ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

ツアーファイナル やはりジョコビッチ

2015-11-25 10:33:30 | テニス
8日間楽しんだツアーファイナルが終わり、ジョコビッチが4連覇という偉業を達成しました。

始まってから夜11からと朝5時からシングルスがあり、朝の試合は録画して次の日ゆっくり見るという、予選12試合と準決勝決勝を十分楽しめました。やはりこの大会は、トップの8人が出るというだけではなく、待遇、賞金、ポイントと特別な退会のようです。

準決勝進出は、A組1位フェデラー、2位ジョコビッチ、B組1位ナダル、2位ワウリンカとなりました。ビッグ4の3人で、マレーがワウリンカに負けてしまいましたが、ワウリンカを入れてビッグ5というべきという意見もあるようです。残念ながら錦織は、この5人に勝ったこともあるとはいえ、この域には達しておらず、来年どこまで近づけるかが課題のような気がします。

準決勝のジョコ‐ナダル戦はやはりジョコビッチの強さが目立つ試合となりました。ナダルは強いころから、やや後ろから強烈なスピンボールを打っていたのですが、それが浅くなり付け込まれていました。これを修正しバックラインまで上げて、深いボールになってきたようです。それでも最盛期の鋭さがなくなり、今回も予選で全勝したものの完全復活は難しいのかもしれません。試合を見ていると、単にジョコビッチが安定して返しているという感じでしたが、いつの間にかリードし、ストレートで勝ってしまいました。

次のフェデラー‐ワウリンカのスイス対決も面白い試合となりました。ワウリンカは不思議な人で、いわゆるゾーンに入ると言いますが、この状態になるとラインぎりぎりに鋭い球が入るようになり、誰も勝てないような強さを見せます。ところが簡単なミスを連発するような試合もあり、本当にむらのある選手です。この大会中は割と強いワウリンカでしたが、そのままフェデラー戦となりました。それでもフェデラーのいわばベテランのうまさが光りました。最近のフェデラーはネットに出たり、ドロップショットを打ったりと、長いストローク戦を避ける傾向がありましたが、この試合も積極的に前に出たり、ワウリンカの強さが出る前に勝ってしまったという感じでした。

さて決勝はジョコビッチ‐フェデラーとなりましたが、このカードは予選でもあり、フェデラーがストレートで勝っています。ジョコビッチのリベンジなるかという試合でしたが、予想通り接戦となりました。2人ともそれほど鋭いサーブでポイントを取るタイプではありませんので、毎回ストローク戦となり、ジュースまでもつれていました。本当にごくわずかな差でジョコビッチの勝利となりました。これで本年度の公式戦は終わりになりました。

11月度定例麻雀

2015-11-24 10:43:12 | ギャンブル
昨日いつものメンバーでの定例麻雀の予定でしたが、一人がかなり奇妙な状況となり、出席できなくなりました。この状況についてはまた書くことがあるかもしれませんが、とりあえず急遽ピンチヒッターにお願いし、何とか予定通り開催することができました。

最初の半荘は非常に静かなものでした。皆それほど良い手ができなかったようで、非常に安い手で淡々と回っていました。オーラス近くまで3000点程度の手しか出ませんでした。結局最後に少しでも高い手が出あがれればトップという展開でしたが、やや無理をして3位で終わりました。

ところが次の半荘はすごい展開になりました。とにかく親が早い聴牌で、リーチをかければ自模ってしまうし、ドラがらみではありますが、ダマでも高い手ができてしまいます。早く流そうといろいろ安上がりを試みましたが、全く手ができません。何と6本場まで行ってしまいました。我々のルールは5本で2翻縛りになりますので、なかなか流せません。それでもこの親は私がぎりぎりで上がって流しましたが、2人はほぼ点棒がなくなっていました。

東の2局になっても親の連荘が始まり、結局ここで一人がハコテンになり飛んで終わってしまいました。こんなところで終わりなるのは珍しいのですが、時間的にはほぼ半荘程度かかってしまいました。

昨日の麻雀は私の手が悪く、3回も国士無双を狙うほどでした。当然1回も上がれませんでしたが、一度面白い展開になりました。国士狙いで進んでいたのですが、字牌がトイツになりはじめ、前半で東南西発の4種がトイツになったのです。まだ牌は残っており、面白い手になるかと期待したのですが、発をポンしただけで、他の人に上がられてしまいました。

