日本医師会総合政策研究機構によれば、ボクの住む埼玉県の医療体制は「極度の医療資源不足」にあるという。
「病床数、一般病床数、病院勤務医数、全身麻酔数、看護師数の、いずれの偏差値も全て45を下回り、日本で最も医療提供が不足している県」
なのだそうだ。
つい先日は、新型コロナ感染者を収容しきれずに、100人以上の自宅待機者を生じさせ、それによる死亡者を出している。
埼玉県は、毎日およそ100万人が東京に通勤通学するという、一種いびつな県である。
ボクの町もまた東京通勤者のベッドタウンだ。
近所に住む知り合いたちの多くは、病気になると東京まで出かけて治療を受けたり、入院をしている。
住民の意識も行動も「埼玉都民」なのである。
東京と切り離せない埼玉都民だが、しかし新型コロナに関しては都道府県別の対応になる。
感染が疑われる人は、まず地元の「帰国者・接触者相談センター」に相談する決まりになっている。
そしてPCR検査に合格すれば、「極度の医療資源不足」の埼玉県内で、見つかるかどうかはわからないが、入院先を探すことになる。東京で医療が受けられるのはコロナ以外の商業ベース医療だけで、「俺は埼玉都民だ」と主張してもたぶん無駄だろう。
「病床数、一般病床数、病院勤務医数、全身麻酔数、看護師数の、いずれの偏差値も全て45を下回り、日本で最も医療提供が不足している県」
なのだそうだ。
つい先日は、新型コロナ感染者を収容しきれずに、100人以上の自宅待機者を生じさせ、それによる死亡者を出している。
埼玉県は、毎日およそ100万人が東京に通勤通学するという、一種いびつな県である。
ボクの町もまた東京通勤者のベッドタウンだ。
近所に住む知り合いたちの多くは、病気になると東京まで出かけて治療を受けたり、入院をしている。
住民の意識も行動も「埼玉都民」なのである。
東京と切り離せない埼玉都民だが、しかし新型コロナに関しては都道府県別の対応になる。
感染が疑われる人は、まず地元の「帰国者・接触者相談センター」に相談する決まりになっている。
そしてPCR検査に合格すれば、「極度の医療資源不足」の埼玉県内で、見つかるかどうかはわからないが、入院先を探すことになる。東京で医療が受けられるのはコロナ以外の商業ベース医療だけで、「俺は埼玉都民だ」と主張してもたぶん無駄だろう。