ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

すごい算数の計算

2017-07-29 10:40:44 | その他
6歳の子供に算数の計算をさせたときの親子の会話がネットで話題になっていました。

この子はまだ小学1年生で、足し算と引き算はできるものの掛け算や割り算は当然習っていません。まず掛け算の意味を説明するのも難しそうですが、例えば3×4は3が4個集まるといくつになるかということで理解したようです。

難しそうなのは割り算ですが、8÷2は8の中に2が何個入っているかということで分かったようです。こういう説明ができるのは親の方もかなりすごい人なのかもしれません。

さてこの息子に掛け算の「17×6」と「16×4」を出題したそうです。まず「17×6」については、「17+17=34」「34+34+34=102」と回答しました。これもある意味すごいと思います。17を6回足すのではなく、34としてから足すというのはいかに早く解くかを考えているようです。

この後「16×4」を出題すると、「68-4=64」と答えたというのです。こうなるとどう考えて計算したのか全く分かりません。これは父親の推定ですが、次のように考えたのではないかとしています。

この問題を解く前に前問での「17×4」を34+34=68というのが記憶に残っていたのではないかというのです。そこで「16×4」を「(17-1)×4」という風に考えたわけです。しかしこれを「17×4」から4を引けば良いという発想につながるのはすごいものと思います。たぶん68という数字はそれ以外考えにくいのですが、こういった柔軟な発想は大人では出ないような気がします。

実はこの小学1年生はこの前に割り算にも挑戦しています。問題は「40÷5」というものですが、これに「5+5が10で4+4が8だから、答えは8」と答えています。割り算につては40のなかに5がいくつ入っているかを考えたはずですが、この答えがどういう考えから出たかの正解は分かっていません。

これがネットで話題になり、こう考えたのではないかが色々出ているにすぎません。そのなかで最も支持されている回答が次の物です。まず40を10+10+10+10に分けます。そして5+5=10ですので10の中には5が2つある。つまり2つの5が4つあるから4+4となり8という答えが出てきたようです。こういう考え方か順番などは違っているかもしれませんが、こんな発想なのかもしれません。

1年生では数字を覚えたばかりだと思いますが、そういったときにはこのような柔軟な発想が出るものなのかよく分かりませんが、少なくともこの子は「天才」といってよいような気がします。