キャンピングカーは狭い空間での生活だから、どうしてもホコリが多くなる。
寝具を動かせば繊維ホコリが舞い、着替えをすれば乾燥肌の皮膚片が飛び散り、髪にクシを通せばフケが落ち、電気カミソリを使えば・・・。
窓から朝日が差し込んで、一日に降り積もったホコリが目に見えるとゾッとすることがある。
これらのホコリは、FF暖房機でも使おうものなら、いつまでも車内を舞い続ける。
わが家ではホコリ対策として頻繁に「ホコリ払い」をしている。
座席カバーと床の絨毯は、置いてあるだけだから、簡単に剥がせる。
この2つが占める面積は、テーブル面と寝具エリアを除けば、室内の大部分になる。
まずは座席カバーをそっと車外に持ち出してパタパタやる。
次に床面の絨毯2枚を剥がしてバタバタやるのだが、今日は布団叩きでパンパンやった。
これで降り積もったホコリの大部分が飛んで無くなる。
日射が強かったので、絨毯を叩くと宙に舞う微細なホコリが普段以上に良く見え、マスクをせずには居られなかった。
絨毯の繊維間に埋もれたホコリは、こうやって叩き出すのが手っ取り早い。
今日はホコリが出続けるので、叩いた衝撃で絨毯が粉末化しているのではないかと疑いたくなったが、まもなくおさまった。
絨毯を車に戻し、最後にテーブルに雑巾がけすれば、車内のホコリ掃除はおしまいである。
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