1月定例 新春囲碁会

昨日定例の囲碁会がありました。
もともと幹事役はほかの碁会所で時々打っているという話を聞いていたのですが、もう一人も町内会で碁をやり始めたとのことでした。やはりこうやって定期的に打つようになると、それだけでは物足りなくなるようです。

私もブログにも書きましたが、近くの碁会所に行ったりしましたが、内職が忙しくなり全く足が遠のいてしまいました。少しは勉強をしないと取り残されそうです。私が行ったときはもう1局が始まっていました。どうも歳をとると集合時間よりかなり早く行くようになるようです。

昨日の碁は、私としてはよく考えていい碁が打てたようで、皆接戦になりましたが、3勝することができました。特に面白かったのは2局目で、これは互先で私が白でした。私は基本的には黒が好きで、やはり先着のメリットがあるような気がします。そうすると白はやや無理をする感じになり、それを攻めるのが好きなのかもしれません。

この1局は地の囲い合いになり、やはり白の私が不利になってきました。相手の地を荒らさないととても足りないという形成となりました。後一手かけられるともうつけ込む隙がなくなるというときに、相手が別なところに打ちました。このチャンスをうまく使い相手の地を破れたと思ったのですが、非常に良い手を打たれ切られてしまいました。それでも相手の石をうまく一眼にして攻め合いとなりました。

このとき素直に攻めていればよかったのですが、生きを計ったため、劫争いから私も１眼になってしまいました。まあこのあたりは難しいのですが、形勢をよく見ると外ダメより内ダメが多くなっています。相手もそれに気づき、これはセキという珍しい形になるのかと話しながら進めました。セキというのは、打った方が不利になるという形で、どちらも取りに行けず、そのままの形で終了となります。私としては敵の陣地内で生きたのと同じになりますので、これで大成功でした。

結局この碁は、予想以上に細かくなりましたが、私が勝つことができました。これは終わってから検討しましたが、どうやってもセキになるような形だったようです。昨日は私の勘がさえており、全勝できたようです。

終わってからいつもの飲み会で新年会となりましたが、一人が胃の調子が悪く現在ピロリ菌の駆除治療中ということで、酒を飲みませんでしたので、やや気の毒でしたが、いろいろ健康の話などで盛り上がりました。前にも書きましたが、このメンバーは経歴もほぼ同じですので、何の話になってもそれなりに面白くなる、楽しい新年会となりました。