦略は6つPOLICY(分野戦略;実行計画)として表現されています。『①大胆な「危機管理投資」と「成長投資」で「安全・安心」の確保と「強い経済」を実現』『②「全世代の安心感」を、日本の活力に』『③「防衛力」と「外交力」の強化で、日本を守る』『④「令和の省庁再編」に挑戦する』『⑤今を生きる日本人と次世代への責任を果たす』『⑥信頼される自民党、強い自民党へ』の6つです。(詳細は〔図1〕を参照ください。)
 6つのPOLICYの中の<POLICY1>『大胆な「危機管理投資」と「成長投資」で「安全・安心」の確保と「強い経済」を実現』政策から、「危機管理投資」と「成長投資」について次項で見てみましょう。
本
■    明るい日本の未来を築く、「危機管理投資」と「成長投資」
 著者の考えは、「危機管理投資」と「成長投資」に国家が積極的に投資を行い、経済安全保障を確保しながら、同時に、経済を活性化させ、強い日本を創り上げる好循環を創出しようとの発想です。その好循環における、スタートライン的な位置づけである、「危機管理投資(PLAN1~PLAN5)」と「成長投資(PLAN6)」に焦点を当ててみましょう。
 詳細は、〔図1〕のP4~P6の『「POLICY1」を達成するための「戦術・行動計画;PLAN1~PLAN6」』を参照下さい。
 

【食糧安全保障の確立(PLAN1)】
 著者は、日本の食料自給率は、カロリーベースで38%であり、世界の食料需要増加とサプライチェーン・リスクを考えると、農林水産業・食品産業を成長産業に発展させ、安定的に安全な食料を確保出来る様にする必要があると主張します。
 対応政策として、中山間地域も含め全ての田畑をフル活用できる環境作りのために、耕作放棄地解消対策、新規就農者支援、鳥獣被害対策などを講じ、持続的な食料供給の仕組みの導入を提言します。
 また、天候に左右されず、自然災害に強く、閉鎖した工場や学校・空き店舗・宇宙でも農作物の生産が可能な、従来型の5倍の生産性を誇るモジュール型の「完全閉鎖型植物工場」や、気候変動に影響されずに水産物を供給する「陸上養殖」の普及に向けて、高額な初期投資に対して、国による支援の強化を提言します。
 

【エネルギー・資源安全保障の強化(PLAN2)】
 著者は、日本のエネルギー自給率は、12.6%で、データセンター等の増加による電力消費量の急増は、大きな懸念事項であり、米・カナダ等でさえ対応策を打っていると指摘します。日本においても、特別高圧の電力を「安定的に」「安価に」供給できる対策を講じなければ、日本の立地競争力は弱くなり、円高で海外に転出した企業の国内回帰も困難になると指摘します。
 この、エネルギー安全保障への対応として、2020年代後半に向けては、軽水炉に比べ、小型化による安全性と経済性の向上が期待されるSMR(小型モジュール炉)や、高温ガス炉など「次世代革新炉」に関する取組を支援し、2030年代に向けては、「核融合炉(ウランとプルトニウムが不要で、高レベル放射性廃棄物が出ない高効率発電設備)」の実装を、着実に推進すべしと提言します。
 また、様々な産業に欠かせない重要鉱物については、国際情勢や地政学リスクに左右されない「国産資源開発」についても積極的な投資が必要であると指摘します。
 この、資源安全保障については、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で取り組んできた南鳥島海域のレアアース泥の、探査・採鉱・ 揚泥・製錬まで一連で行うシステム技術の開発を急ぎ、また、日本のEEZ及び公海における海底熱水性硫化物鉱床、コバルトリッチクラスト、マンガンノジュールについて、採鉱・揚鉱、選鉱・製錬、等の取組を推進すべしと提言します。(南鳥島とEEZについては下記URLの〔図2〕「海洋における危機管理投資と宇宙における成長投資」を参照ください。)
 URL: http://www.glomaconj.com/joho/keiei/sakai20241126-2takaichi.pdf

 

【「現在と未来の生命」を守る『令和の国土強靭化計画』(PLAN3)】
 首都直下地震で855兆円、南海トラフ地震で1541兆円。土木学会が試算した被害額です。著者は、このような甚大な被害額を念頭に、「事前防災」と「事後防災」強化の必要性を強調します。また、気候変動による自然災害も激甚化しており、「現在と未来の生命」を守ることが何よりも大切とします。
 これらを踏まえ、現行の『防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策』は令和7年度までなので、防災科学の知見も活用し、気候リスク管理も含めた有効な後継計画の策定を提言します。
 また、集合住宅の老朽化対策に着手するとともに、全国に900万戸以上ある空き家対応は、防災・防犯上の課題とし、都市再生機構(UR)を中心に、街作りと併せて「買取り」「改築」「管理・売却の代行」を一体的に行える制度の構築を提言します。
 

【サイバーセキュリティ対策の強化(PLAN4)】
 著者は、国民の生命、金融資産、個人情報などを守り抜くために、サイバー防衛力を世界最高水準に引き上げていくことを掲げます。同時に、高度なセキュリティとアフターケアを備えた製品・サービスの開発を促進し、国内や友好国に展開することによって、経済力の強化も期待できるとします。
 具体的には、「能動的サイバー防御(ACD;Active Cyber Defense)」を可能にするための法制度整備を急ぐとともに、「復旧(レジリエンス)方針」の策定を提言します。高度なサイバー攻撃に対応するAIを用いた技術、衛星量子暗号通信、耐量子暗号技術などの研究開発を加速するとともに、早急な人材育成を提言します。加えて、昨今の情報戦では、偽情報やサイバープロパガンダによる認知領域への攻撃が重大な脅威となっており、国民を守るための法制度整備とともに、偽情報を検知・分析・評価する技術の開発の促進を提言します。
 

【健康医療安全保障の構築(PLAN5)】
 著者は、経済安全保障担当大臣として、原材料の殆どを海外に依存していた抗菌性物質製剤を「特定重要物資」に指定し、国産化に向けた取組を始めました。また、科学技術政策担当大臣として、AMED(日本医療研究開発機構)による「創薬力の強化」「治療方法の研究」「医療機器開発」などに取り組んできました。ワクチンや医薬品の開発・生産は、海外情勢に左右されてはならず、安全保障に関わる課題であり、原材料・生産ノウハウ・人材を国内で完結できる体制の構築を提言します。
 

【成長投資の強化(PLAN6)】
 著者は、日本に強みがある多くの技術の社会実装とともに、勝ち筋となる産業分野につき国際競争力強化と、人材育成に資する国の戦略的支援の構築を提言します。
 具体的には、全固体蓄電池、産業用機械・ロボット、積層造形技術、マテリアル、電磁波、電子顕微鏡、核磁気共鳴装置、超電導、宇宙(スペースデブリ除去・軌道上サービス・測位衛星・SAR衛星・ロケット等)、コンテンツ関連を含むクリエイティブ産業などの分野につき、更なる国際競争力強化と人材育成に資する国の戦略的支援の強化を提言します。
 加えて、新たな技術領域(6G=Beyond 5G、生成AI、データプライバシー、自動運転、フォーメーションフライト衛星通信など)において、安心・安全・信頼性を確立しながら活用を進めるために、必要な法制度と環境の整備を提言します。
 更には、「量子技術イノベーション」を進め、量子計測、量子シミュレーションなどの技術領域への国の支援を提言します。(SAR衛星については下記URLの〔図2〕「海洋における危機管理投資と宇宙における成長投資」を参照ください。)
URL: http://www.glomaconj.com/joho/keiei/sakai20241126-2takaichi.pdf

