kenharuの日記

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浄蓮寺散策

2017-09-20 | 旅行記
八葉山浄蓮寺の仁王門。


門をくぐり抜けると、目の前が浄蓮寺本堂である。


分厚い茅葺き屋根の迫力は、初めて見る者を圧倒する。


惜しいかな、屋根の上には棒を立てて、カラス除けのテグスを張り巡らせてある。

見事な屋根なのに、これはもったいない。
カラスどもが、墓地のお供え物を茅の隙間に隠したまま、放置して腐らせるのだという。

ボクらしか居ない境内は、とても静かで安らげる雰囲気だった。
退屈そうな黒猫と、


昼寝中のワン公。


赤い萩に、


白い萩。


竹林には曼珠沙華。


境内脇から川沿い道に下りると、三十三観音を巡る遊歩道がある。


この渓流の景観は、水量が豊富で急勾配だから、


花園神社付近の渓谷よりも力強い。


歩き進めば、岩盤に掘った仏様が次々に現れる。

散策するうちに、煩悩だらけのボクも、心が静かになった。


帰り道に見かけた、稲穂を干した田んぼ。

畔の曼珠沙華が秋らしい。
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過疎地の廃屋

2017-09-19 | 旅行記
隣に廃屋がある。

角地の家だが、建物が見えるのは、このアングルだけである。
数年後には、樹木に覆い隠されて、道路からは完全に見えなくなるだろう。

駐車場に置き去りの廃車は、既に見えなくなりかけている。


北海道の山間地を走っていると、放ったらかしの廃屋(一軒家)を良く見る。
雪の重みで半壊状態の家もある。
車庫の屋根が崩落して、廃車に乗っかっているのを見たこともある。
北海道は広いから、家も車も金をかけることなく自然崩壊を待つのかなと思っていたが、ここ北茨城でも山間の過疎地は同じ状況にあるようだ。

ボクらは携帯電話が「圏外」であることを嘆いているが、過疎の実態を見れば、これもまた仕方がないのかなと思ってしまう。
限界集落という言葉があるが、既に集落と呼べるほどの住民が居ないのだから。





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飛びもの撮影

2017-09-17 | 旅行記
今日は一日中雨が降り、一歩も家を出られなかった。

ブログネタも無いので、先日撮影したオニヤンマの飛翔姿を紹介。


うちの庭を縄張りにしている1匹が、暇人のお相手をしてくれた。


数え切れないほど撮った中の、どうにか見られる3枚である。



昔、飛び回るツバメを追いかけ回して、半日を無駄にしたことを思い出す。
野鳥の飛びもの撮影はするが、昆虫は初めてである。
これはカワセミ。

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ぶらり旅・最終日

2017-09-16 | 旅行記
鹿島灘海浜公園で朝を迎えた。

夜間は真っ暗で周囲が見えなかったが、泊まったのはボクらだけのようで、とても静かに眠れた。

農産物直売所をひやかしてから、海辺の道を散策。

公園は良く整備されていて、芝生は美しいし、木道などの遊歩道も整っている。

木道では野生のブドウを見つけた。

味はヤマブドウとほぼ同じだが、葉も実もひと回り小さい。
それに、本物のヤマブドウは、まだ黒く熟す時期ではない。

釣り人が波の中に立ち込んで、しきりに竿を振っていた。

ヒラメ狙いだそうだが、釣れているようには見えなかった。

散歩を終えると、涸沼自然公園まで移動した。
バードウォッチングのつもりだったが、今は鳥枯れの季節で、ほとんど成果なし。
期待のツツドリも現れなかった。

昼食は「いこいの村涸沼」。

湖面を眺めながらランチにした。

周辺をブラブラして、腹ごなしが終わると温泉へ。


展望風呂を独り占めして、曇天の灰色湖面を眺めながら入浴。
これにて2泊3日のぶらり旅が終了。
明日の天気予報は雨。
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ぶらり旅

2017-09-15 | 旅行記
毎日同じ道を散歩しているので、「たまには違う道を歩きたい」とカミさんがこぼす。
昨日は、友人宅を訪ねて茨城県南まで来たので、そのまま車中泊をした。
そして今日は、道の駅「たまつくり」で朝を迎えた。

今朝の散歩コースは目新しい。

霞ヶ浦の湖畔道。
爽やかに晴れて、気持ちのよい散歩が出来た。

昼前に、かすみがうら市水族館を覗いてみた。


小規模な施設だが、生き物が好きなボクは楽しめた。
人気者のウーパールーパー。


オオサンショウウオの大あくびに遭遇。

惜しいかな、ブレボケ。

水族館前の池には大きな鯉が居て、

餌を撒くと、イモ洗い。

急に鯉の旨煮が食べたくなり、道の駅の物産館へ。


選んだのは、骨まで食べられる旨煮。

霞ヶ浦は佃煮の歴史が長いからか、味付けが上手いのである。

カミさんが「もう一泊しよう」と言う。
近くにある茨城空港が車中泊に向かないかと、調べに行った。
便数の少ないマイナー空港なのに、なぜか駐車場は満車状態。

空港駐車場は、何日とめても無料なのだそうだ。
なるほど。

ここに居座れば、朝6時から夜22時まで空港施設が使える。
夜間は駐車場のゲートが閉じられるが、出入りしなければ何の問題もない。
むしろ、走り屋が侵入しないから、安眠が保証されるというものだ。
しかし惜しいことに面白みがない。

初めての空港なので、施設内を見学した。
定期便が飛んでいるのは、沖縄、福岡、神戸、札幌、上海。
上海便は、水曜日を覗いて、毎日飛んでいる。
どうりで中国語表記が目立つ。
分別ゴミ箱。


