未だ10万人ちかい避難者がいて、余震もつづいている。
震災関連死も二桁にのぼり、今日は豪雨に見舞われている。
被災地が心配だ。
熊本には複数の友人知人がいるが、幸い彼らは無事のようだ。
そして自らが被災者にもかかわらず、避難者への支援をし、
さらに復旧に向けての闘いをもはじめている。
僕にできることは何なのだろう?
熊本の惨状と同時に大分県の被災状況もメディアで流されているから、
たくさんのお取引先や友人からお見舞いや安否の連絡をいただいた。
数年ぶりのやりとりもあったりして、感謝の言葉もない。
幸い僕が住んでいる地域の被害は少なく、現在は小康状態を得ている。
ライフラインにも支障はなく、物資にも不自由していない。
ハッキリいって、ここは被災地じゃない。安全地帯だ。
阪神淡路大震災のころと圧倒的にちがうのは、
インターネット環境だろう。
情報が得られやすくなった反面、心ない誹謗中傷が飛び交っている。
甘っちょろいこと言うようだけど、今は足の引っ張り合いじゃなく、
この情報ツールを善意に、プラスに作用するように利用すべきだ。
被災地の人びとには、偽善の涙も決まりきったお悔やみも必要ないだろう。
実質的で、直接的な支援を望んでいる。
僕にできることを、できるだけやる。
僕の取り組みなど、毛ほどの効果もないにちがいない。
それでもこの国に、九州に暮らすものとして、
じっとなんてしていられない。
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