ごっとさんのブログ

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サキソフォンの調整

2017-07-22 10:38:48 | 音楽
先日かみさんのサキソフォンの調整に付き合って、新宿まで行ってきました。

かみさんはアルトサックスですのでそれほど大きくはないのですが、かなりの重量があり一人で持ち運びは結構きついので、大体付き合って一緒に行っています。

楽器類は種類によって微妙な調整を必要とするのですが、我々のような素人のレベルではそれほど気にすることはない様です。私が使っているギターはもう40年以上になりますが、消耗品である弦を交換する程度で全く調整する必要はありません。また最近始めたマリンバも先生に聞いたところ、鍵盤を拭く程度で一生使えるもののようです。

その点吹奏楽器の中でもクラリネット、フルート、サックスは微妙な楽器の様で、消耗品のタンポだけではなく、複雑なキーの動きなどの調整が必要なようです。

特にサックスは穴(トーンホール)が大きいため、タンポの真ん中に反射板というものが付いており、これが微妙に音色に影響するといわれています。金属の場合は固く鋭い音色になり、プラスチックは軟らかい音色になるといわれていますが、われわれクラスでは区別がつかない程度かもしれません。

サックス類のタンポはメーカーによって大きさまで違うため、できればメーカーの調整室にもっていくことが良いとされています。今回いった新宿の店はかみさんのサックスのメーカーではないのですが、先生のおすすめの店としてここ何年か行っています。

この楽器店は新宿三丁目で新宿御苑の近くですので、例年は桜の時期に合わせて出かけ、楽器をあずけて終わるまで御苑の桜見物をすることが多かったのですが、今年は時期がずれてしまいました。

この日も非常に暑く大変でしたが、楽器をあずけて調整に1時間ぐらいということで2時程度でしたので遅めの昼食を取ることにしました。その近くの小さな店ですがおいしい蕎麦屋があるのでそこに向かっているとき、遠くで雷の音がして一面曇ってきました。

蕎麦屋の外のテーブルでビールを飲み始めたところ、非常に激しい雨が降ってきました。店の人も店内にそばを用意してくれてそちらに移って激しい雨を見ながら食べていました。あまり経験したことのないほどの雨でしたが、このところずっと降っておらず植物には良いだろうといっていましたが、帰ってテレビではこの時都内では大粒の漂まで降ったようで、一時山手線も止まったようです。

二人とも傘を持っていましたし、すぐ近くが地下鉄の入り口でしたので、あまり濡れたりはしませんでしたが、集中豪雨のすごさを目の当たりにして帰ってきました。やはり田舎者ですので東京まで行くとかなり疲れました。