売店の掲示板。

意味が分かりそうで・・・分からなかった。

今日の入浴は「鉾田ホットパーク」。
濃いコーヒー色の、温泉らしい温泉だった。
モール泉ではないかと思う。

そして今夜のねぐらは、鹿島灘海浜公園。

日没前に、海の見える道を散歩した。
広大な公園なので、明日もまた楽しめる。
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北海道を味わう

2017-09-14 | 食べ物
北海道から帰宅したばかりの友人から電話があった。
「幌加内で蕎麦粉を買ってきた。蕎麦を打ってあげるから食べに来ないか」
こんな嬉しい誘いはない。

早速今日は友人宅へお邪魔した。
打ち立ての蕎麦を茹でて、氷水で締めて、まずはザル蕎麦から頂戴した。
添えられた天麩羅は、北海道で釣ってきたばかりのチカである。


ザルを平らげると、次はニシン蕎麦。

友人は多方面の趣味人で、釣りも料理も一流の腕である。

ボクは、過去10年連続で夏は北海道暮らしをしたが、今年は北茨城暮らしをしている。
涼しさには満足しているが、やはり何かが物足りなかった。
それだけに、今日の北海道づくしは大感激だった。



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橋の名前

2017-09-13 | 旅行記
携帯電話の「圏外」暮らし3ヶ月目。
着信の有無を確認するためもあって、700メートルほど離れた橋まで散歩するのが毎朝の習慣になった。

この新花沼橋のあたりまで歩けば、ようやくドコモの「圏内」に入る。

着信があると、橋の上から電話をかける。
わが家では「電話橋」と呼んでいる。

川を渡った向こう側には、橋の名前が平仮名で表記してある。



どこの誰が決めたのか、橋の名前は必ず、こっち側と向こう側で、漢字と平仮名になっているようだ。
昔、ウォークラリーのコース作りに、橋の名前をトリックに使ったことがある。
ラリーのコース案内図に、(橋の始まり部分に「しんはなぬまばし」という表記があったら、橋を渡って右折せよ)と図示してあるのだが、競技者が現地で遭遇する名前は「新花沼橋」。これを見て右折すればミスコースになる、というトリックである。
賢い競技者は、橋の向こう側の表記が平仮名であることに気づき、そして「このまま通り過ぎれば、どこかで戻って来るようになっているのだろう」と正しく推理するのである。

別の話になるが。
現地での呼び名が「しんはなぬまばし」だとしても、橋名の表記は「しんはなぬまはし」とする場合が多い。
「橋」や「川」の名前を表示する時には、「ばし」ではなく「はし」、「がわ」ではなく「かわ」とするのである。
その理由が面白い。
洪水の時は川が濁る。だから橋を「ばし」と濁らせるのは縁起が悪いということらしい。
那珂川にかかる橋は「なかかわ」と表記している例が多い。




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気密テストに立会い

2017-09-12 | 旅行記
昨日と今日は越谷に里帰り。
建築中のわが家の、気密テストに立ち会ってきた。

家の開口部にロケットエンジンみたいな換気装置を取り付けて、屋内と屋外に気圧差を作り、家全体からの空気漏れを計測する。

このテストに合格しないと、建築作業は次の工程には進めないルールになっている。
こんな面白い事をやっているのは、一条工務店だけらしい。

計測された「C値」とやらは、0.5。
漏れの程度を表す値である。
高気密住宅の基準値は2.0だから、4倍の性能が出ている。
計測結果から計算すると、わが家の、空気の漏れるスキマ総面積は「7センチ✕7センチ」となる。
内装工事前の成績だから、これから石膏ボードを貼ってクロス仕上げをすれば、気密性能はもっと高くなるという。

高気密住宅の換気は、もっぱら「機械換気」に頼ることになる。
各部屋の換気は、このダクトを通じて行われる。

ダクトの集中する白い扉の中には、集塵フィルターと熱交換器があった。

機械換気は、停止すればダクト内にカビが発生する可能性があるので、永遠に動かし続けなければならないと言われた。
毎年夏の3ヶ月間は避暑地ぐらしをしているが、その間も、自宅の換気装置は回しっぱなしになる。
理屈は分かるが、ほんとにこれで良いのかな・・・








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野生動物

2017-09-09 | 旅行記
今日の散歩では、車にひかれたヘビを数多く見た。
たった1キロの道に9匹もの死骸があり、なぜか全部が幼蛇だった。
山の急斜面と渓流に挟まれた道だが、山で生まれたのが川に向かったのか、あるいはその反対か。
背景には、何らかの習性があるように思える。

山里ぐらしは虫や野生動物が多い。
わが庭は毎日のように大型の蝶が舞う。
一番多いのがカラスアゲハ。


これはクロアゲハかな。

同定出来ないが、別種の黒いアゲハも現れる。

今朝は大型の蛾が庭に降りていた。

開翅長15センチほどのヤママユガ。

集落周辺はイノシシが多いそうで、田畑の全部が高圧電線で囲んである。
まだイノシシには出会っていないが、夜になると、この借家の庭にも現れるらしい。
毎日夕方になると、イノシシ追いのロケット花火の音が聞こえる。

リスやイタチも見た。
周辺の廃屋にはハクビシンが住んでいて、トウモロコシ畑などは「ほとんどが食べられてしまう」という。
自然が豊かだと害獣も多くなる。
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マムシ?

2017-09-07 | 旅行記
散歩道に蛇の死骸が落ちていた。

車にひかれたのだろう。

マムシのように見える。
写真の状態で、手のひらほどの大きさである。
アオダイショウの幼蛇はマムシに似ているらしいから、マムシでは無いかもしれない。
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