本
■    総裁選1回目投票でトップの著者の国家戦略に期待。(むすび)
 著者の国家戦略には多くの党員の共鳴があり、総裁選の第1回目の投票では、181票(党員票109、議員票72)と2位の石破氏の154票(党員票108、議員票46)を大きく引き離し、トップになりました。しかし、国家戦略の優劣より、私利私欲や権力争い色の強い決選投票では、残念ながら逆転され、著者は、総理にはなれませんでした。
 しかし、これだけの支持を得た著者の卓越した国家戦略は、今後の国家運営に影響を与え続けるものと思っています。著者の国家戦略を理解し、将来実現されることを期待し、希望をもって、国家運営を注視していきましょう。

本

【酒井 闊プロフィール】
 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。  企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。
【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。
本
■■ 経営コンサルタントへの道 ←クリック
 経営コンサルタントを目指す人の多くが見るというサイトです。経営コンサルタント歴半世紀の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  第三者による事業承継に士業の力を活用 3614-4b26

2024-11-26 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  第三者による事業承継に士業の力を活用 3614-4b26

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■   第三者による事業承継に士業の力を活用3614-4b26
 東京都事業承継・引継ぎ支援センターは、2022年度の相談実績をまとめた。 新規相談社数は973社(前年度比 2.9%減)。そのうち譲渡(売り)の新規 相談件数が448件(同21.1%増)と大幅に伸び史上最高の水準となった。 譲受(買い)は506件(同17.2%減)だった。成約件数は78件(同9.3%減) だった。

 東京都事業承継・引継ぎ支援センター統括責任者のY氏は「いよいよ 待ったなしで、事業承継を考えなければならない時期が到来している。譲渡 相談の経営者のうち80歳以上が11%という状況で、後継者がいない中小企業 が多い現状を実感する」と売り案件が増加する背景を説明する。

 一方で買い 案件が減少している要因は「ウエブサイトでマッチングを行うプラット フォーマーの利用が増えてきている。こちらのセンターに相談しなくても プラットフォーマーを活用して企業を探す動きが増えている」とみている。

 やはり課題は、売りたい側の企業の要望をどう実現させていくか。高齢で ネット利用にも不慣れ、譲渡となれば売却交渉をめぐり、さまざまな面倒ごと が待ち受ける。Y氏は「士業の方も含めて、どのようにサポートしていくか が重要」と指摘する。特に、士業については、中小企業の経営者の場合、税理士とは日常的に接点が多いが、弁護士となるとどうしても敷居が高いと敬遠し がちだ。ただ、「相手企業との交渉や金融機関との交渉等で、弁護士の力が必要なケースも増えている。中小企業経営者が使いやすい仕組みづくりに取り 組んでいきたい」とし、同センターと東京の弁護士会とが連携する体制を構築 していく考えだ。

 同時に税理士や中小企業診断士など、中小企業に身近な士業の人たちに、 「M&Aの分野に、今まで以上に具体的に踏み込んでほしい」と要望する。 経営者が第三者への事業承継に踏み出す決断をするには、自身の年齢問題だけ でなく、周囲からの「そろそろ後継者問題を考えましょう」という後押しが 重要。士業や取引先金融機関が経営者の背中を押すことで、1社でも多くの 企業が後継者を見つけ、「大事な事業」を続けていける取り組みをさらに進めて いきたい。

【 コメント 】
 事業承継問題は深刻です。私も相談を受けることが多いです。
 しかし、その時になってから慌てても、なかなかよい〃結婚相手〃は見つかりません。
 平素から、われわれコンサルタント・士業は、中堅・中小企業の経営者に、そのアドバイスをすべきです。とりわけ、企業との関係が密な税理士や社労士の先生は、機会あるごとに、それを行い、それとともに専門家に相談すべきことを提案すべきです。
 事業承継を事前から準備することにより、株の処分などをはじめ、税金対策の手も打つことができます。
 事業承継は、上述のように弁護士の先生が適しているでしょう。しかし、弁護士料は、中小企業には負担が大きすぎることが多いです。資格に固執せず、専門の先生や経験のある人達を利用すべきです。
 まだまだ、コンサルタント・士業の先生方のアプローチ不足は否めないような気がします。
  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

■ バックナンバー ←クリック 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月25日 ◇金型産業 ◇ウォーキングの方法7 かかと落としで骨密度を上げる

2024-11-26 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月25日 ◇金型産業 ◇ウォーキングの方法7 かかと落としで骨密度を上げる ◇浄土式庭園 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月25日

 セブン&アイを、カナダのクシュタールが買収するニュースが流れた後、その対抗策として創業家の伊藤家からMBO(経営陣による買収)の提案で、非上場化を検討しているそうです。

 クシュタールは提案を拒否された場合、敵対的買収にも踏み切る可能性を示唆し、態度を変えてきているようです。

 伊藤忠が乗り出してきたとも言われ、状況が微妙になっていますね。

 朝の気温が大幅に下がってきました。

 早朝ウォーキングも、真っ暗なうちからのスタートです。

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

◆2章 ウォーキングの方法
 早朝ウォーキングといいましても、ただ漫然と歩いているのではもったいないです。効果的な歩き方で、結果として”一層”健康に結び付けることができると考えます。
 それをマーケティング・ミックスになぞらえて「ウォーキング・ミックス」という言葉を作りました。
 すなわち、いろいろな歩き方を組み合わせると効果が高まるという考え方です。
 ここでは、ウォーキングの種類といいますか、いろいろな歩き方を紹介します。
 それらを適切に組み合わせることにより、ウォーキングの効果を高めていただきたいです。
【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

7)かかと落としで骨密度を上げる
「骨粗鬆症」といいますと、高齢者がかかる病気というイメージが強いです。ところが、若年骨粗鬆症という言葉を聞いたことがあります。ダイエットなどで食事に気を遣っている人が、栄養バランスを崩して、陥ったりすることが多いようです。
 運動不足でも、骨密度が低下してしまうようです。これを補う効果的な方法が「かかと落とし」運動です。
 かかと落としというのは、立った状態で、両かかとを上げ、ドスンと落とすだけのことです。落とし方がドスンという強い感じでないと効果は半減してしまいますので、裸足とか、硬い履き物を履きますと効果が高いようです。
 骨粗鬆症に効果があるだけではなく、ふくらはぎの「ポンピング効果」を促進します。
 ふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれるそうです。血が足の方に落ちて、むくみ状態のときに、静脈から、心臓への血液環流をスムーズにするため、心臓と同じように弁が活動します。
 ふくらはぎなど、脚の下部の静脈に弁がついていて、静脈瘤の逆流を防止しています。
 かかと落としの刺激が、静脈瘤を助けますので、循環器系の病気予防に効果があります。心筋梗塞や脳梗塞などの循環器系の病気が、成人病・生活習慣病といわれるほど、若年化してきて、もはや、高齢者の病気ではなくなってきています。
 私は、街を歩いているときに、交通信号待ち状態になったり、起立している状態で手持ち無沙汰になったりしたときに、かかと落としをするようにしています。
 その気になれば、意外と回数を消化でき、効果が上がっていると思います。

■【今日のおすすめ】

 【日本庭園を知って楽しむ】4-02 自然風景式庭園 - 浄土式庭園概説

 庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。
 しかし、庭園に関する知識が乏しいですと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。
 それをご紹介するといいますより、自分のために記述し、それをお裾分けします。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  日本産業を支えてきた金型 b25

