大腸ガンはこの30年で患者が5倍にも増加し、治りやすいが見つかりにくいということで注目されているようです。
治療に関しては進行ガンと言われるステージになっても、80%は治る一方で初期段階では全く症状がないという厄介なガンと言われています。
患者数はやや古いのですが、2015年の予測では13万6000人程度と、肺ガンの13万3000人、胃ガンの13万3000人とをぬいてトップになると予測されています。その理由としては食生活、ライフスタイルの欧米化と言われていますが、私はあまり関係ないと思っています。
それでも科学的な理由としては、肉をたくさん食べるようになって肝臓でできる胆汁酸の量が増加するようです。この胆汁酸が腸の中に分泌されると、腸内細菌によって二次胆汁酸となります。この二次胆汁酸に発ガン性があると言われています。
しかし二次胆汁酸といってもそれほど大きく構造が変わるわけではなく、胆汁酸にある3つの水酸基の一つが取れる程度ですので、どの程度の発ガン性かは疑わしいと思っています。
やはりこの記事にもあるように最も大きな要因は高齢化と思われます。高齢化すると遺伝子変異がだんだん増加し、その積み重ねで大腸ガンが発症するというのは確かでしょう。大腸ガンはほかのガンと比べて進行が早いわけではなく、最初は小さなポリープと言われるものがだんだん大きくなり、ガンになります。ですからポリープができてから、手術が必要になるガンになるまでの期間は、少なくとも2年程度かかると言われています。
またガンのステージとの関連では、粘膜の中にとどまっている状態が「ステージ0」、壁の中に入り込んでも腸の中にとどまっている「ステージ1,2」であればかなりの確率で確実に治るようです。リンパ節転移があるものを「ステージ3」ですが、今の日本ではこれでも80%は治ると言われています。
私の知人は手術した時にすでに肝臓に転移しており、これは「ステージ4」でここまで進行するとかなり難しく、知人も2年ほどでなくなりました。
さて気を付けるべき初期症状としては、1便に粘液や血が混じる 2下痢や便秘が続く 3お腹にしこりがある 4残便感がある 5便意はあるが出ない といったことが上げられるようです。こういった自覚症状がある場合は、早めに検査を受けることが大切です。
検査といっても便の潜血反応を見るだけですので、針のようなものを便に突き刺し提出するだけの簡単なものです。私も健康診断時は必ずやっています。これが陽性であった場合は、内視鏡検査ということになりますが、これはかなり大変なものになります。
この潜血反応を見るのは簡単にできますし、そういう意味ではそれほど見つけにくいガンではないような気がします。私は内視鏡検査はやったことがありませんが、ガン年齢になっていますので簡単な検査は毎年やるつもりでいます。
治療に関しては進行ガンと言われるステージになっても、80%は治る一方で初期段階では全く症状がないという厄介なガンと言われています。
患者数はやや古いのですが、2015年の予測では13万6000人程度と、肺ガンの13万3000人、胃ガンの13万3000人とをぬいてトップになると予測されています。その理由としては食生活、ライフスタイルの欧米化と言われていますが、私はあまり関係ないと思っています。
それでも科学的な理由としては、肉をたくさん食べるようになって肝臓でできる胆汁酸の量が増加するようです。この胆汁酸が腸の中に分泌されると、腸内細菌によって二次胆汁酸となります。この二次胆汁酸に発ガン性があると言われています。
しかし二次胆汁酸といってもそれほど大きく構造が変わるわけではなく、胆汁酸にある3つの水酸基の一つが取れる程度ですので、どの程度の発ガン性かは疑わしいと思っています。
やはりこの記事にもあるように最も大きな要因は高齢化と思われます。高齢化すると遺伝子変異がだんだん増加し、その積み重ねで大腸ガンが発症するというのは確かでしょう。大腸ガンはほかのガンと比べて進行が早いわけではなく、最初は小さなポリープと言われるものがだんだん大きくなり、ガンになります。ですからポリープができてから、手術が必要になるガンになるまでの期間は、少なくとも2年程度かかると言われています。
またガンのステージとの関連では、粘膜の中にとどまっている状態が「ステージ0」、壁の中に入り込んでも腸の中にとどまっている「ステージ1,2」であればかなりの確率で確実に治るようです。リンパ節転移があるものを「ステージ3」ですが、今の日本ではこれでも80%は治ると言われています。
私の知人は手術した時にすでに肝臓に転移しており、これは「ステージ4」でここまで進行するとかなり難しく、知人も2年ほどでなくなりました。
さて気を付けるべき初期症状としては、1便に粘液や血が混じる 2下痢や便秘が続く 3お腹にしこりがある 4残便感がある 5便意はあるが出ない といったことが上げられるようです。こういった自覚症状がある場合は、早めに検査を受けることが大切です。
検査といっても便の潜血反応を見るだけですので、針のようなものを便に突き刺し提出するだけの簡単なものです。私も健康診断時は必ずやっています。これが陽性であった場合は、内視鏡検査ということになりますが、これはかなり大変なものになります。
この潜血反応を見るのは簡単にできますし、そういう意味ではそれほど見つけにくいガンではないような気がします。私は内視鏡検査はやったことがありませんが、ガン年齢になっていますので簡単な検査は毎年やるつもりでいます。