ごっとさんのブログ

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「良い睡眠」と体内時計

2017-05-27 10:41:11 | 自然
良い睡眠のために朝食で体内時計をリセットするという記事が出ていました。

私は若いころから健康は睡眠と食事にあると考えていたことは、このブログでも少し触れたことがあります。しかし勤務していたころは、研究という仕事上やむを得ないのですが、帰宅が遅くなる(終業後麻雀で遅くなることも多かったのですが)ことも多く、日常的に睡眠不足になっていました。

そのため休日は昼まで寝て、睡眠不足を補うという生活が主でした。ただこれは私がそう思っているだけで、本当に睡眠不足になっていたかは怪しい気もします。休日に朝寝坊できなくとも特に昼眠くなることもなく、睡眠は足りていたのかもしれません。私の知人で一日4時間程度の睡眠で十分という人いましたので、必要睡眠時間というのも個人差は大きいようです。

規則正しい食事というのもなかなかできていませんでした。必ず朝食は摂って出ていましたし、昼食は12時からと決まっていたので、朝昼は同じ時間でしたが、夕食は非常に異なっていました。

6時前に会社の食堂で食べてしまうこともあれば、遅く帰宅して10時ごろになることもありました。私は基本的に間食をしなかったのですが、特に意識して食べないわけではなく、あまり食べたいという気にならないでそういう習慣ができていました。このように睡眠と食事を重視していた割には、不規則な生活を送っていたようです。

さてこの記事は時間栄養学という観点から、睡眠と食事に触れています。人間の体は一定のリズムを持っており、体内時計でこれを制御しています。これは主なものが脳の視交叉上核にありますが、これは24時間よりやや長く、朝起きて光を浴び目から入る光の刺激でリセットされるようです。

その他全身の臓器にも体内時計が働いています。この体内時計に食や栄養が制御され、逆に食事も体内時計を制御することが分かってきました。リズムを整えるためには朝食が大切で、食事をすることでインスリンが分泌され時計遺伝子が発現して体内時計がリセットされるようです。

この朝食をしっかりとることで良いリズムが生まれ、質のいい睡眠につながるとしています。通常夕食に重きを置きますので、朝食は軽めになります。調査結果では朝食:昼食:夕食は2:3:5となるそうですが、これを3:3:4ぐらいにするのが理想のようです。

データでは朝食の比率が低い人は太りがちで、夜型のリズムに傾くため睡眠時間が少なくなるようです。その他カフェイン類は体内時計を遅らせるとか、色々食事と睡眠との関連が述べられていました。

どうも私はここに書かれている悪いとされる生活ですが、一旦眠るとぐっすり寝られますので、それなりに質のいい睡眠にはなっているようです。