![Jasmine_revolution Jasmine_revolution](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/5d/db15d34386f13bd4dee595a72ee9ecd9.jpg)
北アフリカや中東で民主化・自由化を求めるデモが続発している。
「民主化」や「自由化」というお題目は、
いかにも正しい思想のようにきこえるし、理想的な社会のイメージがする。
けど、イスラムの教え(教義・文化)と民主主義は両立するんだろうか?
以下は傍証なしの素人見解だけど、
民主主義はキリスト教とセットになって、初めて機能するんじゃないかな?
ホメイニ革命後のイランの例もあるし、
仏教(無宗教)国のわが国もちゃんと機能しているかどうかは甚だ疑問だ。
そもそも、「政教分離」というものは可能なんだろうか?
日本への仏教伝来も、鎮護国家のシステムとして律令制とセットで輸入された。
21世紀になった今も、ドイツにはキリスト教民主同盟という政権与党があるし、
米大統領は聖書に左手をのせ就任の宣誓を God にする。
宗教と政治は分離不可なものだと、そろそろ認めてはどうだろうか?
中東で起きてることは、民主主義運動じゃなくて、
キャピタリズムへの傾倒のような気がしてならない。
極東の片隅で、僕ごとき小市民が、
他国の政治システムや宗教観などを気に病んでも仕方がないけど、
この一連のムーヴメントは何か大きな揺り返しがくるようで心配だ。