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ごっとさんのブログ

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   薬と猫と時々時事

ツアーファイナル 錦織準決勝出場ならず

2015-11-20 10:31:02 | テニス
一昨日現在開催されている、ツアーファイナルで錦織がベルディヒに勝ち、準決勝進出の夢がつながったと書きました。

実はその日の早朝のジョコビッチ‐フェデラー戦をまだ見ていなかったのです。錦織の2戦目が終わった時点で、このグループの予想は、錦織に完勝したジョコビッチが3勝し、ベルディヒは3敗、したがって錦織‐フェデラー戦の勝者が2勝1敗で準決勝進出と思っていました。ところがブログを書いた後、のんびりジョコビッチ‐フェデラー戦を見たところ、完ぺきなはずのジョコビッチを上回るテニスをフェデラーが見せ、アレッというまにストレートで勝ってしまったのです。ジョコビッチに油断があったのかもしれませんが、本当に強いフェデラーでした。

これで錦織の準決勝進出条件が非常に厳しくなりました。細かいところは省略しますが、フェデラーに勝つだけではなく、ジョコビッチが負けることが必要になってしまいました。実際こういう結果になることはほとんど考えられず、ほぼ錦織の1次リーグ敗退が決まったようなものです。それでも昨日のフェデラー戦は、少し錦織らしさが戻ってきており、強さを発揮しているフェデラーにどのように挑戦するのか楽しみに観戦しました。

昨日の11時から予定通り始まりましたが、素晴らしいストローク戦となり、錦織らしい良いショットが出て、フェデラーと対等の戦いになりました。錦織・フェデラーともにサーブの調子がやや悪かったこともありましたが、錦織の良いリターンが光っていました。5-5となった時点で、このままタイブレークかと思いましたが、さすがフェデラーで7-5でこのセットとりました。

2セット目に入り、フェデラーも積極的に前に出るようになりましたが、錦織の素晴らしいパッシングショットが決まり、錦織優位の戦いとなりました。やっとこのあたりから錦織得意のバックのダウンザラインも出始め、もしかしたらという期待が膨らみました。かなりギリギリではありましたが、錦織がこの優勢を保ち、6-4で2セット目を取りました。そしてファイナルセットとなりました。

この試合も1ポイントが非常に重く、かみさんと喜んで拍手をしたり、ため息をついたりしながら見ていました。結果的には本当にわずかの差で、ベテランフェデラーが6-4で取りました。錦織は負けてしまいましたが、2時間を超える本当に良い試合でした。準決勝進出はできませんでしたが、錦織の今年後半の嫌な負け方が続いていたものが払拭できたような気がします。

これで今年の錦織は、日本に帰ってきて半ば遊びのゲームが残っているだけですが、来年の活躍が十分期待できるような、面白い試合を見せてくれました。

フリーセル 1500回クリア

2015-11-19 11:13:14 | テニス
ここでフリーセルの回数が1,500回となりましたので、記念に写真を撮ってみました。

調べてみると、前回777回で取り上げたのが、6月中旬でしたので、5か月で700回以上やったことになります。家では私がこのブログを書くことや、かみさんが仕事で使うこともあり、パソコンは必ず朝立ち上げて、寝る時までついています。ですから時間があるときにフリー セルを簡単にやる環境が整っていると言えます。特にフリーセルをやる時間を決めてある訳ではなく、ちょっと休むときとかネットで調べ物をした後とかに1,2回やる習慣になっています。

5か月で700回は多い方ではありませんが、1日に7,8回やっていることになります。一つのゲームは大体3分前後でクリアできますので、適当な気分転換といえます。フリーセルは何手先まで考えることができるかによって、解けるかどうかが決まるゲームですが、どうもこの集中できる時間が短くなってきたようです。昔はただ画面を見て10分ぐらい考えることができましたが、今は5分ぐらいが限界のようで、それを過ぎるといったん中断して改めてやるようになってしまいました。

このあたりは前にも書きましたように、ウインドウズXPまでは1回しか戻せなかったシステムから、今のように何回でも戻せるようになったことで、難しさが大きく違ってきました。XP時代は先を読んでいって、これなら大丈夫というときになって初めて実際にゲームを進め、読んだ少し前で止め、そこから考えだすということの繰り返しで、進める必要がありました。ところが今は、読んだ先がややあやふやでも、とりあえずそこまでやってみることができるようになりました。

