今週からイタリアローマでイタリア国際(ATP1000、マスターズ)が開催されています。
こういった大きな大会が2週間続けて開催されるというのは、選手にとっては大変で、ATPも考えてほしいものです。この大会は日本人選手は女子の大坂なおみと土居美咲が出場しましたが、残念ながら二人とも初戦敗退となってしまいました。男子は錦織だけになりましたが、手首のけがの具合など不安の多い大会となりました。
錦織は第7シードですので1回戦が免除され、2回戦が初戦となりましたがなんとまたフェレールとの対戦となりました。試合の組み合わせはドローというように抽選で無作為に決めているのですが、どうもよく当たる選手と全く当たらないということが出てくるようです。
フェレールとは前の大会で危なげなく勝っていますが、当然錦織の研究もしてリベンジに燃えているはずでそれほど楽ではないようです。それでも1セットはややもたつきましたが、後半錦織らしさが出てきて7-5で取りました。
こうなると錦織のペースになり、2セットは6-2と簡単にとり勝利しました。手首のけがも問題ないようで一安心ですが、もうフェレールは35歳ですので全盛期の強さがなくなった気がします。
3回戦はアルゼンチンのデルポトロとの対戦となりました。彼は現在34位とシードも付かないのですが、長い怪我での休み前は、トップテンにおりグランドスラム優勝の経験もあります。29歳ですが198センチの長身からのサーブと鋭いフォアを武器としています。昨年復帰したのですが、リオオリンピックでは銀メダルと活躍が始まっています。
錦織はデルポトロを苦手としており、対戦成績も1勝4敗と良くありません。1セットは珍しく錦織のサーブから始まりましたが、調子が出る前にこれを取られてしまいました。しかし錦織も良いリターンになってきましたので、どこかで挽回するか期待していましたが、追いついては離されるというパターンでした。
それでも5-6とリードされた相手のサーブを破り、タイブレークまでもつれこみました。ここまで対等のゲームをしていましたので期待したのですが、錦織のストレートがネットにかかるというミスが出てこのセットを取られてしまいました。
2セット目はデルポトロが慎重になったのか、本当にミスが出なくなりました。錦織の攻めのショットがアウトになったりしてリードを許しました。結局このリードを挽回することができず3-6で敗れてしまいました。このセットのデルポトロは、いわゆる凡ミスであるアンフォースドエラーが0という完ぺきなテニスでした。これでは錦織より一枚上手であったと言わざるを得ません。
次の準々決勝デルポトロ-ジョコビッチ戦は見ることができないと思いますが、やや不調のジョコビッチを破って欲しいものです。
こういった大きな大会が2週間続けて開催されるというのは、選手にとっては大変で、ATPも考えてほしいものです。この大会は日本人選手は女子の大坂なおみと土居美咲が出場しましたが、残念ながら二人とも初戦敗退となってしまいました。男子は錦織だけになりましたが、手首のけがの具合など不安の多い大会となりました。
錦織は第7シードですので1回戦が免除され、2回戦が初戦となりましたがなんとまたフェレールとの対戦となりました。試合の組み合わせはドローというように抽選で無作為に決めているのですが、どうもよく当たる選手と全く当たらないということが出てくるようです。
フェレールとは前の大会で危なげなく勝っていますが、当然錦織の研究もしてリベンジに燃えているはずでそれほど楽ではないようです。それでも1セットはややもたつきましたが、後半錦織らしさが出てきて7-5で取りました。
こうなると錦織のペースになり、2セットは6-2と簡単にとり勝利しました。手首のけがも問題ないようで一安心ですが、もうフェレールは35歳ですので全盛期の強さがなくなった気がします。
3回戦はアルゼンチンのデルポトロとの対戦となりました。彼は現在34位とシードも付かないのですが、長い怪我での休み前は、トップテンにおりグランドスラム優勝の経験もあります。29歳ですが198センチの長身からのサーブと鋭いフォアを武器としています。昨年復帰したのですが、リオオリンピックでは銀メダルと活躍が始まっています。
錦織はデルポトロを苦手としており、対戦成績も1勝4敗と良くありません。1セットは珍しく錦織のサーブから始まりましたが、調子が出る前にこれを取られてしまいました。しかし錦織も良いリターンになってきましたので、どこかで挽回するか期待していましたが、追いついては離されるというパターンでした。
それでも5-6とリードされた相手のサーブを破り、タイブレークまでもつれこみました。ここまで対等のゲームをしていましたので期待したのですが、錦織のストレートがネットにかかるというミスが出てこのセットを取られてしまいました。
2セット目はデルポトロが慎重になったのか、本当にミスが出なくなりました。錦織の攻めのショットがアウトになったりしてリードを許しました。結局このリードを挽回することができず3-6で敗れてしまいました。このセットのデルポトロは、いわゆる凡ミスであるアンフォースドエラーが0という完ぺきなテニスでした。これでは錦織より一枚上手であったと言わざるを得ません。
次の準々決勝デルポトロ-ジョコビッチ戦は見ることができないと思いますが、やや不調のジョコビッチを破って欲しいものです。