 日本産業を支えてきた金型工業ですが、今日では中国などに技術流出が起こり、苦境に陥っています。しかし、精密さを要求される用途の金型の場合には、日本の匠の技術が活きてきます。

 1957(昭和32)年11月25日に、日本金型工業会が設立され、それを記念して日本金型工業会が1974(昭和49)年に、この日を「金型の日」として制定しました。

 同工業会のサイトによりますと、金型とは、「材料の組成または流動性の性質を利用して、材料を成形加工して製品を得るための、主として金属材料を用いて作った型の総称」とあります。

 その例として自動車のボディーを上げています。ボディーは金属板をプレス加工によって形にしています。

 これは、金属板という材料ですが、材料が樹脂のような場合もあります。射出成形といってペレットという材料を膨らませて形を作るペットボトルなどに利用することができます。

 同工業会のサイトは、専門的で、素人には少々解りにくいのですが、日本の産業を支えてきた技術だけに、サイト訪問をすることをお薦めします。

 今後、中国を始め、日本の金型技術者が流出した国々が日本に追いつく日は遠くないかもしれません。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月26日 いい風呂の日 ペンの日

2024-11-26 00:00:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月26日 いい風呂の日 ペンの日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ ペンの日

 11月26日は「ペンの日」です。

 日本ペンクラブというのは、島崎藤村が初代会長というので、その歴史の長さをうかがうことができます。そのペンクラブが設立されたことを記念してペンの日が制定されたそうです。

 「ペンは剣よりも強し」ということが言われますが、われわれ士業は「自分の書籍を名刺代わりに持つ」ことにより、見えない信用を勝ち取る契機になります。しかし、今日、自分の本を出版すると言うことはなかなか難しい時代になって来てしまいました。

 しかし、名刺代わりの書籍を出版することは、決して夢ではありません。

  詳細  http://www.glomaconj.com/ebook/ebookmitsumori.htm#10

【Wikipedia】

 社団法人日本ペンクラブ(にほんペンクラブ)は、文筆業従事者によって組織され、言論の自由、表現の自由、出版の自由の擁護と文化の国際的交流の増進を目的とするNGO。外務省所管の特例社団法人である。現在、2000人近い会員を有し、設立の経緯等も手伝ってか、政治的には反戦・リベラル(左翼)色が強い。

 因みに「ペンは剣よりも強し(The pen is mightier than the sword.)」という言葉は、イギリスの小説家であるリットンの戯曲「リシュリュー」に出てくるのです。

 リシリューは、実在の人物です。カトリック教会の聖職者であり、ルイ13世に宰相として仕えたフランス王国の政治家でもあります。

 中央集権体制の確立と王権の強化に重点を置き、絶対王政の基礎を築いた人です。アレクサンドル・デュマ・ペールの「三銃士(Les Trois Mousquetaires)」では悪役として登場しています。


■ いい風呂の日

 日本浴用剤工業会が制定。

「いい(11)ふろ(26)」の語呂合せから、11月26日を日本浴用剤工業会が記念日として登録しました。

 日本人は風呂好きといわれますが、自宅で楽しむだけではなく、温泉に入ったり、銭湯に行ったりといろいろな形で楽しみます。

 近年は、ビジネスホテルでも大浴場があるところは人気が高いと言います。

 子供の頃、緑色したバスクリンのお風呂が好きでした。バスクリンが当時のメーカーがブランドを売却し、ライバルメーカーがのし上がってきたこともあり、売価は、ほぼ同じ値段か時には逆転した売価で店頭に並ぶようになりました。

 昔を知っている者としては、自分には無関係なはずなのに一抹の寂しさを感じます。これが競争社会の現実ですね。

 入浴剤も、気泡を発するものやいろいろな香料を用いたもの、名湯と言われる温泉地の温泉を楽しめるものなどバリエーションも増えてきました。

 ストレス解消や健康を育むといわれる風呂ですが、日本の素晴らしい文化は、海外でも受け入れられてきているように思えます。

(ドアノブ)

 【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

 ◇ 心 de 経営                 

 ◇ 経営マガジン 

 ◇ 経営コンサルタントの独り言                 

 ◇ 経営四字熟語                 

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                 

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ 

 ◇ 経営トップ十五訓                 

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾                 

 ◇ ニュース・時代の読み方                 

 ◇ 時代の読み方・総集編                 

 ◇ 経営コンサルタントの本棚 

 ◇ 写真・旅行・趣味                 

 ◇ お節介焼き情報                 

 ◇ 知り得情報                 

 ◇ 健康・環境                 

 ◇ カシャリ!一人旅

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【経営コンサルタントへの道】 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質 6 気力・智力・体力

2024-11-25 12:03:00 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

  【経営コンサルタントへの道】 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質 6 気力・智力・体力    

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。

 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。

 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。

 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質

 前述のように、一口に経営コンサルタントといってもいろいろなタイプがあります。この種の人が経営コンサルタントに適していると言うことは断定できませんが、業務をこなすためには、最大公約数的に共通する資質というものがありそうです。
 もし、これらの資質の多くを持ち合わせていないと自覚できるようでしたら、きつい言い方ですが、経営コンサルタントになることは慎重に考えた方がよいでしょう。経営コンサルタント資格修得をしただけでは、有能な経営コンサルタントとは言えません。
 しかし、私自身が経営コンサルタントになる前は、これらの条件をあまり満たしていませんでした。ですから、この要件を満たさないからと言って、即諦めるのも如何かと存じます。
 1.人間性
 2.お節介焼き精神
 3.知的ハングリー精神
 4.バランス感覚
 5.謙虚な態度

気力・智力・体力   


経営コンサルタントというのがかっこいい職業に見え、あこがれて経営コンサルタントになりたいという人は考え直した方がよいでしょう。経営コンサルタントの一日を見てみるとそれがよくわかります。


経営コンサルタントの一日
経営コンサルタントの多くは、朝早く起き、メールを読むことから一日が始まります。メールを読んで、すぐに処理しなければならないものにはメールで返事を書きます。メールの中には自分でその場で処理できなくても、逆に自分でなくてもできるような仕事があります。そのような場合には、秘書に指示を出して処理をしてもらったり、秘書からの返事や処理を待ったりします。


メール処理が済まないうちに、顧問先との約束時間に間に合うように飛び出していきます。顧問先は点在していることが多いですので、移動はできるだけ電車や地下鉄など時間が読める交通機関を使います。これなら移動中にパソコンを使えますので、できるだけ自動車を運転して移動することは控えます。


移動や仕事中でもいろいろな顧問先から問い合わせや連絡の電話やメールが入ります。時には上司から飛び込みの仕事が入り、後の時間調整に時間をとられることも多々あります。あい間を見ては、秘書に指示を出したり、秘書からの回答や連絡をもらって顧問先にそれを返したりします。


時には市場調査に走り回ることもあります。顧問先から顧問先へと梯子をし、移動しながら報告書や提案書を作成したりもします。時間の合間を見ては情報収集をしたり、新規顧問先への訪問や開拓をしたりもしなければなりません。雑誌や出版する書籍の原稿や講演の資料づくりの締め切りが迫り、気ばかりが焦ることもあります。


ようやく一日の顧問先訪問などの予定が終わりますと、上司に報告書を提出します。時には、メールでは済まず電話や直接あって上司に報告したり相談したりします。普通の会社員なら月給として毎月決まって給料が入りますが、経営コンサルタントの多くは実績主義です。収入が少ない時もありますし、長期間病気などをしていては収入がないどころか病院の費用の支払いを心配しなければなりません。