ですから難しさが格段に異なり、今回のように1500連勝の価値は低くなっています。今回も何問かはかなり難しく、途中まで進んで手詰まりになり、かなり戻ってやり直すということがありました。こういったときは、一つのルートは駄目ということがはっきりしていますので、それ以外を考えるということで、いわば大きなヒントがあってやり直すことになります。これを何度でも試みることができますので、いわばクリアできて当然かもしれません。

それでも本当に難しいパターンを、ちょっと発想を変えることでクリアにつながるのは、本当に楽しいことです。この頃は何十分もかけてやっても、その日のうちに解決できるようになっています。いつか絶対に解決できないようなパターンが出て来るかも楽しみにしていますが、数百万あるうちの数千しかやっていませんので難しいかもしれません。この程度の頻度では、1万のクリアには何年もかかってしまいますが、少しは頭を使うゲームとしてぼちぼち進めていくつもりでいます。

ツアーファイナル 途中経過

2015-11-18 10:19:19 | テニス
世界の上位8人が出場できるツアーファイナルに、錦織は8位ながらなんとか出場することができました。

この大会はややお祭り的要素もあるのですが、待遇なども素晴らしく名実ともに世界最高峰の大会といえます。待遇は超高級ホテルに泊まり、会場までの送迎もリムジンでやってくれたりと超VIP扱いになるようです。

昨年は、錦織世代として、チリッチ、ラオニッチが出場しましたが、今年は錦織だけとなりました。やはり世界のトップ8にとどまるのは、それだけ難しいことのようです。今年は30代が4人で29歳ジョコビッチ世代が3人とベテランの活躍が目立った年でした。たぶんスポーツ医学などの進歩で、選手寿命がかなり延びているようです。次の世代の奮起が望まれるところです。

この大会は8人の出場者を、4人ずつ2組に分け、4人総当たりのラウンドロビンと呼ばれる予選リーグがあります。これは6試合ずつありますが、どの組み合わせをとっても、通常の大会の準決勝、決勝のような戦いになり、目が離せないゲームとなります。さいわいNHKが全試合を中継してくれますので、直接見たり(夜23時からです)録画して(朝5時)見たりと大いに楽しんでいます。

さて錦織ですが、大会初日の開幕戦でNo1ジョコビッチと対戦しました。最近の錦織は怪我があったり、やや不調で錦織らしさが見られないことが多いので、どの程度ジョコビッチに迫れるかの挑戦の試合でした。しかし簡単に言うと完敗でした。6-1,6-1とスコアもひどかったのですが、全く歯が立たなかったと言える内容でした。力の差というよりは、格の違いを見せつけられました。錦織ももう1段か2段アップしないとこのクラスには届かないようです。

昨日まではいわゆるビッグ4が全員勝つという、強さを見せつける結果となっていました。そして昨日はベルディヒとの戦いでした。これに負けるとどちらもほぼ予選敗退が決まる重要な試合でした。始まるとお互いサービスゲームをキープするのですが、錦織が良いところまで攻めるものの、あと1ポイントが取れずブレークできません。これが最近の錦織の悪いところで、負けパターンに入っているかと心配していました。ところが5-5となったところで、ベルディヒにミスが出て何とかブレークし、7-5でセットを取りました。ところが2セット目は錦織がサービスゲームをキープできず、6-3で取られてしまい、どちらが勝つかわからなくなりました。ファイナルセットは、錦織の粘り強さがやっと出てきて、何とかブレークのリードを保ち、6-3で取りました。

この1勝で明日のフェデラー戦で準決勝進出の望みがつながったわけです。今日からビッグ4どうしの戦いが始まり、誰が勝つのか興味深いところです。

年間医療費 40兆円突破

2015-11-17 10:43:07 | 健康・医療
確定値が出たのは、2013年度の医療費ですが、ついに40兆円を超えたという報道がありました。まだ確定値は出ていないようですが、当然昨年度はもう少し増えているはずです。

この数字はあまりにも多く、実感がわかないのですが、不思議な点がいくつも出てきます。これを一人当たりに直すと、31万4700円になるということでした。これは各種保険、税金、自己負担分の合計額ですが、誰がこんなに使っているのかよくわかりません。

