![Factory Factory](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cd/3d5b75cf3f30460a01a715185706baa0.jpg)
賛成:40.1% 反対:32.0%
賛成が、反対をはじめて上回った。
安穏を貪ぼり、無反省に日々の生活を送っているこの国の人びと(もちろん僕を含めて)も、
さすがに「このままじゃヤバイ!」と思いはじめたようだ。
企業におけるクールビズ、官公庁のエアコン温度設定規制、家庭での節電など、
ある意味 涙ぐましい取り組みが為されているけど、どれも多分に精神論的処方箋で、
環境負荷の抑制の決定的な解決策にはいたっていない。
チマチマと取り組むよりも、
いっそのこと環境税を賦課して、地球温暖化対策のコストを捻出するほうが近道かもしれない。
それも、なんだか虚しい気がする…。
でも、嘆いてばかりもいられない。なにかしないとね。
![Perfect_stranger Perfect_stranger](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6b/85739d3ba7516dc4b49f7be022cf1993.jpg)
この映画のウリは、
「ラスト7分11秒、あなたは絶対騙される」
というコピー。
以下、ネタバレ注意!
ひと言でいえば、犯人が最後までわからない大ドンデン返し的ミステリー。
そのプロットは、むしろオーソドックスといってよく、
アガサ・クリスティ時代からミステリー・フリークが王道としてきた謎解きのルーティン
「最も疑わしくない人物が真犯人」というマナーに則っている。
たしかに、犯人を最後まで特定できなかった。
そういう意味ではオモシロい作品といってよく、よくできたプロットだった。
でも反面、犯則といえなくもない。
僕的には、
「捜査側の○○に犯人を設定してはいけない」
というミステリーの禁忌を冒しているように思えてならない。
大昔(ファミコン時代)にやったアドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』と同様、
謎が解けても釈然としないなにかが残った。
とくに終盤、制作側のいうところの「衝撃のラスト」にむかうまでのシーンは駆け足で、
ちょっと雑な感じがした。
まぁ、たしかに“騙され”ましたけど…ね。
どうせ観るなら、『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』のほうがヨカッタかな?
スッキリしそうだし。
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