ごっとさんのブログ

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「痩せの大食い」なぜ太らない

2017-07-04 10:08:01 | 健康・医療
タイトルにありますように「痩せの大食い」なぜ太らないというコラムがありました。

私は若いころからというより子供のころから痩せています。学生時代に先生から中年になれば自然に太ってくるといわれましたが、これも当たらず中年になっても痩せたままが続いており、目標とする体重を設定しましたが、40代の時に近づいたことは有ったものの一生クリアできそうにありません。

ただ私の場合は「痩せの大食い」には当てはまらないような気もします。昔から食べるのが遅いこともあり、それほどたくさんは食べていないようです。食事量は私なりに気を使って、なるべく多く食べるようにしているのですが、飲み会など他の人の食べ方を見るとやはり少ないのかなとも思っています。

このコラムではなぜ太らいないかをいろいろ検証していますが、それほど感心するようなことは有りませんでした。まず食べ物で体に入る摂取カロリーより、生きていくのに必要なカロリーのほうが多いと体重は増えないという当たり前のことから始まっています。

特に筋肉の量が関係しており、筋肉はあまり動かなくても多くのエネルギーを使うようです。これは私には当てはまらないようで、少なくとも私は筋肉が多い方ではありません。次が腸の働きが活発過ぎて、食べ物が十分に吸収されずエネルギーにならないこともあるようです。

また腸内細菌の構成によって太りにくい体質になることも分かってきたようです。この腸内細菌については最近色々な研究が行われており、その重要性が再確認されています。

新しい知見としては、エネルギーを消費しやすい遺伝子というものも見つかっており、この遺伝子があるとご飯1杯程度のカロリーを多く消費してしまうとのことです。私の家系は両親とも痩せ型体形でしたので、こういった遺伝子を受け継いでいるのかもしれません。

面白い研究として、温暖化で気温が1℃上がるとアメリカで糖尿病が10万人以上増える可能性があるそうです。温度が上がるとエネルギーを使って体温を上げる必要がなくなるため、エネルギーが余って肥満や糖尿病の原因となるという説が出ています。

つまり寒がりは通常より多くのエネルギーを使っているので太りにくい体質になるというわけです。確かに私は寒がりの方で、寒いのを我慢していると体調が悪くなる傾向があります。どうもこういうことが重なって、私は昔は努力したのに太れなかったのかもしれません。

これからは歳のせいで痩せる方向に進みそうですが、見た目以上に健康な気もしますので、食事と睡眠には気を付けることにします。