昨日までトルコで開催されていたアンタルヤオープン(ATP250)で世界ランキング66位の杉田祐一が見事優勝しました。
ATPツアーでタイトルを獲得したのは、松岡修造、錦織圭に続く史上3人目の快挙となりました。この大会はウインブルドンの芝コートの前哨戦の一つではありますが、あまりにも大会に近いこともありトップ選手はほとんど参加していませんでした。
それでも世界ランキング8位で若手筆頭であるティエムが第1シードとして、ベテランベルダスコが第3シードとして出場しており、杉田クラスは優勝とは程遠い位置と言えます。
こういった小さい大会ではもちろんテレビ放映などなく、私もテニスナビで結果を見る程度でした。ところが杉田は2回戦で第4シードのフェレールをフルセットの戦いで破ったのです。またこの段階でティエムなど上位シードの選手がほとんど敗退してしまいました。
この大会はトルコですので日本との時差もあまりなく、PC動画をライブで見ることはできるのですが、チャンネル数も少なくあまりきれいではないこともあり、全く見ていませんでした。ところが準々決勝も勝ち上がり、ベスト4に入ったのです。これは応援しなくてはいけないということで、色々動画を検索し準決勝のバグダディス戦は観戦しました。
杉田のテニスを見るのは久しぶりでしたが、簡単に言えば以前よりはるかに良いテニスをするようになっていました。それほど鋭いショットはないのですが、うまく左右に安定してボールを散らし、フォア・バック共に確実に返していました。
6-3で1セットを取りましたが、2セットはタイブレークまでもつれこれを落としてしまいました。ファイナルセットは4-1とリードしこれならば勝てそうと思っていたところ、相手のバグダディスがショット打ったのち倒れこみ動けなくなってしまいました。このまま棄権し杉田の初の決勝進出が決まりました。
後からわかったのですが、この時は気温41℃という高温で熱中症のような状態になったようです。
昨日の決勝の相手はフランスの29歳マナリノというほぼ同じクラスの選手でした。二人とも決勝の舞台は初めてで、がちがちに固くなっているのが分かりました。杉田のサーブは入らないし、マナリノのリターンはとんでもないところに飛ぶといった感じでした。
先にこの緊張から立ち直ったのは杉田で、1セットを6-1と圧倒しました。2セットになるとマナリノも息を吹き返し先にリードしたのですが、杉田が追いつきタイブレークにもつれ込みました。
この最後のポイントは杉田のセンターへのサーブを相手がネットにかけ、悲願の初優勝達成です。表彰式まで見ていましたが、しっかりした英語のスピーチを嬉しく聞いていました。
杉田はもう28歳ですが、この安定感のあるテスができれば明日からのウインブルドンも期待できそうです。
ATPツアーでタイトルを獲得したのは、松岡修造、錦織圭に続く史上3人目の快挙となりました。この大会はウインブルドンの芝コートの前哨戦の一つではありますが、あまりにも大会に近いこともありトップ選手はほとんど参加していませんでした。
それでも世界ランキング8位で若手筆頭であるティエムが第1シードとして、ベテランベルダスコが第3シードとして出場しており、杉田クラスは優勝とは程遠い位置と言えます。
こういった小さい大会ではもちろんテレビ放映などなく、私もテニスナビで結果を見る程度でした。ところが杉田は2回戦で第4シードのフェレールをフルセットの戦いで破ったのです。またこの段階でティエムなど上位シードの選手がほとんど敗退してしまいました。
この大会はトルコですので日本との時差もあまりなく、PC動画をライブで見ることはできるのですが、チャンネル数も少なくあまりきれいではないこともあり、全く見ていませんでした。ところが準々決勝も勝ち上がり、ベスト4に入ったのです。これは応援しなくてはいけないということで、色々動画を検索し準決勝のバグダディス戦は観戦しました。
杉田のテニスを見るのは久しぶりでしたが、簡単に言えば以前よりはるかに良いテニスをするようになっていました。それほど鋭いショットはないのですが、うまく左右に安定してボールを散らし、フォア・バック共に確実に返していました。
6-3で1セットを取りましたが、2セットはタイブレークまでもつれこれを落としてしまいました。ファイナルセットは4-1とリードしこれならば勝てそうと思っていたところ、相手のバグダディスがショット打ったのち倒れこみ動けなくなってしまいました。このまま棄権し杉田の初の決勝進出が決まりました。
後からわかったのですが、この時は気温41℃という高温で熱中症のような状態になったようです。
昨日の決勝の相手はフランスの29歳マナリノというほぼ同じクラスの選手でした。二人とも決勝の舞台は初めてで、がちがちに固くなっているのが分かりました。杉田のサーブは入らないし、マナリノのリターンはとんでもないところに飛ぶといった感じでした。
先にこの緊張から立ち直ったのは杉田で、1セットを6-1と圧倒しました。2セットになるとマナリノも息を吹き返し先にリードしたのですが、杉田が追いつきタイブレークにもつれ込みました。
この最後のポイントは杉田のセンターへのサーブを相手がネットにかけ、悲願の初優勝達成です。表彰式まで見ていましたが、しっかりした英語のスピーチを嬉しく聞いていました。
杉田はもう28歳ですが、この安定感のあるテスができれば明日からのウインブルドンも期待できそうです。