ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

ネコはなぜゴロゴロと喉を鳴らすのか

2022-03-04 10:30:52 | 
このブログでは時々猫のはなしを書こうと思っているのですが、なかなかまとまった記事にならず極たまに触れる程度となっています。

家の保護猫のコキジタは、もう家に連れてきてから2年になろうとしており、今ではすっかりイエネコになっています。

朝食が終わっていつものブログの入力などをする前に、コキジタを私の部屋に入れるのですが、座椅子に座っていると膝の上に乗ってきて、手をなめたり時々かんだりしています。

膝から降ろしても私のそばにおり、喉をなぜたり耳を引っ張たりしているのですが、このネコは家に入れてから一度もゴロゴロいったことがありません。家のネコはすべて元野良猫なのですが、大きさに差はあるもののすべてゴロゴロいって甘えたりのんびりしています。

このコキジタがどんな野良猫生活だったか分かりませんが、ゴロゴロいわないというのは成長過程に問題があったのかもしれません。ネコがなぜゴロゴロいうのかを調べてみましたが、あまり参考になるようなことは出てきませんでした。

まず喜びのゴロゴロですが、触られたいとかもっと触って欲しいという気持ちを表しているようです。なぜているときや食べているときなど、幸せな気持ちや満足感を表現している可能性があるとしています。

母ネコとのコミュニケーションというのはよく聞きますが、子猫は生まれてからわずか数日でゴロゴロし始めます。子猫は生まれた直後は目が見えず、耳も聞こえないため、母ネコのゴロゴロの振動が授乳の役に立っていると言います。

一般的には幸せの表現とされるゴロゴロですが、ストレスや不安を感じた時にもゴロゴロと喉を鳴らすことがあります。イライラしているときに自分を落ち着かせるための方法でもあるようです。

このストレスを感じたときのゴロゴロはやや高い音になり、意図的に喉を鳴らし、満足感を表すときは低い音で無意識の反応であるとされています。

子供を産むときやけがをしたときにゴロゴロというネコもおり、ゴロゴロが痛みを和らげたり、呼吸を整える助けになっていると指摘する研究者もいます。加えてゴロゴロが生み出す低周波振動は、骨や腱などの治癒を促すこともあるようです。

このゴロゴロが生み出す振動に似た低周波振動は、骨の成長や筋力アップを促すために人間にも使われています。その他自分を世話してくれる人間に「お腹が空いたご飯が欲しい」といった特定のニーズを伝えるためにゴロゴロいっている可能性もあります。

こういう時のゴロゴロは音が若干高くて差し迫ったような音になりがちのようです。

この様に満足感だけではなく色々な意味があるゴロゴロですが、家のコキジタはコミュニケーションを取ることがない野良猫時代を過ごしたのか、今も触っていますが全くゴロゴロは聞こえません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