kenharuの日記

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内視鏡検査

2012-02-24 | その他
今朝はカミさんの内視鏡検査があった。
すぐに終ると言うので、車で送迎した。

駐車場で小説本を読みながら待っていると、間もなく、仏頂面をしたカミさんが帰って来た。
フガフガした言い方で「ひどい目に会った」と怒っている。
「そうかそうか、かわいそうに」とあやしながらノドの奥を覗いてみると、ノドチンコの向こうの壁にキズが出来て、赤くなっている。
なるほど、下手な医者に突かれたな・・・

ボクは、初体験らしい若い医者に、いじめられた経験がある。
十二指腸潰瘍で入院し、退院前日の最終検査の時だ。
内視鏡の先端が、ノドチンコの奥の壁を突くばかりで、いつまでも入らない。
誰にでも初めてがあるさ、と思いながら堪えていたが、繰り返し突くものだから、だんだん痛くなった。

「先生もっと下だよ」と言いたいが、声にならない。
内視鏡を掴んで、方向を下向きに直そうとしたら、看護婦に手を抑えられ、内視鏡はいったん引き抜かれた。
じゃべれるようになったので、「先生、もっと下ですよ」。

再びのトライも、また同じ繰り返し。
なんと不器用な人だ。
ちゃんと講習を受けたのだろうか。
あまりにも痛いので、再び手を出し、自分で内視鏡を引き抜いた。
「先生、今日はもう、やめましょう」

病室に帰り、鏡に向かって大口を開けると、ノドの突き当たりの壁に切り傷が何本も出来ていて、血が滲んでいる。
看護婦が「しばらく痛いでしょうから、明後日に再検査しましょう」と言いに来た。
これで入院が2日伸びた。
患者の意志で検査を中断した形になったから、予想通り、誰も謝りに来なかった。
翌朝の味噌汁はノドに滲みて飲めなかった。

大病院では、新人をあてられることがあるから要注意だ。
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