どうやら医療崩壊が現実味を帯びてきた。
都は病床数を3倍にという要請を出したが、「現場は追いつけないだろう」とする情報が多い。
第一波の戦いで、国も都も戦費を使い果たしている。
民間零細企業は運転資金が枯渇。
もはや休業要請は出来ない、とする雰囲気が蔓延している。
再度の自粛が無理なら、中国や台湾のように、積極的な検査で陽性者を隔離し陰性者だけで経済を回すという策は可能なのだろうか。
それをやるには強力なリーダーシップが必要なのだが、安倍政権は末期状態、都は知事選の真っ最中。
これはタイミングが悪すぎる。
次期政権をうかがう有力者たちがそれぞれに動き始めていて、国の総力を結集出来る状況ではない。
もしかしたら、現政権の失敗を期待している有力者だって居るかもしれない。
安倍さんが「6月末に」と言っていたアビガン承認は、何やら厚労省や業界の「闘争」めいた状況にあり、目処が立っていない。
決め手となるワクチンの実用化は、専門家によれば「幸運に恵まれない限り数年先だろう」という。
我が埼玉県は、医療装備率が全国最下位レベルにあるから、感染爆発があれば医療崩壊は早いと思う。
怖い怖い。
自分の身は自分で守るしかないようである。