kenharuの日記

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港で遊ぶ

2013-10-02 | 旅行記
昨日今日は漁港でサケ釣りをした。
早朝は釣人で混み合うが、昼近くの埠頭はこんな様子になる。

日中はあまり釣れないが、のんびりと椅子に座って、日向ぼっこしながらのサケ釣りも良いものである。

外海から漁港に入ってきたばかりのサケは、きれいな銀色をした「銀ジャケ」だが、日が経つにつれて銀色のウロコが失われて、黒茶色の皮膚に変わる。
この変化を「ブナがかかる」と言う。

メスの銀ジャケが釣れたので、卵をイクラにはしないで、お気に入りの「味噌漬け筋子」にした。
まず、鮭子を割って開き、キッチンペーパーで包む。


それを、ミリンで溶いた味噌を塗った、キッチンペーパーの上に載せる。


鮭子の周り全部を味噌で覆い、新聞紙で何重にも包む。


これを冷蔵庫に2~3日寝かせれば、鮭子の水分が抜け出て、味噌漬け筋子が出来上がる。
銀ジャケの卵は皮が柔らかいから、イクラにしても筋子にしても、口に含んだだけでプチプチとはじける。

ブナのかかった、背中が黒ずんでしまったメスを開腹したら、お産間近な卵がバラバラになって出てきた。
バラけた卵は筋子にならないので、醤油漬けイクラにした。


せっかく作ったのだが、皮が硬くて食べにくい。
噛んでも、何割かが歯にかからずに、口中を逃げ回る。
噛み潰せば、口の中に皮が残る。
一粒を床に落としたら、ポーンポンポンと弾んだ。
このイクラをどうしよう・・・

釣人が少なくなる日中に、カミさんたちが漁港の海面を泳ぐ小魚の群れをすくいとった。

地元の人が「サケの稚魚ではないか」と言ったが、たぶん違う。

カミさんたちが、小魚にタマネギとカボチャを混ぜて


かき揚げにしてくれた。

なかなか美味しかった。
獲ったその場で、料理をして食べる。
キャンピングカーはキッチンカーでもある。

明日もまた、この港で遊ぶ。
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