前回今年最初のグランドスラムである全豪オープンに、錦織圭と大坂なおみがベスト8入りを果たしたことを書きました。世界のトップ8に日本人選手が男女とも入ったことは快挙と言えると思います。
錦織は準々決勝で王者ジョコビッチと対戦しました。これまで14連敗と分が悪いのですが、この大会の錦織の活躍を見るとそろそろ一矢を報いるのではと期待していました。不安材料としてはフルセットマッチの多い錦織の体力でした。
1セットは互角の感じでスタートしたのですが、中盤から錦織の動きが悪くなってきました。このセットを1-6で取られたセット間で、錦織はトレーナーを呼び太もものあたりを治療しましたが、2セットに入るとさらに動きが悪くなり、結局1-4となった時点で棄権してしまいました。
やはりこれまでの疲労が蓄積してしまったようです。5セットマッチの場合はいかに省エネで勝ち上がるかが課題かもしれません。
大坂なおみの準々決勝は第6シードのスビトリナとの対戦となりました。この選手はとにかくよく返す粘り強く、昨年のファイナルで優勝した実力者です。大坂はこういったデフェンスの良い選手を苦手としており、苦戦が予想されました。
ところが試合が始まると、大坂の鋭いショットが面白いように決まりました。1セットは6-4でとり2セットに入ると大坂の勢いはますます上がってきました。スビトリナの不調もあったようですが6-1の圧勝となりました。
準決勝はセレナ・ウイリアムスをフルセットの末破った第7シードのプリスコバが相手となりました。この二人は昨年の東京の東レオープンで決勝戦を戦い、大坂は敗れています。しかしこの大会では大坂はさらに進歩しており、良い試合が期待できました。
プリスコバは左右に振ったり、ドロップショットやネットプレーと多彩な攻めを見せてきましたが、大坂はこれにうまく対応し、1セットを6-2で取ることができました。
2セットも大阪がリードしたのですが、すぐに追いつかれ互角の戦いとなりました。4-5となった大坂のサービスゲームを少しのミスにつけ込んでブレークし、4-6でプリスコバが取りました。この試合の決着はファイナルセットにもつれ込み、どちらが勝つか全くわからなくなりました。
しかし大阪のショットの安定感がやや良くなり、若干優位な感じはしましたが互角のスコアで進みました。終盤大阪が待望のブレークを果たし、このリードを保てるかどうかがカギとなってきました。
大坂得意の弾丸サーブも入るのですが、プリスコバも何とか返してきます。5-4となった大坂のサービスゲームをキープすれば勝てるのですが、この辺ははらはらしながら見ていました。最後のポイントを得意のサービスエースで取り、大坂の決勝進出が決まりました。
グランドスラムを昨年優勝した全米オープンに続き2大会連続で決勝進出は素晴らしいことです。もちろん優勝してほしいのですが、果たしてどうなるか、決勝のクビトバ戦が楽しみです。
錦織は準々決勝で王者ジョコビッチと対戦しました。これまで14連敗と分が悪いのですが、この大会の錦織の活躍を見るとそろそろ一矢を報いるのではと期待していました。不安材料としてはフルセットマッチの多い錦織の体力でした。
1セットは互角の感じでスタートしたのですが、中盤から錦織の動きが悪くなってきました。このセットを1-6で取られたセット間で、錦織はトレーナーを呼び太もものあたりを治療しましたが、2セットに入るとさらに動きが悪くなり、結局1-4となった時点で棄権してしまいました。
やはりこれまでの疲労が蓄積してしまったようです。5セットマッチの場合はいかに省エネで勝ち上がるかが課題かもしれません。
大坂なおみの準々決勝は第6シードのスビトリナとの対戦となりました。この選手はとにかくよく返す粘り強く、昨年のファイナルで優勝した実力者です。大坂はこういったデフェンスの良い選手を苦手としており、苦戦が予想されました。
ところが試合が始まると、大坂の鋭いショットが面白いように決まりました。1セットは6-4でとり2セットに入ると大坂の勢いはますます上がってきました。スビトリナの不調もあったようですが6-1の圧勝となりました。
準決勝はセレナ・ウイリアムスをフルセットの末破った第7シードのプリスコバが相手となりました。この二人は昨年の東京の東レオープンで決勝戦を戦い、大坂は敗れています。しかしこの大会では大坂はさらに進歩しており、良い試合が期待できました。
プリスコバは左右に振ったり、ドロップショットやネットプレーと多彩な攻めを見せてきましたが、大坂はこれにうまく対応し、1セットを6-2で取ることができました。
2セットも大阪がリードしたのですが、すぐに追いつかれ互角の戦いとなりました。4-5となった大坂のサービスゲームを少しのミスにつけ込んでブレークし、4-6でプリスコバが取りました。この試合の決着はファイナルセットにもつれ込み、どちらが勝つか全くわからなくなりました。
しかし大阪のショットの安定感がやや良くなり、若干優位な感じはしましたが互角のスコアで進みました。終盤大阪が待望のブレークを果たし、このリードを保てるかどうかがカギとなってきました。
大坂得意の弾丸サーブも入るのですが、プリスコバも何とか返してきます。5-4となった大坂のサービスゲームをキープすれば勝てるのですが、この辺ははらはらしながら見ていました。最後のポイントを得意のサービスエースで取り、大坂の決勝進出が決まりました。
グランドスラムを昨年優勝した全米オープンに続き2大会連続で決勝進出は素晴らしいことです。もちろん優勝してほしいのですが、果たしてどうなるか、決勝のクビトバ戦が楽しみです。