経営コンサルタントの三力
私が経営コンサルタントになるとき、先輩コンサルタントから「ミリョクを持った経営コンサルタントは魅力的だ」と教えられました。


三力の第一は「気力」です。いくらこちらがよい提案をしても、こちらが力無い話し方をしては自信なさそうに聞こえ、話に迫力がありません。迫力がなければ説得力は出てきません。説得力がなければ相手はよい提案でも実行しようと決心が着かなく、結局、経営コンサルタントとしての業績に結びつきません。


第二は、「智力」です。知識だけの頭でっかちの経営コンサルタントは得てして現場経験が少なく、提案が抽象的になりがちです。実行して効果の上がる提案をするには、知識や経験に基づいた「智恵」が必要です。「智恵」すなわち、「智力」です。経営コンサルタント資格修得ができたからといってすぐに仕事ができるわけではありませんが、顧問先やその経営者・管理職よりも知識がなくては相手にされません。


第三は、「体力」です。前述のように経営コンサルタントは、机にかじりついてばかりいては仕事になりません。経営コンサルタントという仕事も体力がないと続けられないのです。

■【経営コンサルタントへの道】 バックナンバー


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傘寿の年寄りが毎日ブログを書いています。

2024-11-25 09:38:40 | ご挨拶
 gooブログ読者の皆さん、こんにちは。
 十余年にわたって、ブログを毎日更新、毎日複数本の発信を欠かさずに発信しています。
 半世紀に及ぶ経営コンサルタント経験から、いろいろと感じていることを「老いぼれコンサルタントの日記」として書いています。
 趣味は庭園めぐりで、そこで撮った写真をユーチューブやブログで紹介することです。
 下手な写真を慣れないムービーアプリケーションで編集していますので、見るに堪えない作品ですが、ご笑覧くださると幸いです。
 今後ともよろしくお願いいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月24日 ◇俳句は難しく奥が深い ◇吉野ヶ里歴史公園

2024-11-25 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月24日 ◇俳句は難しく奥が深い ◇吉野ヶ里歴史公園 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月24日

 早朝ウォーキングの途中に、(準)高級マンションが集まっている一角があります。

 そこの玄関に半月ほど前からクリスマスツリーが飾られています。

 2mほどの高さがあるでしょうか、玄関ホールに立っています。

 外からは、格子のガラス戸等があるので良くは見えませんが、キラキラと見えますので、豪華な飾りかも知れません。

 ところが、今朝は、どういうわけか点灯していませんでした。

 なぜか解りませんが、なぜか、寂しさを感じました・・・

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

俳句は難しく奥が深い

 毎年、8月19日は「俳句の日」で、俳句愛好者は俳句会を催したりして、力作を発表しあう人達が多いようです。

 私は、俳句の素養がありませんが、当ブログでも何度か、俳句をご紹介しました。

 それを見ますと、赤面の思いをします。<笑い>

 俳句は、日本の詩歌の伝統をひきついでいるといわれています。

 そこには、ルールといいますか特徴があります。

 韻律、季語、切れ、心象・客観写生という4つの特徴を持っています。

「韻律」は、三十一文字のことで、これを五・七・五の「拍(モーラ)」というそうです。

「季語」は、説明するまでもありませんが、季語があるから季節感を醸し出せます。

「切れ」は、最も説明が何回で、「言葉の歯切れが良い」というような「切れ」に繋がるのかもしれませんが、俳句の本を読みますと「発句、脇句、平句の完結性」というような説明があります。

「客観写生」は、短い詩という形の中で、心のなかの場景(心象)を大きくひろげることに俳句の良さがあるのだそうです。


 旧暦に基づく季語は、太陽暦になれている私達には、なかなかピンと来ない言葉が多いです。

 季語が、多岐にわたっていることにも、難解さに繋がっているようです。

 季語を分類すると次のように9つに分けられるそうです。

  時候、天文、地理、人の暮らし、
  年中行事等、忌日(命日)、
  動物、植物、食物

 近年、俳句に関するTV番組が人気だそうですが、それを見ていますと、奥の深さを感じます。

 一方で「韻律」が私のそれとは異なり、五・七・五で切れるということに固執する素人のわたくには、納得できない部分もあります。

 無季語の俳句や外国人による英語版もあるといわれますので、俳句も時代とともに変化しているのですね。


 俳句を試みたい人のために水原秋桜子の『俳句の作り方』の「注意六条」を紹介します。

 1.詩因を捉える
 2.分量をわきまえる
 3.省略を巧みにする
 4.配合を工夫する
 5.わかる用語を使って
 6.丁寧に詠む

 詳しくは、同書をお読みください。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a152dc762ecffa86af7c7f2be231f659

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【カシャリ!ひとり旅】 佐賀県 吉野ヶ里歴史公園2 復元建物

 静岡の登呂遺跡、青森の三内丸山遺跡とともに、日本を代表する遺跡の復元講演が吉野ヶ里遺跡です。

 当時の人々の暮らしをうかがい知ることができます。

 少々足の便が良くないところにありますので、スケジュールを事前に立てておくとよろしいでしょう。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 今日は何の日などの記念日は誰が決めているのでしょうか  b24

 11月24日は「進化の日」ですが、1859年11月24日に、ダーウィンの「種の起源(On the Origin of Species)」が刊行されたことを記念して制定されたことをブログでお伝えしました。

 記念日といいましても、誕生日なの個人的な記念日もありますが、国民の祝日のように国が決めた記念日もあります。

 近年は、地方自治体が自分の地域や特産品などをPRすることも行われるようになりました。

 民間企業や中には小さな商店までもが販売促進のために記念日を制定して活用しています。

 日本国内には記念日を「指定」や「制定」する任意団体が複数あるようです。

 公的な団体ではないですが日本記念日協会や日本記念日評議会、国際記念協会などがよく知られています。

 記念日を活用したい企業は、検討されては如何でしょうか。

「進化の日(Evolution Day)」が制定されました。

 ダーウィンは、「進化」という意味を「Descent with modification」と表現しています。進化の日に使われている英単語には、「進歩」とか「前進」というニュアンスがあります。ダーウィンには、そのような意味を込めていなかったのではないでしょうか。

 しかし、「進化」がなければ、今日、生きていくことは「後退」に繋がるほど、世の中は日々進化しています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月25日  ハイビジョンの日 金型の日

2024-11-25 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月25日  ハイビジョンの日 金型の日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ ハイビジョンの日

 11月21日は世界テレビ・デーでしたが、11月25日は「ハイビジョンの日」です。郵政省(現在の総務省)とNHKが1987(昭和62)年に制定しました。

 11月25日である由来は、ハイビジョンの走査線の数が1125本であることによります。

 これとは別に、省庁間の対抗意識なのか、9月16日を通商産業省(現在の経済産業省)が「ハイビジョンの日」を制定しています。

 昨今では、4K/8Kとなっていますが、ハイビジョンがデジタル放送として開始されたときには、その鮮明さだけではなく、立体感に感動しました。

 今比べてみますと、鮮明度は、この程度だったのかと思いますが、懐かしい思い出です。

 

■ 金型の日

 日本産業を支えてきた金型工業ですが、今日では中国などに技術流出が起こり、苦境に陥っています。しかし、精密さを要求される用途の金型の場合には、日本の匠の技術が活きてきます。

 1957(昭和32)年11月25日に、日本金型工業会が設立され、それを記念して日本金型工業会が1974(昭和49)年に、この日を「金型の日」として制定しました。  

(ドアノブ)

 

趣味・旅行のブログ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【日本庭園を知って楽しむ】4-51 日本庭園の分類2 枯山水式庭園 その名称と分類

