
メディアでは連日、関係者へのインタビューが報道されている。
まっ、おめでたいことだから、はしゃいでもいいよな。
先日、このブログに、
村上春樹氏のエルサレム賞の受賞スピーチについての所感を書いた。
春樹氏のそれとはまったく趣を異にしているけど、
『つみきのいえ』の加藤久仁生監督のアカデミー賞での受賞スピーチも素晴らしかった。
以下は、うろ覚えだから、思い違いがあるかもしれない。
So heavy.
Thank you, my supporters.
Thank you, all my staff.
Thank you, my pencil.
Thank you, my producer.
Thank you, Academy.
Thank you, animation.
Thank you, my company, Robot.
Domo arigato, Mr. Roboto.
加藤監督、スベっちゃったな。
自身の会社 Robot にかけて、
Styx のヒット曲「 Mr. Roboto 」の一節 -ドモアリガット ミスターロボット- を最後にもってきたんだけど、
オーディエンスには伝わらなかったみたい。
この曲、アメリカじゃ、思いの外、マイナーなのかな?
僕は、バカウケでしたけど。
オモシロいだけじゃない。
「ありがとう!僕の鉛筆」のフレーズは、ホントにセンスがある。
技術だけじゃなく、ウィットやユーモアもこの人は持ち合わせてる。
拍手!
「ドモアリガット ミスターロボット」は、
Robot じゃなくて、Roboto と「o」がついてるのがミソなんですよね。
リフレインでは、
「センキュベリマッチョ ミスターロボット」とあえて歌ってます。
あの作品はゆっくり見てみたいなと思いました。
加藤監督のあのスピーチはそういう意味だったんですね。私はてっきり日本語を使いたくて言ったのだと思っていました。
「Thank you, my pencil.」はステキでした。