最終的には少し浮いて2位だったのですが、最後の半荘のオーラスにすごい手ができました。この時私はかなり浮いており、ほぼトップという状況でしたので、安く上がりたいという時でした。幸い配牌で白が3枚と発中1枚で、簡単に上がれそうでした。すぐに4ソウがアンコになり、何と発を持ってきたのです。ホンイツを狙っていたわけではないのですが、対子だった9ソウが何と暗刻になり、ホンイツが出来上がりそうになりました。これが中盤でしたが、残念ながら中が2枚出てしまいました。

ここで親にリーチがかかりましたが、その一巡でなんと発が来たのです。なんと四暗刻単騎を聴牌したのです。その時の私の手の内は、まだ残していた中と5ソウでした。どうも5ソウが親に当たりそうで、一巡ですので安全策の中を切り、3,6ソウ5ソウ待ちにしました。本当は四暗刻を確定したかったのですが、その後安全牌が来たこともありそのまま回していました。結局終わり近くに親から3ソウが出たので上がってしまいました。ホンイツ三暗刻白発の跳満で終わってしまいました。やや残念でしたが、中は山の中だったようで正解だったのかもしれません。

まあ麻雀は本当に面白いものです。

ギターと早めの忘年会

2015-11-23 10:18:17 | 音楽
昨日昔のギター仲間の練習会と早めの忘年会がありました。本来、友人の奥さんがやっている店の奥に集まり、ギターの練習会をやり、その後忘年会という予定だったのですが、ブログにも書きましたように。私は指先にけがをして今回ギターはあきらめ、直接忘年会場に行きました。

皆さんギターを弾くのはあまり乗り気ではなかったようで、練習会は4人が集まっただけで、合奏というよりは重奏の練習会となったようです。今回の課題曲はクラシックではなかったのですが、難しい編曲だったようでなかなか合わなかったようです。そこで面白い提案がありました。

我々9人で(10人ですが一人地方に行っています)やっていますので、3部合奏の場合は3組に分かれ重奏をやり、うまくできてから全員で合奏しようという物です。確かに同じパートが3人いますと、ちょっとできない部分があっても、だれかやってくれるだろうと、やや手抜きをしてしまいます。前回の合宿では、まずパート練習として同じパートが集まって練習しましたが、3重奏練習のほうが面白いかもしれません。このあたりは来年の合宿の課題になりそうです。

忘年会の会場は面白いところにありました。横浜の山王町駅の近くで、初めて行ったところでしたが、駅前通りをしばらく行ったところに、松原商店街というアーケードがありました。別に普通の個人商店、魚屋、八百屋、肉屋などが道の両側に並んでいるだけですが、驚くほどの多くの買い物客であふれているのです。

私の感覚では買い物は、大型スーパーやモールのようなところでするもとと思っていましたが、普通の個人商店にこれほど多くの人が集まっているのは不思議な光景でした。地元の友人に聞いたところでは、私が行った5時前より昼間はもっと人が多いようです。この商店街は、比較的良いものが安く買えて、各店が特徴のある品を準備しているとのことで、いわば買い物の名所になっているようでした。どう見ても普通の商店街なのにこれだけ活気が出ている、というより活気のある街に変わっているというのは、本当に驚きでした。

忘年会場は、この人ごみの中を通り過ぎて、少し外れたところにあるやや高級そうな寿司屋でしたが、5時前という時間でもほぼ満員の盛況でした。ちょうど9人が入る個室が予約してありましたので、静かに飲むことができました。ここの料理も当然日本食でしたが、あまり食べたことのないような、珍しいおいしい料理が出てきました。幹事さんにお礼を言いましたが、なかなか面白い忘年会となり、色々な話題で盛り上がりました。その時の話はまた書いてみます。

最近の自然農薬

2015-11-22 10:18:58 | 
先日内職として、英文特許の和訳をやっていることを書きましたが、たまたま最近農薬に関する特許が2件続けてきました。この特許はすでに海外で公開されているものですし、内容がなかなか面白かったので紹介します。

最初の特許は、クモが生産する毒素を殺虫剤として使おうという物です。この毒グモ?は、オーストラリアに生息しており、その生産する毒素が人間にも効くかどうかわかりませんので、毒グモというのは適切でないかもしれません。このクモは、クモの巣をはってかかった昆虫類を餌にするのではなく、いわゆる狩人グモとして、素早い動きで昆虫を捕まえ、毒素を注入して動かなくするというタイプのクモのようです。

