ごっとさんのブログ

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加熱式タバコにスイッチする人が増加

2022-06-10 10:32:41 | 煙草
私は加熱式タバコが出始めたころからアイコスに替えましたので、もう数年になりそうです。

私は50年以上タバコを吸ってきましたので、喫煙は私の生活の一部として定着しており、また大きな楽しみのひとつになっています。

加熱式タバコは単なる興味で購入して吸ってみたところ、紙巻きタバコと同じような感触があり、うまくできていると感心していました。この時はアイコスのうたい文句である身体にやさしいとか、ヤニなどを大幅に低減ということはほとんど気にしていませんでした。

ところがアイコスに替えて1週間ぐらいで、咳が全くでなくなったのです。私は喘息の診断を受けていましたし、やや肺気腫の傾向があるともいわれていました。そのため夜寝るときや朝起きた時咳が出るのはやむを得ないと思っていましたが、それが完全に無くなったのです。

この咳の原因は明らかに紙巻きタバコであったようです。それから完全にアイコスだけにしていますが、ある程度体に優しいというのは本当であると実感しています。

さて最近はこの加熱式タバコにスイッチする人が増えているようです。年齢別にみると、20〜40代で加熱式タバコのシェアが大きく約4割を占めています。

昔から喫煙している私のような高齢者では、加熱式タバコの占める割合は約10%(70代)と低いのですが、若い喫煙者は加熱式タバコを選びがちなようです。

加熱式タバコを使い始める理由としては、「匂いが少ないから」が63.1%で最多で、続いて「周囲の人への害が少ないから」が50.5%。「紙巻きタバコより害が少ないから」が42.1%、「煙が少ないから」が41.9%といった理由が多くなっています。

加熱式タバコは副流煙がほとんどないことから、受動喫煙の健康被害が少ないといわれてきました。しかし東北大学の研究によると、加熱式タバコによる受動喫煙への暴露は急速に増加し、その割合は3年間で約2.5倍になったことが示されています。

この研究結果の意味はよく分かりませんが、全ての専門家は禁煙を絶対的に推奨していますので、加熱式タバコのメリットなど認めることはないでしょう。

実際に加熱式タバコを6か月吸うと、紙巻きタバコと同様に肺胞が壊れて肺気腫になっていく現象が、マウスの研究で示されています。このようにタバコ会社から発表される研究以外は、加熱式タバコが紙巻きタバコよりメリットがあるという研究を紹介されることはありません。

たぶん禁煙絶対の専門家にとっては、加熱式タバコのメリットを出すことは推奨することになり禁煙から遠ざかってしまうといったことではないでしょうか。

こういった嗜好のはなしはあくまで個人の問題ですので、私も友人知人の喫煙者に加熱式タバコを進めることはありませんが、私は加熱式タバコと一生付き合うことになりそうです。


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