8日間楽しんだツアーファイナルが終わり、ジョコビッチが4連覇という偉業を達成しました。
始まってから夜11からと朝5時からシングルスがあり、朝の試合は録画して次の日ゆっくり見るという、予選12試合と準決勝決勝を十分楽しめました。やはりこの大会は、トップの8人が出るというだけではなく、待遇、賞金、ポイントと特別な退会のようです。
準決勝進出は、A組1位フェデラー、2位ジョコビッチ、B組1位ナダル、2位ワウリンカとなりました。ビッグ4の3人で、マレーがワウリンカに負けてしまいましたが、ワウリンカを入れてビッグ5というべきという意見もあるようです。残念ながら錦織は、この5人に勝ったこともあるとはいえ、この域には達しておらず、来年どこまで近づけるかが課題のような気がします。
準決勝のジョコ‐ナダル戦はやはりジョコビッチの強さが目立つ試合となりました。ナダルは強いころから、やや後ろから強烈なスピンボールを打っていたのですが、それが浅くなり付け込まれていました。これを修正しバックラインまで上げて、深いボールになってきたようです。それでも最盛期の鋭さがなくなり、今回も予選で全勝したものの完全復活は難しいのかもしれません。試合を見ていると、単にジョコビッチが安定して返しているという感じでしたが、いつの間にかリードし、ストレートで勝ってしまいました。
次のフェデラー‐ワウリンカのスイス対決も面白い試合となりました。ワウリンカは不思議な人で、いわゆるゾーンに入ると言いますが、この状態になるとラインぎりぎりに鋭い球が入るようになり、誰も勝てないような強さを見せます。ところが簡単なミスを連発するような試合もあり、本当にむらのある選手です。この大会中は割と強いワウリンカでしたが、そのままフェデラー戦となりました。それでもフェデラーのいわばベテランのうまさが光りました。最近のフェデラーはネットに出たり、ドロップショットを打ったりと、長いストローク戦を避ける傾向がありましたが、この試合も積極的に前に出たり、ワウリンカの強さが出る前に勝ってしまったという感じでした。
さて決勝はジョコビッチ‐フェデラーとなりましたが、このカードは予選でもあり、フェデラーがストレートで勝っています。ジョコビッチのリベンジなるかという試合でしたが、予想通り接戦となりました。2人ともそれほど鋭いサーブでポイントを取るタイプではありませんので、毎回ストローク戦となり、ジュースまでもつれていました。本当にごくわずかな差でジョコビッチの勝利となりました。これで本年度の公式戦は終わりになりました。
始まってから夜11からと朝5時からシングルスがあり、朝の試合は録画して次の日ゆっくり見るという、予選12試合と準決勝決勝を十分楽しめました。やはりこの大会は、トップの8人が出るというだけではなく、待遇、賞金、ポイントと特別な退会のようです。
準決勝進出は、A組1位フェデラー、2位ジョコビッチ、B組1位ナダル、2位ワウリンカとなりました。ビッグ4の3人で、マレーがワウリンカに負けてしまいましたが、ワウリンカを入れてビッグ5というべきという意見もあるようです。残念ながら錦織は、この5人に勝ったこともあるとはいえ、この域には達しておらず、来年どこまで近づけるかが課題のような気がします。
準決勝のジョコ‐ナダル戦はやはりジョコビッチの強さが目立つ試合となりました。ナダルは強いころから、やや後ろから強烈なスピンボールを打っていたのですが、それが浅くなり付け込まれていました。これを修正しバックラインまで上げて、深いボールになってきたようです。それでも最盛期の鋭さがなくなり、今回も予選で全勝したものの完全復活は難しいのかもしれません。試合を見ていると、単にジョコビッチが安定して返しているという感じでしたが、いつの間にかリードし、ストレートで勝ってしまいました。
次のフェデラー‐ワウリンカのスイス対決も面白い試合となりました。ワウリンカは不思議な人で、いわゆるゾーンに入ると言いますが、この状態になるとラインぎりぎりに鋭い球が入るようになり、誰も勝てないような強さを見せます。ところが簡単なミスを連発するような試合もあり、本当にむらのある選手です。この大会中は割と強いワウリンカでしたが、そのままフェデラー戦となりました。それでもフェデラーのいわばベテランのうまさが光りました。最近のフェデラーはネットに出たり、ドロップショットを打ったりと、長いストローク戦を避ける傾向がありましたが、この試合も積極的に前に出たり、ワウリンカの強さが出る前に勝ってしまったという感じでした。
さて決勝はジョコビッチ‐フェデラーとなりましたが、このカードは予選でもあり、フェデラーがストレートで勝っています。ジョコビッチのリベンジなるかという試合でしたが、予想通り接戦となりました。2人ともそれほど鋭いサーブでポイントを取るタイプではありませんので、毎回ストローク戦となり、ジュースまでもつれていました。本当にごくわずかな差でジョコビッチの勝利となりました。これで本年度の公式戦は終わりになりました。