2024-11-24 17:03:00 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る

  【日本庭園を知って楽しむ】4-51 日本庭園の分類2 枯山水式庭園 その名称と分類     

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■4 三分類法による日本庭園の鑑賞法
 既述の通り、ここでは、日本庭園を自然風景式庭園、枯山水庭園、露地庭園という三分類を核にしてご紹介します。
 すでに紹介済みであった内容と重複することもありますが、その三分類をさらに細分化したり、切り口を変えたりして、初心者なりの鑑賞法をご紹介します。専門家の先生方には侮蔑されるかも知れませんが、私なりの分類法をご紹介して参ります。
 なお、本章でのご紹介は、コトバンク、Wikipediaや上述の宮元健次氏等々を参考にし、宮元健次氏の分類法をもとに、初心者が独断と偏見に基づいた内容です。また、当ブログですでに紹介した内容を繰り返し掲載することもあります。勝手ながら、正式な情報は、読者の皆さんのお考えに基づいてお探し下さると幸いです。

■4-51 日本庭園の分類2 枯山水式庭園 その名称と分類
 既述の通り、日本庭園は「池泉庭園」「枯山水」「露地」の基本様式に区分されます。
 枯山水(かれさんすい)庭園とは、水を用いずに岩や砂などで山水を表現した日本庭園の様式の一つで、しばしば「石庭(せきてい)」とも呼ばれます。しかし、このような様式が確立されたのは室町時代中期と考えられ、その定義に当てはまらない枯山水庭園も多くあります。
 書き言葉としては、乾山水、唐山水、枯水形、から泉水、干川庭、古山水、仮山水などがあります。その読み方も、カレセンスイ、コザンスイ、フルセンスイ、コセンズイ、フルセンズイなど、いろいろな読まれ方をします。今日の「枯山水(カレサンスイ)」という表現が一般化したのは大正時代以降と言われています。
 枯山水庭園は、水を使わないため面積の広狭を選びませんので、屋内や屋上にも作られ、身近になっています。近代的な建築にも馴染みやすく、日本らしい雰囲気を醸し出してくれます。そのため、現代においても人気が高い様式の一つといえます。

 私のような初心者には、龍安寺の方丈庭園(石庭)をイメージしますが、近年では、枯山水庭園を、さらに細かく分類するようです。
 現代を代表する作庭家のひとり、重森三玲は「前期式、後期式」に分けることを提唱しています。
 枯山水という言葉は、平安時代に書かれた日本最古の庭園書で初めて定義され、池も遣水(やりみず)もない所に、自然の景観を見立てた石組みで作庭されました。主に山の斜面など傾斜に作られることが多く、京都・西方寺(苔寺)に代表されるように、これを「前期式枯山水」と呼んでいます。
 広く枯山水の定義のように言われている「平坦な土地に水を用いず石や砂を主として構成された、山水風景を象徴的に表現した庭園」と言い替えてもよいでしょう。
 それに対して「後期式枯山水」とは、現代で表現される「水を表現する砂」の枯山水庭園を指します。これは、応仁の乱(1467年)の後に、経済疲弊により大規模な池泉庭園が困難となりました。その結果、枯山水が流行し、前期式のような起伏を持たない枯山水庭園が多く造られるようになったのです。
 11世紀ごろに成立したとされる『作庭記』では、枯山水は独立した庭園様式ではなく、池を中心とした池泉庭園などにおいて築山や野道に作られた石組部分を指していると記述されています。重森完途氏氏の前期式がこれに相当します。

 いっぽう、日本庭園研究会会長の吉河功は、次のように分類しています。

①    平庭式枯山水
 ほぼ平らな敷地で、苔を除く植栽のない石庭のことで、京都の龍安寺や円通寺に代表される庭園です。

② 準平庭式枯山水
 平庭式が基本ですが、その一部に低い築山を持つ形の枯山水庭園を指します。京都・真如堂や、鴨倉の長寿寺が、この分類に属します。

③ 築山式枯山水
 重森三玲の分類による前期式枯山水が。この分類に近いといえます。京都・慈照寺(銀閣寺)や天龍寺の曹源池庭園が、その代表的な庭園です。

④ 枯池式枯山水
 水の無い池泉、いわゆる枯池を造っている枯山水庭園で、旧徳島城表御殿庭園や滋賀県米原市の青岸寺などが、その代表的な庭園です。

⑤ 枯流れ式枯山水
 白砂などを用いて枯流れを表現した枯山水庭園を指します。京都大徳寺の大仙院枯山水庭園が好例ですが、他にもしばしば見られます。

 初心者の私には、吉河氏の分類は、枯山水庭園を見るときの視点として捉えると、枯山水庭園を理解するときに大いに参考になるように思えます。


(【Wikipedia】、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆【お節介焼き情報】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

2024-11-24 15:01:20 | 【話材】 お節介焼き情報

◆【お節介焼き情報】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。ホンモノの経営コンサルタントに依頼すれば「投資対効果」は結果として表れます。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

これまでどのような実績があるかを見ると、自社に適しているかどうかを判断しやすいでしょう。いくつかの切り口から見てみましょう。

 経営者・管理職向けではありませんが、「経営コンサルタントへの道」も併せてご参照くださることをお薦めします。ここでは、経営コンサルタントになるにはどうしたらよいのかについて書かれています。裏を返しますと、経営コンサルタントを選定するときに、大いに参考となるでしょう。

  https://www.jmca.or.jp/keieijouhou/consulerabikata10/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月23日 ◇三省の励行 ◇元気な会社 しっかり働き、たっぷり休む 2330-3b14 ◇社長の出身都道府県

2024-11-24 08:00:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月23日 ◇三省の励行 ◇元気な会社 しっかり働き、たっぷり休む 2330-3b14 ◇社長の出身都道府県 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月24日 社長輩出率の高い都道府県は?