老人医療費が多額になっているのは確かですが、65歳以上が72万4500円となり、65歳以下は17万7700円となっていました。私は、老人と子供以外はほとんど医療費がかからないと考えていましたが、この数字を見るとそうとばかり言えないようです。私の周りはほとんど65歳以上になっていますが、友人には一人糖尿病から腎不全になり、透析を受けているのがいる程度です。

私の家族も含めて、医療費がいくらかかったかのお知らせが2か月に1度来ていますが、あまりまじめに見ていませんでした。それほど健康に問題はありませんので、2人で1か月2万円(保険や税金負担も含めて)程度だったと思います。やはり入院などしている人に多額の医療費がかかるのでしょうか。

10年ほど前、私の母が亡くなるまで8か月ほど、市内の大規模病院に入院していました。この時総医療費がいくらかかり、そのうち自己負担がいくらという明細は来なかったので、よくわかりませんが、各種保険でほとんどカバーでき、私の払う金額が非常に少なく驚いた記憶があります。このあたりは医療費の問題とは異なりますが、安くて助かったことは確かですが、現在の保険制度の問題点かもしれません。

この時入院している他の患者さんを見ると、失礼な言いかたですが、病気が治って退院できそうもない、老人ばかりでほぼ満員でした。こういった人たちに多額の医療費がかかっているのかもしれません。

もう一つの不思議な点は、これだけ多額の医療費を、誰が受け取っているのでしょうか。病院や医療関係者が、それほど大儲けしているという話は聞きませんし、むしろ病院経営などはかなり苦しいようです。製薬会社や医療機器メーカーが多額の収益を出しているということでもないようです。介護や看護の報酬が低くて問題になっており、対応が迫られているのが現状です。

この辺はよくわかりませんが、「新薬や医療機器の導入で医療が高度化した」ということで、この多額の医療費が増え続けることを容認してしまうのでは、いつかは破綻する可能性もあります。高齢者が増加するのは確かな現状ですので、何か抜本的な対策を求めたいものです。

パリ 同時多発テロ

2015-11-16 10:56:02 | 時事
パリで13日夜(日本時間14日早朝)同時多発テロが起き、6カ所が襲撃され多数の犠牲者が出ました。テレビや新聞も大きく取り上げていますが、本当にひどい事件です。

過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出し、フランス大統領も彼らの犯行と断定していますので、まず間違いはないでしょう。フランスは国家非常事態宣言を出し、国境を封鎖したとされていますが、冷静な対応を望みます。なぜこのような犯行が行われたのか、色々憶測されていますが、フランスがシリアでイスラム国の空爆をしている報復とか言われていますが、本当のところはわからないような気もします。

このイスラム国は、何を目的として活動しているのかもあまりはっきりしません。なおこのイスラム国という名前は、あたかも新しい国家のような印象を与えるということで、あまり使われないようで、ISとかISILとかの名称になっていますが、紛らわしいのでここでは「イスラム国」と書くことにします。

「イスラム国」がどこから出てきたのか、例えば過激派組織アルカイダなどは、イラクのフセイン政権の幹部が関与しているようですが、こういった明白なつながりがはっきりしていないようです。過激派組織といっても、かなりの土地を勢力圏に収めているようですので、ほぼ軍隊というべきなのでしょう。彼らは国境など無視し、イスラム国家を建設するというのが目標のようです。

中東アジアは、第1次大戦の折ヨーロッパの植民地となり、その後独立していったわけですが、どうもその時の国境の引き方もイスラム圏にとっては不満が残っているようです。こういった行動に対して武力攻撃以外抑える手立てはないのでしょうか。イスラム国が制圧した地域を治めているということは、しっかりした政権体制があるはずですが、何となく話し合いの余地はないような気もします。

少し前ロシアの旅客機墜落事故・事件がありましたが、これもイスラム国が関与しているのではという報道もありましたが、この件については詳しい情報がほとんど出てきません。今回のパリでのテロも意図がわかりにくいものです。本来イスラム国にとって、ヨーロッパというのは、金や人を集めるための重要な地域だったはずです。これを放棄して攻撃するということは、組織が弱体化した表れかもしれません。

どういう状況であれ、こういった自爆テロを防ぐのは非常に難しいと思われます。このようなテロ行為が、色々な国に飛び火しないことを祈るばかりですが、日本は大丈夫と言い切れないところが怖いところです。