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「幹事長」などときくと何やら権力の権化のようなイメージがあるが、
この会の幹事長はぶっちゃけお世話係、下足番である。
メンバー(もしくは、その親族)が他界したとき、
会員に訃報をお知らせし、供花・弔電・受付人員の手配する。
毎月11日に開催される例会という名の飲み会の段取りをする。
会長や先輩に叱られる。現役から煙たがられる。
幹事長の役目といっても、この程度のものなのだ。
にしても、ここ数年、例会が賑やかだ。
30人を下ることがまずない。
総会には50人を超えることすらある。
何なんだろうな?このおっさんパワーは...
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つまり卒業1年目の若造が担当する習わしになっている。
僕もかつて経験したが、これが意外にむずかしい。
200名超のメンバーに案内して、返信は30通くらいだった。
残りの170名は来るか来ないかわからず、
しかも当日に「ドタキャン」ならぬ
「ドタ来る」もめずらしいことじゃない。
どうやって店に予約を入れようかと、いつも途方に暮れていた。
ことしの新入会員も苦労しているはずだ。
今月と先月の例会には、10年ぶり以上ご無沙汰している先輩の出席が相次いだ。
JCの摩訶不思議さは、毎回くるヤツがたまに休むと不参加をなじられ、
たまに来た人には「よく来たな!」と賛辞の声を惜しまない。
この「らしい」矛盾を楽しみながら、幹事長職を全うしたい。
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