 私が学生の頃、社長の学歴調査をした著書を購入したことがあります。その当時の社長さんの卒業大学トップは慶應義塾大学でした。時代が下り、現在は、日大がトップですが、依然として僅差で慶応が二位なのですね。ちなみに国立大学は、上位5大学にはランクインされていないようです。
 一方、社長を輩出している都道府県は、どこなのでしょうか。
 絶対数で見れば、人口の多い都道府県なのでしょうが、都道府県別の社長輩出率でみますと、2023年は福井県が全国トップなのだそうです。(帝国データバンク)
 福井県は、ビジネス環境や教育体制が、企業リーダーを輩出しやすくなっていると推定できます。
 人口の多い東京都や、「教育県」として知られる秋田県、長野県は、上位10位に入っていないそうです。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 今日の会社は、重考高盛する人であるから、アンテナ感度の良い人であるからこそ、良い会社を経営できるのだと実感させられた事例です。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 しっかり働き、たっぷり休む  2330-3b14
 長時間労働というイメージが強いIT業界にあって、1988年の創業当時から「1カ月の夏休みと2週間の冬休みがとれる会社」という日本の会社文化から突き抜けた目標を掲げる企業がある。社員のライフステージに応じてさまざまな休暇制度や勤務形態を用意する一方、設立以来一度も赤字決算を出したことがないソフトウエア開発会社、A社(東京都品川区)である。
 年次有給休暇は法律で定められた日数の1.5倍に当たる30日。子どもが最長2歳まで取得できる「育児休業」は5歳まで、小学校就学前・年5日(2人で10日)まで取れる「子の看護休暇」は中学校就学前・年20日まで、法律よりそれぞれ延長し、「介護休業」は法律で定められた日数の約2倍に当たる通算180日まで取得できるなど、法を大幅に上回る好条件に設定する。
 女性が妊娠初期に年20日まで使える「つわり休暇」や、子どもが中学校就学前まで1日の労働時間を5~6時間に短縮できる「育児短時間勤務」を用意。子どもの学校行事や地域の会合に参加するため年3回まで取得できる「ファミリーサポート休暇」、勤続5年で半年間、同10年で1年間という長期休暇が取得できる「リフレッシュ休暇」など、さまざまな特別休暇も備えている。
 これほど多彩な休暇制度を設けたのは、創業者のK会長が日本IBM勤務時代に英国に出向したのがきっかけだ。赴任当初、不動産会社で家を探すため年次有給休暇を申請した。すると上司や同僚から「なぜ貴重な有給休暇をそんなことに使うのか」と非難された。「休暇はしっかりとってリフレッシュするもの」という欧州の文化に触れ、「しっかりと休める働きやすい会社をつくりたい」と考えたという。
 創業メンバーの1人で、2018年3月にK氏の後を引き継いだF社長は「勤務時間ではなく成果物で賃金を支払うのが基本」と話す。賞与を除いた自分の年収の1.8倍を売上目標とし、目標を超えた金額の3割を賞与として支給する独自の「個人売上目標制度」を採用。仕事はしっかり働くことを要求する。仕事を効率化するため、オフィスのフリーアドレス(自由席)制や社外でのモバイル勤務、在宅勤務制を導入。一方でコロナ禍の前は、毎年秋に4泊5日の海外社員旅行、春に国内1泊温泉旅行も実施した。「自分の生活設計に合わせて計画的に働き・休む自立したビジネスパーソンになる」ことを社員に促している。
 その効果はコロナ禍でも十分に発揮された。顧客の投資控えに伴い、最も落ち込んだ2020年5月の売上高は前年同月に比べて36%減少。8月から21年3月にかけて全社員を対象に数日ずつ休業し、20年11月から全社員を週5日在宅勤務とする思いきった勤務形態を採用した。ただ設立以来一度も赤字を出したことのない強固な財務体質から、資金繰りには困らなかったという。
 さらにコロナ禍前から学生の採用活動にも好影響が出ている。多忙なイメージの強いIT業界のなかで、同業他社の社長が「会社説明会を開いてもなかなか学生が集まらない」と嘆くのに対し、同社は社員数より多い100人近い学生が毎年門をたたく。その中から毎年5人前後の優秀な学生を採用し、人材の定着にも寄与しているという。「しっかり働き、たっぷり休む」という同社の哲学を徹底したことが、結果的に好業績となり、コロナ対策につながっている。
 今日でも、元気にやっている会社です。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  変化に見舞われる金型業界 3524-3b05

 かつては、「価格は高いが、高品質」という代表的な日本製品のひとつが「金型」でした。

 地味な存在ですが、誰もが、その恩恵にあずかっている金型です。

 グローバル経済下でどの様に生き残り、勝ち残っていったら良いのでしょうか。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 三省の励行は難しいですが、勤労感謝の日に自分に感謝 b23

 11月23日は「勤労感謝の日」。

 国民の祝日の一つで「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日(【Wikipedia】)」と言われています。

 年末まであと余すところ38日です。

 働いている人は、ベターハーフ(結婚相手)に対して、その人がいればこそ、自分が働くことができているという気持ちを込めて、「ありがとう」のひと言でも良いですから言葉をかけてみましょう。もちろん、私はすでに実行しました。

 ベターハーフがいらっしゃらない方は、自分が生きていられることに対して感謝をしますと、自分自身を大切にすることができるのではないでしょうか。

 勤労感謝の日には、今年の自分自身の「勤労」、すなわち自分の仕事のあり方を振り返ってみるようにしています。

 年初に決めた今年の自分の計画で未達のものについて何とかそれを達成するにはどうすべきかを考えるようにすると、たとえ不充分であっても「一年の計」の実現に近づくことができます。

 因みに「三省(さんせいorさんしょう)」とは、論語に由来します。

 論語の学而に「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしかと」とあります。

 毎日三度反省するというのが直訳ですが、毎日何度も何度も自分の言動を省みて、誤りを犯さないようにするということです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月24日 進化の日 ダーウィンの「種の起源」

2024-11-24 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月24日 進化の日 ダーウィンの「種の起源」

 一年365日、毎日が何かの日です。  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 進化の日

 1859年11月24日に、ダーウィンの「種の起源(On the Origin of Species)」が刊行され、それを記念して「進化の日(Evolution Day)」が制定されました。

 ダーウィンは、「進化」という意味を「Descent with modification」と表現しています。進化の日に使われている英単語には、「進歩」とか「前進」というニュアンスがあります。ダーウィンには、そのような意味を込めていなかったのではないでしょうか。

 しかし、「進化」がなければ、今日、生きていくことは「後退」に繋がるほど、世の中は日々進化しています。

 我々の経営コンサルタント業においても、経営環境の変化に伴い、経営手法も変化し、それに見合ったコンサルティング手法を開拓してゆかなければなりません。

 35年前、私が経営コンサルタント業を始める契機となった経営コンサルタント資格取得のための勉強は、経営に関する全分野の基礎知識をベースにすることから始まりました。

 資格取得は、「記憶力の勝負」の感がしました。

 今日においても、大半の士業資格のための学科試験が「落とすためのテスト」的な問題が多く出題されています。

 その最たる例が司法試験であると思います。

 法科大学院の制度を作ったにもかかわらず、試験問題は過去の延長的な問題が多く、合格率が低いと、受験生のレベルの低さを非難するような論調がマスコミを通じて流されています。

 重箱の隅をほじくるような法律の例外的な部分などは、弁護士を始めとする司法職に就いたらネットワークを活用するなりして対応できるはずです。

 試験自体を、その様な応用力、社会的な常識を備えているかどうか、法科大学院設立の経緯に戻って見直すべきです。

 経営コンサルタント資格も、中小企業診断士の試験はあまりにも難しすぎます。専門分野においては高度な知識や経験等が求められますが、経営全般においてその必要はないのです。

 すなわち、今日のコンサルティングは、一人のコンサルタントが担当するのには高度化・専門化しすぎているので、士業に携わる人達がチームで対応する時代なのです。

 その時代の変化にいち早く対応しているのが日本経営士協会ではないでしょうか。

 専門分野については厳しく審査され、周辺についての基本や社会的常識を身につけているかどうかを中心に審査され、専門外については、資格取得をしてから身につければ良いというポリシーです。

 専門外の科目で資格が取れないような資格試験は、専門に長けている人に対しては住みづらい世の中となってしまい、社会的損失と考えます。

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 

 since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会

【ブログ 経営コンサルタントの育成と資格付与】

 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。  このブログは、主に次のような方々を対象に、時宜に即した情報を毎日、原則として複数本のブログをお届けしています。経営というのは、根底に流れいるものは、下記のいずれにも共通し、視点を変えるだけでそれを応用することができるという信念を基に、あえて三兎を追っています。

  ◇ 経営者・管理職の皆様   ◇ 経営コンサルタントを目指す人   ◇ プロの経営コンサルタント

 トップページ

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー05 一期一会 部下を育てる~一生に一度の機会として誠意を持って対峙する~

2024-11-23 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー05 一期一会    部下を育てる~一生に一度の機会として誠意を持って対峙する~       