このクモが生産する毒素は、タンパク質で、その遺伝子をクローニングし、融合タンパク質として生産する方法が記載されていました。実際に農薬として使うためには、この遺伝子の一部を改変し、人間や哺乳類には害を及ぼさないように工夫したものが使われるようです。この融合タンパク質は、かなり広範囲の害虫に対して、殺虫活性を示すようで、色々な添加物を加えて殺虫剤としての使用が可能となりました。

かなり昔からこのようなバイオ農薬は研究されていましたが、なかなか実用化まで行っていませんでした。このクモ毒も特許ですので、本当に実用化されるかは分かりませんが、自然にあるタンパク質を農薬として使うというのは、面白い試みと言えるでしょう。

もう一つが農薬には分類されるのですが、植物育種という昔ながらの方法によって、害虫の耐性を獲得した植物の話です。なぜ害虫に対して耐性ができたのかを調べていったところ、アミラーゼ阻害タンパク質を生産していることが分かったようです。この遺伝子をクローニングし、一連の塩基配列を決定しました。これを遺伝子操作によって耐性のない植物に導入したところ、しっかり害虫抵抗性が出たという話でした。ですからいわゆる農薬の概念からは外れますが、この一群の遺伝子が、農薬として考えられるということになります。

ポイントは、このアミラーゼ阻害タンパク質が、人口の物ではなく、植物が自然に作り出したものという点です。この手法は遺伝子組み換え植物という、また別な問題が出てくるわけですが、化学農薬からバイオ農薬へとの転換の一例となるのかもしれません。こういったバイオ農薬が本当に化学農薬より安全性が高いのか、このあたりはまだ検証できるところまでいていないようですが、これからの農薬の方向を示唆しているような気がしました。

バラのトゲと野鳥

2015-11-21 10:25:09 | 自然
おかしなタイトルを付けましたが、そろそろ野鳥が庭にやってくる時期となりました。

私の家の居間の窓の外にやや大きなバラの木があり、何の手入れもしていないのですが、その時期になるとしっかり花が咲き楽しませてくれています。この花も終わりになるころに、色々な野鳥がやってくるようになり、このバラの枝にミカンなどさしておくとついばむようになります。

小鳥としては、メジロ、ホウジロ、シジュウカラで、少し大きなムクドリや一回り大きいヒヨドリなどが来ます。こういった鳥は渡り鳥なのか宿鳥なのかもよくわかりませんが、毎年この時期から花が咲き始めるまで、庭の木にミカンやリンゴをさして、食べに来るのを見るのも楽しみのひとつです。ただやや問題なのは、家の庭には外猫が住み着いているのです。鳥たちはそれほど庭にはおりませんので、猫に襲われることはないと思いますが、やや高めの枝に指してやるなど、少し注意しています。

面白いことに、こういった小鳥たちは必ずつがいで2羽揃って食べにくるようです。よく見ていると、この2羽は必ずしも仲が良いわけではなく、一方がもう1羽を追い払いながらついばんでいたりします。家ではこういったメジロを「かかあ殿下のメジロ」と呼んでいますが、こういったケースは多いようです。ヒヨドリはオスメスがはっきりと区別できますが、こちらは仲が良いようです。

しかしヒヨドリは招かざる客となっています。ヒヨドリは体が大きいため、食べる量も多く、ミカンなど房ごと食べてしまうようです。その点バラの枝のように細いところに指しておくと、小鳥は留まってついばむことができますが、ヒヨドリは安定できず、小鳥専用となります。

ところがこのバラの木は、2,3年前の台風で木の根が少し裂けてしまいました。そのためやや全体が斜めになり、窓から遠くなっていました。そこで支柱を立て、そこに縛り付けることによって、窓から枝にミカンをつけられるように動かしたのです。バラですので当然とげがあり、かなり注意しながら作業したのですが、左手中指の先端にとげを指してしまいました。

思ったより深かったようですが、これで行動がかなり制限されてしまいました。今度の日曜日に、ギター仲間が横浜の友人宅に集まり、ギター合奏などやってから早めの忘年会の予定でした。このギターを弾くのが難しくなってしまいました。このブログ入力もかなり影響を受けています。キーボード入力は自己流なのですが、中指をかなりよく使っていることがわかりました。

そのほかいろいろな作業もぎこちなくなっています。本当にちょっとした怪我ですが、指先というのは本当に重要な部位ということが、初めてわかりました。