牛肉とカブの餡掛け煮弁当／「タン塩」の話し。

　牛肉とカブの餡掛け煮
　　（牛挽き肉、タマネギ、ニンジン、カブ、コンニャク、ニンニク、シメジ、卵）
　コールスローサラダ（キャベツ）

　煮込みすぎると、トロトロになってしまうので、これはダメ。加減が難しいが、そんなカブが、妙に好きである。今回も、後入れで調節し、大成功。美味しく炊けた。

　「焼き肉」を食べるなら、「タン塩」だけで十分。ほかの肉はいらない。そんな「タン」も、スーパーで普通に売られているようになったが、どうにも食指が動かないのだ。
　やはり、「焼き肉屋」で食べるのが、一番なようだ。
　
　香港に居た頃、食べ放題の「焼き肉」を度々訪っていたのだが、ここで、「塩をくれ」と言っても中々、通用しないことが多かった。甘々、ドロドロのタレしか認めない香港人なのだ。
　「塩だ。塩だけで良いのだ」と、何度も言って居た記憶がある。
　そして、一度だけ、油に塩を入れたツケダレ（？）を小皿で提供してくれた店があった。塩、台無し。こんな物使えるか！　ってなものであるが、韓国だか、台湾だったか忘れたが、こういう食べ方もあるそうな。
　多分、店員が気を利かせてくれたのだろうが、お節介極まりないのであった。
　折角の好意であったが、もちろん、油なんぞに肉をつけ込む道理も無く、辞退させていただいた。

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