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第4章 判断力を養いベターな意思決定
 ビジネスだけではなく、日常生活におきましても、私たちから「判断」をするという作業を切り話すことはできません。同じ状況においても、人により判断結果は異なります。例え論理思考で現状や状況分析をキチンとできても、また例え思考力の高い人でも、判断の仕方次第でものごとがうまくいくこともあれば、うまくいかなかったり、さらには悪循環に陥ってしまったりすることもあります。
 四字熟語の中には、私たちが判断に迷わないように、また迷ったときのヒントを与えてくれたりもします。迷ったときに、答を教えてくれるわけではありませんが、解決の糸口が見つかりやすくなったり、解決の時間を短縮してくれたり、よりよい解決策を見出したり、現状が悪化するのを防いでくれたりと、ヒントを与えてくださる時にはそれにより助けられることもあるでしょう。
 4ー05 一期一会    部下を育てる
      ~ 一生に一度の機会として誠意を持って対峙する ~


「一期一会(いちごいちえ)」とは、千利休の言葉として、茶道に由来する和製四字熟語として、広く知られています。茶会に臨むにあたり、このような出会いや機会は、一生のうちで二度と訪れることがないかもしれないので誠意を持って対応すべきという意味です。
 山上宗二記に「路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏(かしこまる)ベシ」という一文が残されています。「一期」は、「いちき」と読む人がないといわれるほど、その読みはよく知られています。「一期」は、もともとは仏教語で、「人が生まれてから死ぬまでの間」、すなわち一生をあらわす言葉です。
「この一瞬は二度と巡り会えないかもしれませんので、最高のおもてなしをしなさい」ということから、神経を集中して、ベストを尽くしなさいという戒めです。
 人間の集中力というのは、われわれ凡人では三分くらいしか持続しないと言われています。また、集中しているつもりでも、ちょっとした気の緩みから集中状態が崩れ、失敗に繋がることがあります。それを戒めるのが、徒然草の「高名の木登り」の話です。
「高名の木登りといひし男・・・」で始まります第百九段に登場します。弟子の職人が高いところで梢を切っているときには何も言わなかったのにもかかわらず、軒の高さほどになり、もうすぐ地上に近いところまで下りて来たときに「あやまちすな。心して降りよ」と声をかけて注意を促したのです。
 怖さを感じる高所にいるときには、自分自身で注意をしますけれど、地上近くなりますと怖さも薄れ、つい気が緩み、木から転げ落ちるミスに陥りやすいという教えです。
 私がかつて会社勤務一年生であったときに、私の同僚が、ケアレスミスを起こしました。その時に、私も一緒に作業をしていましたので、彼をかばおうと「解っていながら、ちょっとした気の緩みでのミスで、私でも起こしかねないことです」と言いました。課長は、私に「ケアレスミスを軽視するな」と厳しく注意してくれたときに、徒然草のこの段を引用してくれたのです。
 私が若い頃に「ZD運動(ZeroDefects)」というのが、社員研修でさかんに叫ばれました。「無欠点で仕事をしようという標語であり、1962年に航空機の製造会社であったアメリカのマーチン・マリエッタ社のミサイル生産現場における作業改善運動が始まり(【Wikipedia】)」のことです。課長が言いたかったのは、ZD運動を知らないわけではないでしょうに、それを軽視するような私の発言を重要視してくれたのです。
 このことから、大いに反省し、近年「ヒヤリ・ハット」ということが叫ばれるようになりますと、その課長の顔を思い出し、自分を戒めています。「ヒヤリ・ハット」は、ちょっとしたミスで、重大なことに繋がりそうなことを、間一髪で避けることができ、結果として大事に至らなかったために、看過されてしまうことがないようにする注意喚起用語です。
 ヒヤリとしたりハッとしたりしりするものの、大事に至れば、大いに反省はしますが、「ミスにならなくて良かった」と思って、直ぐに忘れてしまいがちです。人命に関わる医療現場では、非常にこの意識が高くなってきていますが、まだまだ一般の企業ではその意識が低いところが多いです。
 重大な事故が発生した際には、その予兆としてのヒヤリ・ハットが顕在化していないことが多いです。そこで、ヒヤリ・ハットの事例を集め、共有化して共通認識することが、重大なミスや事故防止に繋がると考えます。ハインリッヒの法則というのがありまして、「重大事故の陰に二九倍の軽度事故と、三〇〇倍のニアミスが存在する」と言われています。
 人を育てることは難しいです。仕事を指示するときに、新入社員が相手なら、どの様なやるのか、手順や方法、ポイントなどをしっかり伝えて仕事に取り組んでもらいます。しかし中堅社員を相手にするときには、その仕事の目的は何かをキチンと伝え、方法論などは相手に任せることです。
 中堅社員などを育てるときのポイントとして、私が重視していることの一つが答えを言わず、失敗させる、考えさせる、矛盾に取り組ませるということを基本にしています。人間というのは、自分が気づかないと同じ失敗を繰り返すものです。部下を本当に共育しようと思ったら、部下に失敗させ、部下に上司である自分が叱られたり、恥をかいたりすることを怖れないことです。部下も、自分の代わりに自分の樹脂がそのような思いをしたら、二度と同じ失敗を繰り返すまいと努力をしてくれるのです。
 実務や研修では、答えを言わず、失敗させる、考えさせる、矛盾に取り組ませるということを基本にしています。すなわち、答えは知識や経験をベースに、ひらめきから得ることが重要であると考えているのです。
 ところが、中堅どころであるにもかかわらず、この方法が通じない社員も結構います。その場合には、一ランク下げた形で指示を出します。すなわち、目的だけではなく、方法論としてどの様なやり方を相手が考えているのか指示を出すときに確認するようにします。相手によっては、「この作業のポイントは何だろう」と相手に考えさせ、必要に応じて適切なアドバイスをします。
 それでも成長しない社員がいる時には、失敗事例集の中から、事例を選んで、会議の場をOJT研修の場として流用するようにします。この事例は、課長に恥をかかせてしまったあれのことだと言うことを皆が知っています。同じ失敗を繰り返さないように皆で知恵を出し合います。その過程で、当該者が自分自身に問題あることを認識してきます。爾後、同じような失敗を繰り返しますと、他の社員の目が厳しくなり、管理職がいなくても当該者の意識が変わらざるを得ません。きめの細かいコミュニケーションで社員を育ててゆきましょう。
 社員の育成には「不撓不屈(ふとうふくつ)」という四字熟語を社員に浸透させるのが効果の上がる方法のひとつです。「撓」は「たわむ」ですので、「不撓不屈」は、「たわむことなく、また屈することのない」となります。このことから「強固な意志を持っていれば、どのような辛苦や困難にもくじけない」という意味で使われます。「不屈不撓(ふくつふとう)」と表記することもあります。
 社員が不撓不屈の精神でもって努力するようになりますと、企業は組織で動くことができ、協力軍団として管理職の下で「三面六臂(さんめんろっぴ)」の活躍するようになるでしょう。「三面」は「三つの顔」、「臂」は肘や腕のことですので、「三つの顔や六つの腕を持つ」という意味から、「三面六臂」とは「一人で百人力を発揮し、多方面で活躍をする」という意味です。
 また、「獅子奮迅(ししふんじん)」の活躍という四字熟語もあります。「奮迅」は「激しく奮い立つ」という意味ですので、「志士が猛々しく奮い立つような激しい勢いで、猛烈に物事に取り組む」という意味で、「活躍」という言葉を強調するときに使います。
*
 *
■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月22日 ◇ビジネスパーソンの話術 ◇座右の銘を持つ生き方 ”道程” <高村光太郎> 3-05

2024-11-23 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月22日 ◇ビジネスパーソンの話術 ◇座右の銘を持つ生き方 ”道程” <高村光太郎> 3-05 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月22日

