ごっとさんのブログ

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風邪に風邪薬を使わない新常識?

2021-10-24 10:53:46 | 
涼しくというより寒くなってきましたが、そろそろカゼがはやる時期になってきました。

このコロナ禍ではカゼの対処も難しいようで、友人は2回微熱が出たときに毎回PCR検査を受けたといっていました。医師が書いた「カゼに風邪薬は使わない」というコラムを見ましたが、私の意見とは異なるのですが紹介します。

まず薬の新常識として以下の3点を挙げています。1.薬はヒトを治す「天使」でもあり、ヒトを傷つけてしまう「悪魔」でもある。2.薬は「切り札」であり、使うときは最後の手段の方が良い。3.可能な限り薬に頼らずに健康的な生活を送る。

これはそれほど新しい感じはしませんが、まあ納得できる項目と言えます。次がカゼと風邪薬ですが、基本的には使わない方が良いとしています。テレビでは風邪薬のCMが流れ、ピンポイントで症状が表現されていたりします。

こういうのを見ると「効くかもしれない」という気分になったり、風邪っぽいなと感じたら病院に風邪薬をもらいにいったりしそうです。しかし実際には必要性があるとして風邪薬を処方している医師は多くないようです。

そこで風邪薬のメリットとデメリットを確認しておく必要があります。風邪薬は多くの場合「PL」と呼ばれる総合感冒薬が使われています。これは鼻水を止める成分、のどの痛みを抑える成分、咳止めの成分が入っており、こういった症状が無くなることがメリットと言えます。

またデメリットとしては、総合感冒薬に含まれる解熱剤には胃に作用することが多く胃炎などにつながることもあります。また抗ヒスタミン成分は、鼻水の分泌を抑える効果がありますが、脳の活動にも作用するため眠気を引き起こすこともあります。

こういったことを総合すると、薬に頼るのではなく、ゆっくり休みよく寝てエネルギーを回復した方が良いとしています。

私は風邪の初期症状は、大体喉に違和感が出ることがほとんどです。この辺りは非常に不思議なのですが、多くのカゼの病原菌がいるはずですが、最初の症状は大体人によって決まっているようです。

微熱から始まる人や、鼻水が出る、喉が痛い、頭痛がする、胃の具合が悪くなるなど、さまざまですがなぜ毎回同じ症状が出るのか、体の不思議のひとつです。

私はおかしいかなと思ったら買い置きしてある市販の風邪薬をまず飲みます。1,2回飲めば良くなることがほとんどですので、これが私のカゼの対処法となっています。

ここで重要なのは、数ある風邪薬の中で一番自分に合う薬を見つけておくことだと思っています。結局薬に頼るのはあまり良くないかもしれませんが、自分に合った対処法を見つけておくことが、一番良い治療法なのではないでしょうか。


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