 株式会社NEWONE(東京都千代田区)の調査によりますと、関東と関西では考え方に違いがあるそうです。
 「働くうえで重視すること」へに質問に対して、関東地方のビジネスパーソンは「ワークライフバランス」を重視する人が51.0%でした。それに対して、関西地方では34.3%という数字が出ました。
 逆に関西地方では「何よりも楽であること(負荷・ストレスが少ない・時間が短い・家から近いなど)」を選んだ人は31.2%でしたが、関東地方では21.0%でした。
 働き方に関しても、同じ日本でありながら東西の違いがあるのですね。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

◆ 05 座右の銘を持つ生き方 ”道程” <高村光太郎>

 ほとんどの人が、何らかの座右の銘をお持ちと思います。 

 私も、吉田松陰の「至誠」、上杉鷹山の「なせば成る」を始め、いくつかの座右の銘ともいえるような名言を、自分の生きていく指針としてきています。

 その中のひとつに、詩人・高村光太郎の「道程」があります。ここでは、「道程」について、ご紹介します。

  僕の前に道はない   僕の後ろに道は出来る   ああ、自然よ   父よ   僕を一人立ちにさせた廣大な父よ   僕から目を離さないで守る事をせよ   常に父の氣魄を僕に充たせよ   この遠い道程のため   この遠い道程のため

 「道程」とは、あるところにたどり着くまでの道のりや距離、行程をさしますが、光太郎は、「あるところ」という言葉を、「ある境地」、「目標」においていると考えています。すなわち、道程とは、自分の目標に近づく状態になるまでの期間・時間およびその過程を大切にする「完成までのみちのり」と解釈し、私の座右の銘として、日々を大切に生きるように努力しています。

 「廣大」は、広く大きいこと、「氣魄」は、激しい気力・精神力を意味しますので、強いこころを持ち、目標に向かって行くように鼓舞されていると思います。

 光太郎は、広大な自然を父と仰ぎ、その力に強い畏敬の念を持ち、それを自分自身の成長の鞭として、叱咤激励を自分自身に課し、一層高い所に進んでいこうという気魄を感じます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

   ■【今日は何の日】 11月23日 勤労感謝の日 いい兄さんの日

■【今日のおすすめ】

 【あたりまえ経営のきょうか書】 ビジネスパーソン成功術 3-401 自分の専門外でも会話の輪に入ってみる

 時代の変化は大きく、速く、グローバルに展開されています。学歴や職歴など、過去の知識や情報がそのまま活かせる機会は、年々減少してきています。
 一方で、成長過程やビジネスを通じての経験は、それを礎として、現在でも、将来にも活かせるでしょう。しかし、使い方次第では、陳腐化してしまい、かえって新しい時代の足かせにもなりかねません。
 このような経営環境の急速な変化の時代ですので、ビジネスパーソンも、過去の延長線上での発想では、生き続け、成長していくことは困難でしょう。
 新しい時代の生き方について、原点に戻って、考えてみませんか?

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 経営コンサルタントを長くやって行ける秘訣 b22

 このブログをお読みの皆様の中には、私が1970年代から経営コンサルタントとして活動していることはご存知と思います。

 しばしば「経営コンサルタントを永くやっていける秘訣は何ですか?」という質問を受けます。

 3つの要素がありますが、そのひとつが「内助の功と家庭円満に感謝する」という感謝の気持ちを大切にすることです。

 では、あとの2つは?

 その答を知りたい方は「料金を払ってください」です。<笑い>

 私が経営士・コンサルタントとして走り始めた頃、ある先輩から「独立コンサルタントとしてやってゆくには、“営業力”だ!」と言われました。

 いかに受注をとることがむつかしいのかということです。

 しかし、一旦顧問契約をしたら、全力投球をして、その顧問先との契約を長く続けることです。

 成果が出て来れば、顧問先が新たな顧問先を紹介してくれます。

 難しい経営理論をぶちまけるのも良いでしょうが、中小企業が最も苦手なことは「あたり前」を実行することです。

 「あたり前のことがあたり前にできる」ようにするだけで、中小企業の業績は上がってゆきます。

 たとえば「5S」ですが、人として、企業としてあたり前のことではないですか。

 5Sという、難しい理論ではないこと、それができるだけでも、業績が上がるのです。

 経営士・コンサルタントの業務というのは、クライアントさんのあたり前”創り”の支援をし、それを持続的に実行できるようにし、成果に結び付けられるように寄り添うことです。

 「教えてやるのだ」という上から目線では、契約の継続は困難です。

 次の”あたり前”テーマを、提供し続ければ、顧問契約は、半自動的に延長されてゆくのです。

【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 5 かほりからの電話は?

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月23日 勤労感謝の日 いい兄さんの日

2024-11-23 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月23日 勤労感謝の日 いい兄さんの日

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 勤労感謝の日

 11月23日は「勤労感謝の日」です。国民の祝日の一つで「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」と言われています。

 私たちの親の年代の人は、「新嘗祭(にいなめさい)」という言葉をよくします。17ある宮中令制祭祀のひとつで、天皇が五穀の新穀を食べ、収穫に感謝する儀式で、日本における収穫祭に当たるものです。

  戦前まで、新嘗祭を過ぎないとその年に採れた新米を食べないという風習がありました。

 年末まであと余すところ38日です。勤労感謝の日には、今年の自分自身の「勤労」、すなわち自分の仕事のあり方を振り返ってみるようにしています。年初に決めた今年の自分の計画で未達のものについて何とかそれを達成するにはどうすべきかを考えるようにすると、たとえ不充分であっても「一年の計」の実現に近づくことができます。

 宮中三殿の近くにある神嘉殿で収穫祭が執り行われます。

【Wikipedia】

 11月23日は「勤労感謝の日」です。国民の祝日の一つで「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」と言われています。

 私たちの親の年代の人は、「新嘗祭(にいなめさい)」という言葉をよくします。17ある宮中令制祭祀のひとつで、天皇が五穀の新穀を食べ、収穫に感謝する儀式で、日本における収穫祭に当たるものです。

 戦前まで、新嘗祭を過ぎないとその年に採れた新米を食べないという風習がありました。

 年末まであと余すところ38日です。勤労感謝の日には、今年の自分自身の「勤労」、すなわち自分の仕事のあり方を振り返ってみるようにしています。年初に決めた今年の自分の計画で未達のものについて何とかそれを達成するにはどうすべきかを考えるようにすると、たとえ不充分であっても「一年の計」の実現に近づくことができます。

 宮中三殿の近くにある神嘉殿で収穫祭が執り行われます。

 

■ いい兄さんの日

 11月23日は、「11(いい)23(にいさん)」という語呂合わせから、11月23日は「いい兄さんの日」です。

 因みに、姉妹型研究家として知られる漫画家の畑田国男が1992(平成4)年に提唱し、「弟の日」は3月、兄の日が6月、妹の日が9月、姉の日が12月の各6日に制定されています。

(ドアノブ)

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得  ◇ 経営コンサルタントになろう  ◇ 経営コンサルタントQ&A  ◇ 独立・起業/転職

 ◇ 心 de 経営  ◇ 経営マガジン  ◇ 経営コンサルタントの独り言  ◇ 経営四字熟語

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾  ◇ ニュース・時代の読み方  ◇ 時代の読み方・総集編  ◇ 経営コンサルタントの本棚  ◇ 写真・旅行・趣味  ◇ お節介焼き情報  ◇ 知り得情報  ◇ 健康・環境  ◇ セミナー情報  ◇ カシャリ!一人旅

 

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 コンサルタントを目指す人の60%がみるサイト


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする